人材採用において、重視する点や採用ポリシーはありますか?
当社の企業理念は『社会の問題点を解決する』です。 「人を活かす」というパソナグループの各事業を通して、年齢も性別も問わず、一人ひとりの人生設計に合わせた働き方ができ、自由に才能を活かせる社会の実現を目指しています。その社会インフラの構築が、私たちの使命です。 この企業理念は当社のすべての活動の根本にあり、社員全員が共有している価値観です。従って、企業理念への共感と理解があるかは重視する点ですね。 その上で、持ち合わせていただきたい素養が、意志の強さ、です。 この会社には、個々人が思い浮かべる将来の姿を、実現させることのできる環境やチャンスがたくさんあります。自分が目指していること、意思を貫きたいことなどを明確にしていただけると、入社後のキャリアであったり、目先のミッションなどの会話にも、より具体的な道筋をお示しすることができます。面接といっても人と人とのコミュニケーションですから、より充実した出会いの場としたいですね。 ただ「面接」という場で、そこまで強烈な個性や意思の強さを出すことに、遠慮される方も多いかと思います。仕事を通じて叶えていきたい夢や希望の部分を、是非お聞かせいただきたいと考えています。
IT統括では中途採用で活躍している社員の前職は?どのようなタイプが多いですか?
それぞれ様々なキャリアを経て、当社に入社しています。 前職においても、事業会社のIT部門でSEをされていた方はもちろん、SIerで長年SEを経験されてきた方、通信事業者でネットワークエンジニアとして活躍されてきた方などが、事業会社側のITに携わりたいという想いで、キャリアチェンジを実現したという方も多く在籍しています。 事業会社でのエンジニアのやりがいは、圧倒的にその事業の当事者として関われること。自分たちのために直面する課題を解決し、目標を遂行できる面白さがあります。 今、在籍しているエンジニアのタイプで言えば、皆とてもプロ意識が高い。ミッションを成し遂げるために、新たな挑戦を厭わずに挑んでいます。困難な課題に直面しても、絶対に逃げることなく強い責任感をもってその解決に臨む。何のためにこの仕事に向かっているか、という目的意識を強く持ち合わせている人が多いですね。 そして、人が良さ、ホスピタリティに溢れるメンバーが多い。 人のために自分は何ができるのかを自然と考えられるタイプが多く、当社を通じて働く皆さんの顔を思い浮かべながら、エンジニアとして、自分のスキルを使って何を成し遂げられるかを考えるような、そういったマインドを強く感じることができます。 根底には、我々のスペシャリティであるITは、あくまで手段であり、そも目的は別のところ、まさに事業の当事者と同一の視線を持ち合わせていることの証であると考えています。
ご自身についてお聞かせください。キャリアチェンジについて。また、現在のお仕事のやりがいはどんな部分でしょうか?
私は、ソフトウェアの開発から始まり、外資系のITベンダーを経て、2007年にご縁があってパソナグループに入社しました。それまでは、販売や導入といった立場でキャリアを積み重ねてきましたが、当社に入社後は、まさに導入し、運用が開始してからが勝負、ということで、同じITのフィールドで仕事はしているものの、立場や責任は大きく転換したと考えています。 現在はパソナグループ全体のIT部門を統括しています。 グループ全体の事業や取組みは、日々大きな変化を遂げていく中で、新しいテクノロジー活用の道筋を作ったり、これまでに蓄積されてきた価値との掛け合わせで、さらに別の価値を創出したり、といったことの繰り返しの毎日です。そういった、これまでの経験や専門性が、「人を活かす」「雇用を創出する」といったグループ全体の目指す所に大きな貢献を果たしつつあることを感じることが、やりがいやおもしろさとして感じる点です。
社員に求める仕事への取り組み方をお聞かせください。
最初に企業理念をお話しましたが、社員に対しても同じ思いを保ちつつ、その理想の実現を目指しています。働く一人ひとりの実情やライフスタイルに応じて、より豊かな人生を歩むことのできる職場でありたい。 一方で、「社会の問題点を解決する」プロフェッショナルとしては、求められる仕事のクオリティや、人それぞれの人間性についても高いレベルを目指していくことが求められます。 職務に対する厳しさの中にも、やさしい空気に満ちた雰囲気作りを目指していますので、ここで働く皆さんには、個々人で思い描くキャリアの可能性を追求していただきたいと考えています。 パソナグループには、約60社もの連結グループ会社が国内外にあり、各社がそれぞれの専門性や強みを発揮する事業展開を行っています。「雇用」にまつわる事業領域も多岐に渡ります。これだけの地盤を備える会社です。一人ひとりの社員の「やりたい」ことに応えられる「何か」はグループ内のどこかには存在しているでしょう。 また、仮にそういった機会が、今時点でない場合は、大義名分に対する理解を促していくことで、場合によっては社長として新たに会社を起こし、新たな「何か」を推し進める当事者となる、そんなことも普通に起こりえるのがこの会社の特徴です。 チャレンジする社員に対する機会はもちろん、ライフワークとのバランスでスペシャリティを活かしたい、自分だけのキャリアパスを描きたい等々、一人ひとりの社員のニーズに沿った仕事環境を提供できるものと考えています。 パソナグループ社員の持つ強みを活かしながら、ITやテクノロジーの活用による効率化や合理化にも目を向け、その主導を果たしつつ、新たな発想で仕事に取り組んでもらいたいと期待しています。
最後に応募者の方へのメッセージをお願いいたします。
パソナグループの仕事は、「人を活かす」ことです。 これは、パソナを通じてお仕事の機会をご提供する、という枠に留まらず、パソナの社内で働こうとする全ての方々にも、一人ひとりの想いを受け止めた「活きる」ための機会をご提供する、という考えにもつながっています。 応募者の方々には、これまで培われた専門性や経験に裏づけされた、未来に向けた強い意志や志向を、是非忌憚なくお聞かせいただければと思います。パソナグループには、社員一人ひとりの挑戦を尊重し、積極的に応援するというカルチャーがあります。「何か」を成し遂げたいと願う人には、未来の活躍の場について、豊富なリソースと総合力をもって、その実現を後押しする風土があります。 そういった挑戦の一つひとつが、未来のパソナグループを創り上げる原動力となります。私たちの想いに共感をいただきつつ、ユニークな感性をお持ちの皆さんとお会いできることを楽しみにしています。