認定NPO法人カタリバ - どんな環境に生まれ育っても未来をつくりだす力を育める社会を目指し、すべての10代が意欲と創造性を手にできる未来を実現するために活動しています
教育を通じて子どもたちに幅広い学びの機会を提供する事業です。全国で学校や行政と連携し、魅力ある教育と支援を子どもたちに届けています。
room-Kの家庭伴走チームには、 (1)家庭伴走型支援プログラムを担う「支援計画コーディネーター開発・マネジメント」 (2)子ども支援プログラムを担う「メンター開発・マネジメント」 の2つのサブチームが含まれています。 今回ご参画いただく方には、家庭伴走チーム全体のリードをお願いします。ご自身の実務的には(1)の比重がより大きくなる想定です。 〈具体的な業務内容〉 ∇個別伴走支援の設計 ― 支援計画作成のためのフォーマットを見直し、効果的かつ効率的な計画策定を促進する。 ― 業務の標準化を目的とし、支援計画、面談記録フォーマット、アセスメントツール、自治体への報告書など、各種支援ツールやパッケージの開発・アップデートを行う。 ― 個別支援の評価を行えるよう、利用者の支援状況モニタリング結果を可視化したダッシュボードを設計・作成する。 ∇支援者コミュニティのマネジメントと組織開発 ― (1)の対人支援を担う支援計画コーディネーターが22名(内、5名が現場マネージャー)、(2)の対人支援を担うメンターが27名所属している(いずれも全員、業務委託契約パートナー)。 ― 現場マネージャー業務の最適化等マネジメントの仕組みの改善を行いながら、支援者コミュニティの維持と活性化を図る。 ― 組織構造と組織文化の両側面からチーム力向上を目指す。 ∇支援者の研修育成と人材開発 ― 初期研修で用いている資料やマニュアルをアップデートし、担当職員が研修実施を行えるよう標準化を進める。 ― 面談記録の作成方法やアセスメントの実施方法などの自主企画研修を隔月で実施する。 ― 臨床心理士や教育支援センター所長等による専門家研修を年1~2回程度実施する。 ∇自治体との有機的連携の促進 ― 地域の支援者と連携したケース検討やコーディネーションを行う。 ― 支援サイドで起きていることを可視化し、自治体連携の担当者に橋渡しすることで、有機的な連携を促進する。 ― 地域の支援者と連携し、ケース検討やコーディネーションを行う。
募集背景
2023年10月の文部科学省の最新統計によると、不登校の小中学生は約30万人に達し、過去10年間で毎年最多を更新しています。38.2%は学校内外で相談・指導を受けておらず、学びの機会や繋がりを失っています。 カタリバは2021年10月にオンライン不登校支援プログラム「room-K」を立ち上げ、一人ひとりに最適化された学びや保護者支援の仕組みを開発しています。今回、room-Kの「家庭伴走チーム」で、保護者と子どもへの個別伴走プログラムの設計・実装と、支援者チームの組織・人材開発を担うチーム責任者を募集します。誰も取り残さない、包括的な学びの仕組みづくりにご参画ください。
概要
どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校生のためのキャリア学習プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供、コロナ禍以降はオンラインを活用して経済的事情を抱える家庭やメタバースを活用して不登校の子どもたちに学習支援を行うなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。
この仕事で得られるもの
対人支援の専門性を持つ方にとって、これまでの経験を活かしつつ、さらなるスキル・キャリアアップを図れます。支援プログラムの設計、支援チームの組織開発・人材開発、自治体との連携促進まで、リーダーシップを発揮して支援の一気通貫を形作り届けることができます。自身の専門性を深化・探索し、そしてマネジメントスキルを身につけられるチャレンジングなポジションです。 また、オンライン不登校支援の持つ可能性の大きさも魅力です。地理的な制約を超えて、より多くの子どもたちにアクセスできること、データの蓄積と分析により個別最適化された支援が実現できることなど、オンラインならではの強みを活かしながら、効果的な支援プログラムの設計と実装リードできる、社会的意義の高い仕事だと考えています。 加えて、オンライン支援の特性を生かし、日本中の対人支援人材に活躍の場を提供できる仕事でもあります。例えば、住んでいる地域や家族や生活の制約などによって、想いとスキルを活かしきれていない方々に、在宅かつ柔軟な働き方で活躍できるフィールドを提供することができます。支援者の成長を支え、その想いを結実させるためのサポートができることは、きっと大きなやりがいにつながるでしょう。
勤務地
【勤務地詳細】 NPOカタリバ本部オフィス 東京都中野区中野5-15-2 ※リモートワークメインですが、必要に応じてオフィスへの出社も発生します 【アクセス】 JR中央・総武線、東京メトロ東西線「中野駅」徒歩6分
待遇・福利厚生
・賞与は業績に応じ年1回支給 (過去3年、給与の2ヶ月分以上を支給/初年度は勤務月数により変動) ・昇給は半年に1回、人事考課により決定 ・社会保険完備(雇用、労災、健康、厚生年金) ・産育休制度 ・通勤手当(上限3万円) ・帰省にかかる費用の一部補助(地方拠点のみ対象) ・セミナー、研修参加サポート ・先進事例視察研修 ・健康診断、インフルエンザの予防接種 ・専門家によるオンラインカウンセリング ・屋内禁煙 ・副業も可能です(内容に応じて要相談)
休日・休暇
完全週休2日 *夏期休暇(3日)、年末年始休暇(5日) *慶弔休暇、産休・育休、看護・介護休暇 *有給休暇、新規入職者に対する特別休暇
はたらき方
ドメインディレクターの瀬川、事業責任者の萬代のもと、職員9名、業務委託契約パートナー2名がコアスタッフです。加えて、支援計画コーディネーターが22名(内、5名が現場マネージャー)、ユーススタッフが27名などが所属しています。 大きくは支援サイドと事業サイドに分かれており、今回ご参画いただく方には、支援サイドの「家庭伴走チーム」にチーム責任者を担っていただく想定です。 はたらき方はリモートワークメインです。オンライン上に仮想オフィスを設けており、そこで全員が顔を合わせたり、オンラインランチ会も実施するなど、工夫をしながら連携を深めています。仮想オフィスの他、日常的なコミュニケーションには、Zoom、Slack、GoogleWorkspace などを用いています。定期的に、オフィスへの出社も発生します。 また服装は自由で、役職は付けずお互いにあだ名で呼び合うなどフラットな社風です。
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