株式会社Kirala

株式会社Kiralaは、トータルライフスタイルのレンタルプラットフォーム事業を手掛けている新鋭企業である。現在、『Kirala Water』『Kirala Air』『STELLA BEAUTE』の3ブランドを展開しているが、今後も新ブランドを加える計画を進めている。


●『Kirala Water』

- Fresh Server
水道に繋げて使用する次世代型浄水器。高性能のフィルターが水道水をろ過し、ミネラル成分だけを残した新鮮でおいしい水をつくる。交換作業や詰め替えの手間が不要という利便性が大人気。ブランドイメージ調査で「子供にも安心のウォーターサーバーNo.1」「安心と信頼のウォーターサーバーNo.1」「コストパフォーマンス満足度No.1」の三冠を獲得している（日本マーケティングリサーチ機構調べ）。

- 富士山の天然水 & Smart Server
富士山麓エリアにおける採水地として、ウォーターサーバー業界で最も高い標高1,030mの自社占有地で採水した、最もきれいでミネラルが豊富な天然水を、世界の食品衛生管理基準「HACCP」承認済の自社工場で詰めて配送。
微炭酸から強炭酸まで好みの“出来たて炭酸水”を家庭で楽しめるのが大きな特徴である。


●『Kirala Air』
オゾンの力でウイルスも除去する、ハイブリッド空気清浄機。空中に浮遊するウイルスを99%除去すると共に、従来の空気清浄機では除去できない、床や壁、家具に付着しているウイルスも除菌（不活化）させることができる。

ブランドイメージ調査において「生活に取り入れたいウイルス対策空気清浄機部門No.1」「オフィスや店舗に導入したい空気清浄機No.1」「家族のために利用したい空気清浄機No.1」の3冠に輝いた（日本マーケティングリサーチ機構調べ）。
そのほかにも、日経トレンディ―「2021年上半期ヒット商品」に選ばれるなど話題が絶えない。


●2022年デビュー！『STELLA BEAUTE』　家庭用IPL光美容器
顔のうぶ毛からVIOまで全身に使える業界最高峰※のIPL照射システム。Wアイスプロテクションで肌の痛みとダメージを極限までおさえる。他に類を見ない機能としては、付属のスタンドに本体を置くだけで、自動で清潔さを保つ独自のオートクリーンシステム。
更に”美肌ケア”と”アクネケア”の２つの美肌モードで、シミ・黒ずみに関わる角質層にまで刺激を促し透明感とハリのある美しい健やかな肌に導く。
※ 家庭用IPL光美容器カテゴリー。

同社は、株式会社MTGの事業部門が独立する形で2020年3月に設立された。MTGは、サッカー選手をイメージキャラクターに起用し、『SIXPAD』をプロデュースしたことで知られる、東証マザーズ上場のブランド開発企業だ。

「2004年にウォーターサーバーをレンタルする事業を立ち上げ、このビジネスモデルの良い面と良くない面を見つめてきました。お客様と水を通じて繋がりがつくれたものの、水の配送は宅配業者任せで、お客様とのコミュニケーションは持てていなかったのです。一般的なウォーターサーバーの解約率は15～20%もある。それを新規獲得で補うために価格競争となり、サービス力が劣化する悪循環に陥っていました。それでは意味がないと、自らつくった商品を自らでお届けし、その後も使い続けていただくために繋がり続ける“真のレンタルプラットフォーム”をつくりたいと考えました」と、同社を設立した社長執行役員の中島氏は説明する。

設立直後に新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言が発出され、本来は2022年度にリリース予定であった『Kirala Air』の商品化を急ぎ、2020年11月に大幅に前倒しする。「結果的に、このコロナ禍にあって非常に多くのお客様から喜ばれている」と中島氏。

2022年には、『STELLA BEAUTE』をローンチ。第一弾として家庭用IPL光美容器をリリースした。

「当社はこれらのプロダクトを販売するわけではありませんから、店頭でお客様に試していただくことができません。そこで、各地に体験して頂ける『Kiralaカフェ』をつくります。また、たくさんの製品の中からKiralaを選んでくれたお客様に最高のサービスを提供するため、カスタマーサクセスを追求した新たな取り組みも打ち出していきます。製品力に加えサービス力でもファンを獲得する狙いもあり、わくわくする展開をお見せできたらと思います。」と事業ビジョンを語ってくれた。

同社のフィロソフィーは、
『一人ひかる　皆ひかる　何もかもひかる』

「“一人”とは、当社の社員のこと。社員が物心両面で豊かになり、イキイキ輝くことがまずは重要です。“皆”は、当社のステークホルダー。イキイキ輝く当社の社員に接するお客様やプロダクトのメーカー、法人営業代理店といった人達が、当社のビジネスを通じてイキイキ輝く。そして、そういった人達を通じて周りの人達や社会もイキイキさせる。そんな思いを込めています」（中島氏）

社員を輝かせるためのマネジメントポリシーとしては、“社員は家族”と考えることが挙げられる。中島氏はこう続ける。
「家族って、普段は会社や学校など、それぞれのコミュニティーを持っていると思うんですよ。また、血の繋がりだけでもなければ、一緒に暮らしているとも限らない。でも、いざ何かあれば、自身のスキル・知識・人脈をフル活用して助けようとする人がほとんどじゃないでしょうか。理想としているのは、いつもベッタリということではなく、頼りになる存在であること。そういう意味では仕事の悩みはもちろん、プライベートの悩みも分かち合えるような関係性を目指します。」

社員のプライベート時間はもちろん重視して、ワークライフ・バランスを考慮した働き方を追求し、そのためのDXに重点的に取り組む。
「スタートしたばかりなので、環境や制度はこれからつくっていく段階。つくるのは、メンバー全員で、です。今は事業をつくる苦しみも味わっていますが、“自分の会社をつくる”という意識でそこにやりがいを感じているメンバーばかりです。当事者意識と一体感は他の会社よりも圧倒的に高いと思います」

2022年10月末時点の社員数は70名で、平均年齢は39歳。うち20名ほどがMTGからのメンバーであり、残りは中途入社という。中島氏の描く『新生Kirala』の未来に惹かれ、賛同して集ったプロフェッショナル集団だ。
「明るく前向きな人間ばかりで、非常に和気あいあいとしていますよ」

同社が求める人材は、全く新しい事業をゼロから立ち上げられるような力量の持ち主。大きなミッションにプレッシャーを感じるよりも、成功を信じて仲間と前へ邁進する人材だ。

「自社ブランドをもとに、これまでにないサービス・企画を追求できる方に是非加わっていただきたいと願っています！」と中島氏は呼び掛ける。