ウィツの今後の展望について教えてください
簡単に申し上げると「会社を大きくしたい」と考えています。台湾を本社とするWistronグループが9,000名規模に対し、日本法人はまだ235名。パートナーを含めても400名体制では規模としてはまだまだ小さいというのが私の考えです。 これまでウィツは受託開発とSESが事業の柱でしたが、これからはコンサルティング機能を有する組織として成長し、最上流から下流にいたるまで一気通貫できる体制をより強化していくつもりです。また、BPOにもさらに注力し、ウィツ独自のサービスも創出していきたいと考えています。これらを実現させるためには、エンジニアの人数が足りていない。採用に力を入れているのはそうした理由からです。 ウィツには「人」を大切にする、「社員は財産」という風土があります。ここで働く社員には、やりがいを持って様々なプロジェクトで活躍してほしい。そのためには、待遇や教育体制をよりよく改善していくことも必要でしょう。長期的にキャリアアップをし続けられるよう、技術力やマネジメント力の向上を図るための人材育成にも、引き続き力を入れていきます。
これから入社するエンジニアに期待していることは?
将来はPL/PM、そしてコンサルタントとして、活躍してほしいと思っています。今回は若手を中心とした採用を想定していますが、その背景にあるのは、ここ数年でニーズが拡大しているAIやIoT、5G、そしてDXの存在があります。また、クラウドを中心とするインフラにおいても、ネットワークだけではなくセキュリティに関する技術も新しい潮流が生まれています。 日進月歩のIT業界において、これからの時代を担うのは、トレンドに素早く適応できる若い世代。いきなりプロジェクトを引っ張ってほしいといってもおそらく無理があるでしょうから、まずはエンジニアとして多くの経験を積んで知識やスキルを習得してほしいと思っています。そして、次のフェーズに向けて自己研鑽しながら、キャリアアップを目指してくれることを願っています。 若手にもあらゆる機会を提供し、人材育成への投資は惜しみません。エンジニア一人ひとりの志向や適性を尊重する環境なので、大いにチャレンジしてほしいですね。
ウィツにはどのようなチャンスがありますか?
今後、新たにコンサルティング事業をスタートさせます。それに伴い、新しいプロジェクトに関わる機会も多くなってくるはずです。リーダー志向のある方にはサブリーダーとしてプロジェクトへアサインし、PLやPMをフォローしながら新卒を中心とするメンバーの育成にも挑戦してほしいと思います。 また、台湾資本のグローバルな環境がウィツにはあります。中国・大連の拠点とのオフショア開発などに関わる機会があり、今後も台湾やアメリカなどの海外拠点を通じたグローバルな活躍も期待できます。 ウィツはDX先進国である台湾にグループ本社を構えていることもあり、必然的に最先端のDXテクノロジーに触れる機会も多いです。この環境こそが、エンジニアにとって大きなチャンスだと思います。
最後に若手エンジニアへメッセージをお願いします
エンジニアに限らず、私が若い世代の方々に求めることが3つあります。一つは、いろいろなことにチャレンジ(Challenge)すること。前向きにチャレンジしてくれる人には、たとえキャリアが浅くても会社として積極的に支援していきたいと考えています。 二つ目が、コミュニケーション(Communication)を取ること。システムエンジニアやプログラマーというと、いつも机に向かって作業をしているという、旧来のイメージを持たれている人も実は少なくありません。しかし、今やそういう時代ではありません。プロジェクトにおけるマネジメント、打ち合わせやクライアントとの対話など、コミュニケーション能力はとても重要です。 そして、三つ目が変化(Change)に対応できること。ご存知の通り、IT業界は非常に変化が激しい業界です。技術環境、経済環境、お客様の要望、さまざまなものが複雑化し、変化します。これに対応できる柔軟さが求められます。「Challenge」「Communication」「Change」、この3つのCを大切にできる方からのご応募をお待ちしています。