トライネットという社名の由来を教えてください。
経営を担う者、営業を担う者、技術を担う者の3者が互いに協力、補完し合いながらスタートした会社であり、ネットワークを中心軸においていたことから、トライアングルとネットワークを合わせて、トライネットと名付けました。創業当時は本当に何もなかったので、お付き合いのあるお客様1社1社を大切に、満足いただける成果を返すよう心掛けながら一歩一歩実績を積み上げてきました。現在があるのも、お客様のメリットを最大に引き出すための技術を提供することと、社員を大切にしてきたおかげだと思っています。 なぜ、そこまで技術にこだわるのか。 それは当社の商品が『技術』だと考えているからです。お客様に最高の満足を提供するには、社員一人ひとりが自分の得意分野を活かす必要があります。そのため、当社の商品はソフトウェアではなく、『技術』であるべきだと考えるからです。
社員に対する思いや期待することを教えてください。
当社の商品は『技術』です。そして、その技術をもっているのは、会社という組織ではなく、一人ひとりの社員です。つまり、「社員」は当社にとって大切な財産だと考えています。だから、充実した福利厚生や研修環境の整備、裁量労働制の導入など、社員が働きやすい環境の提供に力を入れています。 期待することは、会社では鎧を脱いでほしいことですかね。人は家から外へ出るとき、自分を守るため、飾るために鎧をまといます。しかし、その人が本来持っている力を発揮するには、無理に自分を強制するような鎧は脱いだ方がいいと思うのです。カッコつけようとして本当の気持ちを押し殺していては損することが結構多いものです。自分をオープンにすることは強みになるのですよ。だから、社内ではくだらない鎧を脱いで、存分にありのままの自分を発揮してほしいと思っています。社員は家族なのですから。
座右の銘はありますか?
継続は力なりという言葉が好きです。私は大分出身なのですが、1980年頃に当時大分県知事だった平松(守彦)さんの提唱で『一村一品運動』という地域振興運動が始まりました。これは各市町村がそれぞれ1つの特産品を育てることで地域を活性化しようという運動です。特産品を育てるという事業は地道な活動が求められるものですが、やり抜いたことで日本全国に通用するさまざまなブランドが誕生したのです。 鉄鋼王といわれるアンドリュー・カーネギーの「情熱を持ってすることは年齢に関係なく青春である」という言葉も好きです。スコットランドからアメリカへ移住し、織物工場の作業員から鉄鋼王にまで上り詰めた立志伝中の人物です。情熱を持ってやり続けることで成功を成し遂げられるというメッセージに共感しています。奥さんに青春と書いてもらい、自宅に飾っているくらいです。
最後に求職者へのメッセージをお願いします。
人生にはたくさん分岐点があります。進学、就職、結婚、転職。多くの人と出会い、多くの経験をし、そして決断し歩んで行く。 振り返ってみれば、私にも厳しく時には優しく育ててくれた親や経営者や上司がいました。その全てが大切な出会いの一つだったのだ、と。 人生は出会いの連続です。その中には、良いものも悪いものもあると思います。しかし、いずれにしてもそこから何かを学び成長することはできると思うのです。 会社との出会いも同じようなものだと思います。5年後、10年後に振り返ったとき、トライネットとの出会いが良いものだったと思えるよう、私たちも環境の整備に力を注いでいきます。 だから、一緒に楽しく仕事をしませんか。当社は社員に力を発揮してもらいたいと本気で思っています。もし、今の仕事でくすぶっているなら、持てる力を発揮できていないとモヤモヤしているなら、じっくり話をしましょう。そして、当社との出会いに何か感じるものがあったなら、仲間に加わってください。お待ちしています。