岡野氏にとって仕事とはどういうものでしょうか? 職業観をお聞かせください。
職業人は、人ではなく、仕事・サービスに仕えるべきだと考えています。 会社の経営においては、仕事やサービスの効用を最大化すべき観点から、人や資源の配分を決めていく必要があります。また、会社やサービスには発展と成長のステージがあるため、そのステージの各段階に相応しい形で、人や資源の配置が柔軟に組み替えられていくことが大切です。 サービスに仕える、そしてサービスの向こう側にいる顧客と世の中にベストな価値を提供する、そのような視点で、会社を経営することを心がけています。 また、創業者がいなくなっても勝ち進める会社にしたいです。 会社は、法人として、創業者亡き後も永続して活動できる点に価値があります。分かりやすい例えで言えば、スタジオジブリのように創業者のカリスマに依存する会社ではなく、ディズニー社のようにクリエイティブな価値を組織的かつ継続的に生み出せる集団でありたいと願っています。
人生で大切にしていることや座右の銘がありましたらお聞かせください。
自分自身に対して「退路を断つ」という意識を大切にしています。 現状維持や負荷がない状況では、ストレスもなく成長できません。自分にとってアウェーな環境、変化が激しくて予測不可能な状況、前例がなくて未整理で混沌とした状態、考えただけで面倒くさいことが山積みの場面に、退路を断って自らを投げ入れることで、人は大きく成長できると信じています。 自分ではこれを「心中スタイル」と呼んでいます(笑) また、自叙伝や伝記をよく読みます。世に名を残している人たちって、変わった人たちが多くて面白いです。 日経新聞朝刊の「私の履歴書」も好きで、欠かさず読んでいます。経営者が書いた本もよく読みますし、海外・日本問わず古典も読みます。
趣味は何でしょうか?また、今楽しみにしていらっしゃることなどありましたらお聞かせください。
筋トレとトライアスロンが趣味で、日常的にトレーニングをしています。 もともとはスポーツには特に興味はなかったのですが、30歳をすぎた辺りから太りだし、ダイエットの一貫としてランニングを始めたところ、どんどんエスカレートして今に至ります。 仕事の合間を見つけて、トレーニングすることが多いです。 以前はゴルフをよくしていたのですが、時間が取られるので最近はあまり行けてません。 団体競技よりも、自分のペースで練習に打ち込める競技が性に合っています。
社員に求める仕事への取り組み方をお聞かせください。
当社は残業がないですが、それは決して"ゆるく"働くという趣旨ではありません。 試験のように、限られた時間の中で最大のパフォーマンスを発揮して欲しいということです。集中力を発揮して欲しい。 そのためには自己管理が必要ですし、日々見直しや振り返りが必要になります。 現場での工夫としては、Webツールを使って工程を見える化したり、タスクを連動させたり共有したりと、効率よく業務を進められるような工夫をしています。
最後に、応募者の方へのメッセージをお願いいたします。
この会社に入って損はさせません!(笑) 今はまだ無名の会社ですが、10年後には社会の中で名誉ある地位を占めていることを約束します。 10年後に、あなたの友だちから「あの会社に、そんな頃から在籍していたの?」と驚かれるような、そんな成長の軌道を、これから一緒に作っていきましょう。