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株式会社ENGI

  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系

世界のアニメ業界に“革新”を目指すアニメ制作会社【KADOKAWAグループ】

平均年齢20代
グローバルに活動
残業少なめ
カジュアル面談歓迎

企業について

株式会社ENGIは、株式会社KADOKAWA、サミー株式会社、株式会社ウルトラスーパーピクチャーズの3社が主要株主となり、2018年4月に設立された。同社は、デジタル技術で作画されるアニメーションと3DCGを融合させたハイブリッドアニメーションを、日本国内だけではなく世界に発信することも視野に入れながら事業を展開している。その設立の背景について、同社の代表取締役社長である吉岡氏、管理本部本部長である中村氏に話を聞いた。

吉岡氏は次のように語る。
「私が前職で勤務していた当時、日本のアニメ制作は独自路線を貫いていて、世界基準となる海外の技術などを取り込む仕組みがありませんでした。その状況に「将来的には取り残されてしまう」という危機感すら覚え、前職でのアニメ制作会社では、その組織改革を考えていく過程で、日本独自のアナログ的な工程管理から脱却し、海外の進んだ工程管理に追いつくためには、一から組織を立て直さなければならないと感じるようになりました。そんな際、KADOKAWA社とサミー社から当社の設立計画のお話をいただき、オールデジタル化やツールによる工程の自動化などを追求していく会社が必要だという思いからそこに参画し、会社を設立することとなりました。」

「出版・映像業界大手のKADOKAWA社が持つ豊富なIPコンテンツのアニメ化、そしてサミー社が展開するパチンコ・パチスロ遊技機の液晶画面で使われる映像の制作に取り組んでいく、という狙いが当社の設立の背景にはあります。同業のウルトラスーパーピクチャーズ社からも顧問を迎えて運営に参画してもらいながら、新しいアニメーション制作会社の形づくりというところを実現していきたいと、私たちは考えています。」と語るのは中村氏。

現在、同社には約160名の社員が在籍し、デジタル作画部門、3DCG部門、遊技機制作部門のそれぞれがデジタルアニメーションの制作に取り組んでいる。これまでの実績として、『宇崎ちゃんは遊びたい!』『宇崎ちゃんは遊びたい!ω』(2020年、2022年放送)や『探偵はもう、死んでいる。』(2021年)、そして現在放映中の『おでかけ子ザメ』(2023年)、3DCG作品『GAMERA -Rebirth-』(2023年)などテレビアニメシリーズ制作の実績がある同社では、現在も様々なアニメ作品の案件に取り掛かっている。3DCG制作と各部門間の連携によるコラボレーションプロジェクトにも可能性を見いだしているのも同社の特徴。総務人事課マネージャーである近藤氏は、自社の将来的な事業展開の可能性について、次のように語ってくれた。

「当社の制作体制は、デジタル作画、3DCG、遊技機と3つに分かれていますが、それぞれが連携することで、たとえば遊技機の映像制作に3DCG部とコラボレーションすることも可能になります。そうした社内でノンストップ展開ができるのも、当社の強みなのではないでしょうか。

これまでにないコンテンツ制作スタイルを構築する過程にあるのが現在の同社の姿。アニメーション制作というキーワードを中心にしながらも、テレビや劇場といったフィールドに限定されることなく、ハイクオリティなハイブリッドコンテンツをあらゆるシーンに提供していけることこそ、同社の強みとなっているのである。

制作を担う組織体制の強化を課題としてとらえ、解決に向けた取り組みを始めている。スーパーバイザークラスのクリエーターが多数在籍し、そのリーダーたちのもとでコンテンツを制作している状況の中、人材面のさらなる充実を図っていくというのが同社の考えだ。

「設立後に立ち上がった3DCG部門には、トップマネジメント層として力量の高いスタッフを揃えながら新入社員の採用も行ってきました。今後、その組織を強化する上で必要となるのが、現場において自身で制作業務を行うと同時に、経験の浅いメンバーの育成にも関われるような人材。制作の中心的な役割を担いながら若手クリエーターをけん引していけるような中間層のスタッフが必要となっているわけです。」(中村氏)

新人スタッフの教育にも貢献できる人材を入れた組織強化が今後は必須となってくる。その制作体制づくりにも取り組みながら、同社の代表作となるようなヒットコンテンツを世に送り出したいというのが、同社の考えだ。しっかりとした経営基盤を持ち、案件受注の増加も見込める企業としての安定感を備えると同時に、成果を出しながら新しい企業をこれからつくり上げていくという成長性を実感できる環境が、ここにはある。

「知名度、実績が十分にある制作会社で自分の力量を発揮したい、収入も上げていきたいという考えももちろんあるとは思いますが、一方でこれから自分の力で企業を成長させる面白さを味わいたいという考えもあると思います。自社の文化を大切に考えながら、そこに共感して一緒に組織をつくり上げていく醍醐味を味わいたいという方を、仲間としてお迎えできたら嬉しいですね。」(中村氏)

同社では、人事面での制度づくりなども進めながら、クリエーターにとって最適な制作環境を整備することにも取り組んでいる。労働時間の管理も徹底するなど、同社では無駄のない働き方の中で充実した仕事に取り組むことが可能だ。

「部門間のコラボレーションを促進するための企画や、社内の連携を深めるような施策にも、今後は取り組んでいきたいと思っています。その環境整備によって、常に仲間を尊重しながら業務に取り組めるような組織をつくっていきたいです。」(中村氏)

全社員の約8割がクリエーターである同社の制作部門においては、外国籍を持つスタッフが多数在籍しているという特徴がある。社内では、年代や性別を問わない活躍ができることはもちろんのこと、国籍さえも越えたコミュニケーションを取り合いながら、幅広い視野を持って業務に取り組むことができるということだ。

「他社でも外国籍のクリエーターはいると思いますが、当社ではその海外クリエーターたちが業務指導や育成に積極的に参画しています。たとえば3Dアニメーションの制作手法にも、日本と海外で違いがありますし、さまざまな知識や技術を取り入れながらグローバルなレベルのクリエーターとして成長できる環境になっているのではないでしょうか。」(近藤氏)

日本のアニメーションが持つクオリティを付与しながら、価値あるコンテンツをグローバルな規模で発信できる。そんな環境で成長できる同社の魅力を語る中村氏、近藤氏から、最後に転職者に向けたメッセージをもらった。

「現在、当社で活躍しているスタッフの共通項としてあるのが“この会社を自分の力で盛り上げていこう”という気持ち。自分たちが会社をつくっていくんだ、それができるんだという思いを持つ方に、ぜひ来ていただきたいですね。」(近藤氏)

「完成された企業ではない、というところが当社の一番の特徴だと思っていますので、一緒に会社を成長させようという思いに共感しながら、議論を繰り返しながら同じ方向進んでいける仲間をお迎えしたいですね。世界レベルでの“いいもの”をどんどん世の中に送り出していくために、ぜひ当社で力を生かしてみてほしいと思います。」(中村氏)

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求職者の声

企業情報

会社名

株式会社ENGI

業界

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > ゲーム・エンタメ

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > 広告・デザイン・イベント

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > その他マスコミ・エンターテイメント・メディア系

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、平均年齢20代、グローバルに活動、残業少なめ
資本金

100,000,000円

設立年月

2018年04月

代表者氏名

代表取締役社長 吉岡宏起

事業内容

・アニメ映像(TVシリーズ元請制作、劇場アニメ制作)
・ゲーム映像(遊技機用映像制作、ゲームPV映像制作、その他)

株式公開(証券取引所)

従業員数

160人

平均年齢

31歳

本社住所

東京都中野区

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