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株式会社アールフォース・エンターテインメント

  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系

開発実績330本超。数々のヒットゲームを手がけた老舗ゲームデベロッパー

カジュアル面談歓迎

企業について

株式会社アールフォース・エンターテインメントは、1999年創業のゲームデベロッパーだ。デベロッパーという立場上、なかなか表には出てこない存在だが、創業から今日(2020年)までに手がけたタイトルは330本強。その一部は、コーポレイトサイトに「開発年表」として記載され、同社の歩みがわかる。ユーザーの心に響くゲームを創る能力はピカイチで、スマートフォンゲームでは、制作したタイトルの80%がダウンロード1位を獲得、44%がグロストップ10獲得という実績を誇る。近年、手がけたタイトルは『MASS FOR THE DEAD』、『スクールガールストライカーズ ~トゥインクルメロディーズ~』、『ボーイフレンド(仮)きらめき☆ノート』など。

同社は、現代表取締役社長の横山裕一氏と専務取締役の木村信行氏の2人で創業した会社だ。ゲーム専門学校の同僚として2人は出会った。専門学校で、横山氏はシナリオライター、木村氏はプログラミングの講師を務めており、講師と並行して木村氏はドリームキャスト向けのゲーム制作を請け負っており、横山氏がそのプロジェクトを手伝ったことをきっかけに、今日に続く2人のタッグが始まったのだ。

その後、世に出始めたiモードに進出。麻雀、花札、フットサルなどを題材に、iモードゲームの黎明期に斬新なゲームを次々と世に送り出した。デバイスの進化に伴い、同社が手がけるゲームのフィールドも広がり、同時にパブリッシャーやキャリアなどの側で一緒に斬新なゲームをつくった同志たちも各所で活躍。アールフォース・エンターテインメントの取引先も拡大していった。

2012年に株式会社サイバーエージェント(CA)の傘下に入り、近年は、主にスマートフォンゲームを手がけてきたが、2019年に再び独立、2020年にCRI・ミドルウェアグループへ加入。2023年にはCRI・ミドルウェアグループを抜け株式会社NextNinjaの子会社化となった。現在、アールフォース・エンターテインメントの20年にわたる実績と、その制作能力を知るパブリッシャーからの引き合いが絶えない状況だ。

アールフォース・エンターテインメントの掲げる理念は、「お客様に尊敬され、お客様の人生を変えるエンターテインメントを創造する」だ。社長の横山氏は言う。「僕自身、小さい頃にゲームで遊んで、この業界に入りたいと思いました。お客様に強い印象を与えられるのがエンターテインメントを創るということ。ならば、人生を変えるほどのモノを創りたい」。

横山氏は、何とかしてゲーム開発の仕事がしたかったものの、当初はゲーム会社への就職が叶わなかった。自分流で創ったゲームを売って歩き、言わば自ら扉をこじ開けてゲームの世界に入って来た人物だ。横山氏にとってゲームとは、そこまでの「熱」を起こさせるものであり、それを自分でも創りたい。その思いが、理念に込められている。

それゆえ、同社のゲームづくりのポリシーは、何よりもユーザーストーリー重視だ。制作にあたっては、多くのヒットゲームを含む330本強のタイトルを世に送り出すなかで蓄積してきた経験とノウハウを、余すことなく目の前の1本に注ぎ込む。デベロッパーという立場上、パブリッシャーがいて、その先にプレイしてくれるユーザーがいるという構図になるが、アールフォース・エンターテインメントが見ているのは、まずはユーザーだ。パブリッシャーの言う通りにそのまま創るのではなく、ユーザーにとって最良のものを、パブリッシャーと一緒に創るというスタンスであり、長年にわたる付き合いの中で、各社ともそのような関係性を築いてきた。

そして、それができるのは、既存のIPの活用企画からオリジナルのゲームデザインまで、また、コンシューマーゲームでもスマートフォンゲームでも、何でも自在に提案し、形にできる確かな開発力を持つからだ。研究開発にも注力する。社員約60人の規模ながら、研究開発の専門チームを置き、ゲーム開発に直結する技術のほか、例えば目の動きだけで操作する技術など、ゲーム以外に様々な展開の可能性がある技術にも取り組む。

アールフォース・エンターテインメントは、働く環境もユニークだ。20年前の創業時、ゲーム業界では長時間労働が珍しくなかった。元々、専門学校で講師を務め、教え子が疲弊する姿を見てきた横山氏と木村氏は、健康的に意欲を持って働ける環境を目指し、当時から今に至るまで働く環境に気を配ってきた。リリース前などの繁忙期を除き、通常は終業時間を過ぎてしばらくすると社内は閑散としている。

