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株式会社DearOne

  • IT/Web・通信・インターネット系

累計DL1億件突破のアプリ開発から、クライアントのグロースハックまで担うデジタルマーケティング企業

自社サービス製品あり
カジュアル面談歓迎

企業について

アプリ開発と、その後のクライアントのグロースハックをサポートするデジタルマーケティング・ソリューション企業としてBtoBtoCビジネスを展開し、急成長を続けている株式会社DearOne。NTTドコモのマーケティング戦略子会社だ。事業領域の拡大に伴って2021年4月に株式会社ロケーションバリューから現社名に変更し、さらなる成長に向けて新たなスタートを切った。

同社のアプリ開発の主軸が、国内最大級の公式アプリ開発サービス『ModuleApps』だ。プッシュ配信機能やクーポン機能等の豊富なアプリ機能の中から、欲しい機能を選ぶだけで早く簡単にアプリをローンチできるのが特徴。使い勝手の良さから大手企業をはじめ、自治体からも高い支持を獲得し、2024年には累計ダウンロード数が約1億件を突破した。共同開発するクライアントには、ウエルシア薬局、ドトールコーヒー、ケーズデンキ、慶應義塾大学、PLAZA、AOKI、JALカード等、ナショナルブランドがズラリと名を連ねる。

この事業に加え、2019年10月にグロースマーケティング部を立ち上げて、グロースマーケティング支援事業を開始した。代表取締役社長の河野恭久氏は、その背景を次のように語る。

「従来、当社はアプリ開発でお客様から対価をいただいてきました。しかし作るだけではなく、それをきちんとユーザーの方々にご利用いただいて、企業とコミュニケーションが取れるツールにしていくべきだ。そう考えて、アプリをマーケティングツールとして見直したのです。すると見えてきたのが、ユーザーがどのボタンを押したか等のデータを取り、それに応じてキャンペーンや施策を打ち、その結果を見て次の施策に繋げていく一連のサイクルです。そのサイクルを円滑に回し、企業の成長をサポートするビジネスへのチャレンジを決めたのです」

そして2019年12月にユーザー行動分析ツールのリーディングカンパニー『Amplitude』と契約を締結。総合代理店として、最先端のグロースマーケティング支援サービスを開始した。

「『Amplitude』は有償ユーザー約3000社のサービスに使われているグローバルではポピュラーなツールです。提供開始から約4年が経過し、クライアントへの導入は順調に進んでいます。効果が一番出ているのが、プロダクトがマネタイズに直結するサブスクリプションやデジタルコンテンツビジネス。例えばゲームアプリでは、ユーザーのプロフィール、プレイの仕方、課金のタイミング等を分析し、それに応じた施策の企画・展開・振り返りを繰り返し、収益の拡大に繋げていきます。今進めているのが、実店舗をお持ちのOMO(Online Merges with Offline)系クライアントへの導入です。『Amplitude』でアプリやオンラインショップのデータを分析し、それにオフライン、実店舗のデータを掛け合わせる。それによって、例えばアプリでクーポンを見た人が1日後にお店に来て買ってくれたといった行動まで把握できます。このようなオンラインとオフラインのデータの融合は、今後さらにニーズが高くなると見込んでいます」(河野氏)。

アプリ開発事業に加え、グロースマーケティング支援事業も順調に実績を伸ばしており、業績も好調だ。

「ここ数年、売上高は前年比140~150%で成長を続けています。今期の目標もかなり高めの設定ですが、コロナの影響で企業のデジタル化が加速している影響もあって総じて好調で、達成できると見ています」(河野氏)。

エンジニアにとって同社の魅力は、最新技術に触れながらクライアントに近い位置で、自社サービスの開発に取り組める環境だ。全てを自社内で行っており、客先常駐は一切ない。CTOの佐々木 宏和氏は次のように語る。

「開発部門には大きく分けると三つのチームがあります。一つは当社が手掛ける全てのアプリのベースとなる『ModuleApps』を設計・開発するチームです。マーケット動向や新技術をいち早く捉え、新機能を追加していく役割を担っているので、最先端技術を積極的に取り入れてカタチにしていく面白さがあります。二つ目は『ModuleApps』をカスタマイズして、クライアント向けアプリを設計・開発するチーム。クライアントと話をしながら、まだどこにもない機能や仕組みを考えて、それを実装していく楽しみがあります。三つ目がDX推進部と連携して『Amplitude』とクライアントのシステムを連携する部分を設計・導入するチームです。最先端のグロースマーケティングツールを使った新しい仕掛けをクライアントと一緒に考えて実装していく面白さがあります」

また、DX推進に携わり、我が国で急速に注目が集まっているカスタマーサクセス領域で最先端の経験が積める魅力もある。河野氏は次のように付け加える。

「当社では、国内の有名企業と伴走しながらサービスを提供しています。そのため、大手企業のどの部門がどんなデータを持っていて、どう活用していこうと検討しているのか分かります。広くビジネス全体を見ながら仕事がしたい方には魅力的な環境です。また当社では『Amplitude』に加え、アメリカやインドのグロースマーケティングツールを取り扱っており、管理画面やデータ連携等を研究しています。世界最先端のツールを経験できるのも魅力です」

