Gizumo創業の経緯は?
VCとして投資していた会社のメンバーと一緒にGizumoを立ち上げました。 IT業界の人材不足というのが世の中的に叫ばれて久しいですが、「教育」について言うとやはり国が主導で行なっていくか、大企業が主導で行なっていくかによるところが大きいと思います。国際的に見るとアメリカやヨーロッパを始め、お隣の韓国、なかでも先進的な事例で言うとエストニア等はプログラミング教育に非常に力を入れているじゃないですか。その中で、やはり日本というのはプログラミングを学ぶ機会そのものが乏しいという課題があります。とはいえ、2020年からやっとプログラミングの授業ができるぐらいで人材が育ちません、大企業内でもIT人材不足は同様で教育にはなかなか手を回せませんという状態で、それであればGizumoでやろうと考えたところが創業の経緯です。
なぜ社名をGizumoとしたのですか?
社名のGizumoについては「グレムリン」という映画から取ってきています。 かわいいギズモというキャラクターが一定のルールを破るとグレムリンというモンスターに化けてしまいます。良い意味でGizumoに入った人たちが大化けして活躍していってほしいという意味合いを持たせてこの社名にしました。GizumoがもしIPOできたら「グレムリン」に社名を変更しちゃっていいかもしれません(笑)。
Gizumoの掲げるビジョンについて教えてください。
Gizumoは「人の未来を創る」というビジョンを掲げています。 これは「人の役に立たない企業は100年残らない」という私の座右の銘からきていて、企業として社会に存在する意義を見出したいと思っています。IT自体が産業全体や全てのインフラとして人の生活を支えることは間違いないですが、今の日本はそういう技術を支える人材が足りていないという課題がありそれをGizumoが解決していけたらと思っています。 義務教育でプログラミングの教育が受けられなかった人、お金がなくて進学を諦めてしまったがプログラミングを学ぶ機会があればやりたいという人、エンジニアという職業に憧れがある人達に、環境を提供できる企業でありたいと思っています。今挙げたような人たちの未来を創ることによって社会に貢献することをビジョンとして掲げています。
共に働く方にはどんな人物像を求めますか?
やればできるという気持ちが強い人がいいです。 少しでもやってみたいなとか憧れがあるという人には自分で自分の可能性を閉ざすようなことはしないでほしいです。いくらでも未来は変えられるしなりたい人間になれると思うので、やる気に満ちていてやりたいことがたくさんある人が力を発揮できる環境づくりにGizumoは努めています。好奇心旺盛で、モチベーションの高い方とはどんどん一緒にお仕事したいなと思っています。
中長期の会社の目標やその実現に向けたプランを教えてください。
Gizumoではエンジニアになりたい人をエンジニアにする環境が整備できて知見も蓄積されてきました。今度は、Gizumoでエンジニアとして育ったメンバーがやりたいことを実現できるような環境にしていきたいと思っています。大ボラ吹いているように思われるかもしれませんが、20の子会社を作りたいと思っていて、その20社のうちからIPOする会社を産み出すことが中長期的な目標です。 人には色んなニーズがあってエンジニアとして化けたい人、ビジネスマンとして化けたい人がいるように、組織にも多様性を持たせたいと思っています。欲を言えば、1人でも多くの人の未来を創ることを達成したいです。そのためにまずはGizumoが健全な経営をして、資金力をつけることが重要だと考えています。今後は新規事業をどんどんと打ち出していき、積極的に事業投資もしたいです。そしてより多くの人が育つような会社を作りたいです。 現在は軸となるような事業とチャレンジをしていく事業とを分けています。社内で活発にビジネスモデルのピッチコンテストもやっていますし、エンジニアの発想から産まれるビジネスモデルというのに非常に期待しています。 Gizumoは、チャンスを掴む勇気を持つ人にとって良い会社でありたいです。 転職に悩まれている方は現状に不満を抱えていたり違和感を覚えている方が多いと想像しますが、違う会社に行って違うことをやらないとそのモヤモヤを解消することは難しいのではないでしょうか。自信がなかったり不安に思うことはあると思いますが、モチベーションがあれば現状は必ず打開できるはずです。やらない理由ばかり考えずにまずは色んな会社を見て回ってみるのがいいと思います。そのうちの1社にGizumoが入っていれば嬉しいです。