社員の意欲を引き出す数々の仕掛けもある。その一つが、社員が自由に提案できる場である「にこみ超会議」だ。社員が有志でグループをつくり、企画を練り、経営陣に提案する。会議の様子は社内にライブ配信され、見ている社員もチャットで活発に意見を出す。実質、社員全員の前でプレゼンテーションしている形だ。ゲームの企画だけでなく、社内制度や環境改善などテーマは自由。実際、同社の福利厚生の多くが、「にこみ超会議」で提案、決定したものだ。年に2回開催され、直近では6つの提案がなされ、5つの提案が通った。今後、アイデアをより具体化し、必要な予算を獲得すべく交渉し、実現に向かって進んでいく。提案者たちは本業と並行して、これらのプロジェクトを推進していく。

もちろん、このような場でなくても提案は自由。横山氏の時間をとり、いつでもプレゼンすればいいだけだ。「みんな、僕を召使いだと思っているフシがあるんです」と笑う横山氏。それほどに経営陣との距離は近く、風通しは抜群だ。

もう一つ、アールフォース・エンターテインメントらしさ満開なのが、数々の社内イベントだ。社員総会、餅つき、ハロウィーンの大仮装大会に、忘年会などの定番もののほか、その時々で趣向を凝らし、たびたびイベントが開催される。これらは入社したての社員がリーダーとなり、メンバーを集めて企画、実行する。その意図は、1つは社員全員がイベントを企画し、苦労する経験を持つことで、その後、主体的にイベントに参加するようになること。もう1つは、趣向をこらし、工夫もして、最も身近な人たちをリアルに楽しませた経験を、ゲーム制作に活かすことだ。狙い通り、イベントの参加率は高く、またイベントのクオリティーも高い。そして企画したメンバーは、この経験を通じて自然と会社に馴染み、仲間意識や愛着、理念への共感を抱くようになる。

横山氏は、社員について「いい人が多いです。それはお人好しという意味ではなく、お客様に恥ずかしいものを見せたくないという気持ちが強く、実際に全力で取り組み、やり切れるということ」と言う。だから、この実績がある。社内は明るく、コミュニケーションは良好だ。ラーメン同好会、映画部などの趣味の活動も。向上心があり、みんなで一つのものを創り上げることに喜びを感じる人が、この会社には合う。この環境で、誰かの人生を変えるほどのエンターテインメントを創造したいと思った人は、ぜひ扉を叩いてほしい。

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インタビュー

株式会社アールフォース・エンターテインメントのインタビュー写真
代表取締役社長 横山裕一氏 最初はゲーム開発を志すも就職が叶わず、飲食店をはじめ様々なアルバイトをしながら、インディーズサークルでゲーム制作に参加。そこから徐々にゲーム業界に足掛かりができ、アミューズメントメディア総合学院ゲーム学科の講師を務めることに。講師仲間だった木村信行氏とゲーム制作を手がけるようになり、1999年に2人でアールフォース・エンターテインメントを創業した。

── ゲームをつくりたくて堪らず、アルバイトの傍らゲームを制作し、業界への扉を自ら開けたとお聞きしました。

そうですね、とにかくゲームを創りたかったです。
その原動力は、お客様を喜ばせたいという気持ちです。
アルバイト時代に働いていた喫茶店は結構忙しいお店で10~20回転していました。それでも相手できるのは1日1000人が限界です。
しかし、ゲームですと数万、場合によっては数千万、数億人のお客様を相手にすることができる。そこに可能性を感じていました。

運の良さも味方に付け、ゲーム会社を立ち上げて20年になりましたが、今も飲食のスタッフのような気持ちでゲームと会社を創っています。
レストランって、料理だけが商品ではないんです。
よく言いますよね「... 続きを読む

求職者の声

企業情報

会社名

株式会社アールフォース・エンターテインメント

業界

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > ゲーム・エンタメ

企業の特徴
カジュアル面談歓迎
資本金

8,000万円

設立年月

1999年08月

代表者氏名

代表取締役社長 横山 裕一

事業内容

■ネットワークを活用したゲーム用ソフトウェアの企画、制作、販売、運営

株式公開(証券取引所)

主要株主

株式会社NextNinja(100%)

従業員数

55人

本社住所

〒 141-0022 東京都品川区東五反田3-20-14 住友不動産高輪パークタワー9階

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