同社が求める人物として、河野氏は「当事者意識」「想像力」「チャレンジ」をキーワードとして挙げる。

「一番大切なのは当事者意識です。社員には歯車になってほしくありません。経営者、チーム長の視点で考えて、判断してほしい。もう一つは、相手の気持ちを考える力。私達のビジネスは最終的にエンドユーザーに評価いただく必要があります。自分本位のプロダクトをつくっても絶対評価されません。エンドユーザーがどう感じるかを想像できる方が必要です。そして、とにかくチャレンジしたい方。当社にはNTTドコモの資本が入っていますが、その安定性だけを求める方はミスマッチだと思います。」

現在、同社は約200名体制(2024年1月時点)。20~40代の社員が活躍しており、平均年齢は36歳前後。東京都港区虎ノ門にあるオフィスは、2020年2月に開設したばかりで、休憩室やリラックスブース、セミナールーム、社員食堂等が完備している。東京メトロ「虎ノ門ヒルズ駅」から徒歩1分、「虎ノ門駅」から徒歩7分と、アクセスもいい。企業カルチャーについて河野氏と佐々木氏は次のように語る。

「人を大事にする会社ですね。フラットで、社歴や役職に関係なくお互いに尊重し合う風土があります。また、新しいモノ好きが多いですね。新技術や流行にはすぐ食いついて、調べて手を出そうとします。私自身も新しいモノ好きで、ガラケー時代から新機種が出るたびに開店前からドコモショップに並び、誰よりも早く手にしていました」(河野氏)。

「チャレンジに対する敷居が低い会社ですね。とにかくやってみて、結果は結果として受け入れよう、ぐらいの気持ちで、みんなためらいなくチャレンジします。また、ゲームやアニメ、マンガ、旅行、カメラ等、何かしらこだわりがあって、好きなものはとことん突き詰めようとする人が多いですね。私もガジェットオタクです」(佐々木氏)。

そのほか、部活動のフットサルを楽しんでいる人や、男子チアリーディング部のコーチをしている人、社交ダンスに熱中している人等もおり、社員の趣味・嗜好は多種多様。最近では、社内イベントで人気ゲームファンの社員同士がゲーム大会を開き、生配信したそうだ。

「仕事より大事なものがある」との考えから、ワークライフバランスを重視した環境を整えているのも同社の特徴だ。完全週休2日制(土日祝休み)で、年間休日は124日。自由度の高いフレックスタイム制や裁量労働制を導入しており、残業は月20~30時間と少なめだ。

福利厚生も充実しており、『WOWコイン』といって、感謝のメッセージと成果給になるコインを従業員同士で送り合い、コイン総額がそのまま給与に反映されるユニークな制度もある。この制度のおかげで、社員の思考や仕事ぶりがポジティブになってきたと河野氏は語る。

「今後目指しているのは、当社のおかげでDXが上手く進んで成長したと、多くのクライアントから感謝され、認めていただける企業です。最終的には当社のアプリを使う消費者に評価されたいですね。もちろん、消費者の多くは当社の存在は知らないでしょう。でも、私達が作ったクライアントのアプリを使って『なんかこのアプリ使いやすいよね。私、この会社のファンになっちゃった』と言ってもらえたら本当に嬉しいですね」(河野氏)。

強力な自社サービスと世界最先端のグロースマーケティングツールを武器に急成長を続ける同社。ベンチャーと大手企業のハイブリッドな企業風土も魅力的だ。業界の最先端でチャレンジングな経験を積んで成長したい方にはおすすめだ。

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インタビュー

株式会社DearOneのインタビュー写真
河野 恭久 代表取締役社長

── これまでの経歴について教えてください

 学生時代はスポーツに明け暮れていまして、学業を終えた後、大学の先輩が起業しました人材ビジネスの会社を知りJoinしました。そこで掘っ建て小屋だった会社が最終的には東証一部上場会社になり、ビジネスをスケールしていく過程を思いっきり楽しむことができました。

 ビジネスのいろはや会社を大きくしていくノウハウを学べた一方で、東証一部までいくと会社が大きくなって大企業病にかかり、あまり面白くなくなってきました。そこでもう一度会社を大きくする仕事をやりたいと思い、当時の創業者である砂川さんと一緒にJoinしました。

 最初は人材派遣関連の仕事をしていま... 続きを読む

求職者の声

企業情報

会社名

株式会社DearOne

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

IT/Web・通信・インターネット系 > モバイル/アプリサービス

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、自社サービス製品あり
資本金

1億円

設立年月

2011年05月

代表者氏名

代表取締役社長 河野 恭久

事業内容

・O2O領域におけるスマートフォンアプリ及びBaaSの提供サービス
・デジタルマーケティング関連ツールの提供及びそれに伴う支援サービス
・携帯電話の位置情報を利用した時限クーポン配信サービス

株式公開(証券取引所)

主要株主

株式会社NTTドコモ/その他

主要取引先

株式会社モスフードサービス/ゴディバ ジャパン株式会社/株式会社ドトールコーヒー/株式会社サンマルク/株式会社ケーズホールディングス/株式会社スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニー/ライフネット生命保険株式会社/タワーレコード株式会社/株式会社ツルハホールディングス/株式会社JR東日本クロスステーション/慶應義塾大学/同志社大学/株式会社グロービス/株式会社JALカード/ANA X株式会社/株式会社共立メンテナンス/DCMホールディングス株式会社/埼玉県飯能市役所/イオン九州株式会社ほか、多数の取引実績あり

従業員数

197人

平均年齢

36歳

本社住所

東京都港区虎ノ門 3-8-8 NTT虎ノ門ビル 4階

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