代表深田のキャリアと設立背景
深田のファーストキャリアである株式会社ゆめみは2000年設立のモバイルを中心とした受託開発企業です。モバイルの公式サイト開発に強みがあり、月額300円というビジネスモデルで、数十万単位でユーザーが集まった経験などもあります。 また、ゆめみが知られるようになったのは、ケータイ向けショッピングサイト「ガールズ・ショッピング」を他社と協業で立ち上げた2001年から2005年のことです。すぐに月商2、3億円になり、グローバルで見るとモバイルECの先進事例でした。 2004年、2005年にVCから資金調達をした後、2006年からモバイルマーケティング領域に進出しています。 転機となったのは2010年頃。ゲーミフィケーションの発想に至り、2011年にBadgeville社との協業開始。その後、2011年10月にWeb接客のコンセプトの事業検証を開始しました。 当時はWeb接客というワードこそなかったものの、「オンライン上でのコミュニケーションの幅を広げる(割引や商品レコメンド以外に)」という発想は共通しており、またそれを実現するための仕組みとして「リアルタイムにフィードバックを返す」「様々な種類のコミュニケーションを設計できる」という取り組みは、業界初だったのです。 2014年4月に株式会社ゆめみから新設分割され、Sprocketが設立されました。2021年7月に総額7億6千万円の資金調達を実施し、累計調達額は13億円6千万円となり、さらなる成長に向け事業拡大中です。
今後の事業展開
自社開発しているCX改善プラットフォームに加え、プラットフォーム活用のコンサルティングも合わせて提供するBPaaS型のビジネスモデルを展開し、70,000回以上のA/Bテスト、長年積み重ねてきた経験と実績によるメソッドにより以下の領域拡大を狙っていきます。 (1)マーケティング領域を主戦場とし、CV向上から顧客育成・LTV向上へ領域を拡大 特にこれまでコンサルティング企業が提供していた領域をBPaaS型で置き換えていくことで新たな領域拡大 (2)OMO(Online Merges with Offline)等の領域へ 親和性の高い領域のツールベンダーとの協業を強化し、マルチチャネル化やOMOなどより幅広い課題領域への対処 (3)AIテクノロジーの活用 AIを活用したパーソナライズの精緻化への取組やシナリオの自動生成など、AI×コンサルでさらに価値の高い提案 こうした領域拡大のために、エンジニア、コンサルタントをはじめ様々なポジションで一緒に働く仲間を募集しています。