これまでOrigia社で担ってきた役割と今後の課題をお話しください。
私が入社したのは、Origiaが設立3年目を迎えた頃です。営業やバックオフィスを含めた組織化の一環として、しっかり制作部を据えて展開しようというタイミングでした。社内にはデザイナーが数名いましたが、エンジニアは不在で、開発部分は外注していました。制作部を担ってほしいと山根から誘われた時、私もちょうど転機を迎えていたため、新たなチャレンジとして参画しました。 入社後はまずシステム周りを整備しながら、採用と教育に力を入れ、組織体系を作ってきました。現在は、コロナ禍を機に会社自体が事業と組織の再編に取り組んでいるところです。制作部としては、現状のシステムをより使いやすく改善していくのと同時に、システムの刷新が課題となっています。現在のLAMP環境からAWSサーバーへ移行すると共に、最新技術への対応も進めていきたいと考えています。 こういった課題に取り組むためには、現在の社内リソースでは限界があります。若いメンバーをまとめながらチームリーダーとしてプロジェクトを進めていけるエンジニアを採用したいと考えています。
求める人物像をお話しください。
サーバー周りとPHPは必須です。現状のLAMP環境と今後移設を予定しているAWS環境、両方ができる方なら非常に助かります。ディレクター経験がある方は望ましいところですが、どちらかというとインフラからシステム構築までマルチに動ける方が最も欲しいところです。 上流工程をやってきたという方で、比較的多いのが、要件定義や設計もできて実際の開発への指示出しもできるけれど、実際の開発はできないという方です。Origiaの場合、それは困ります。一番欲しいのは自分で組める技術力のある方です。現場を支えていただきながら、新たにブラッシュアップをする時には、現状の課題を把握した上で、改善していける力を持った方と求めています。
現在のOrigia社で働く魅力をお話しください。
スキルを持った方にとっては、ご自身の思いを形にしていただきやすい環境だと思います。また、サービス周りの業務だけではなく、制作部は会社のシステム全体を担っていますので、開発の進め方や事業運営に関しても、意見を通しやすいポジションになります。基本的には、ステムの部分は全てお任せしたいと考えています。そういう意味では弊社の心臓部を担っていただくことになりますので、やりがいは大きいはずです。指示通りに動く方を求めているわけではありません。いかんなく経験値を発揮していただきたいと考えています。 もちろん全て丸投げするつもりはありません。私が入社したフェーズとは環境が異なります。当時は私一人で解析を尽くして、プラスアルファの結果を出せるよう努めましたが、今はそういったことは求めません。逆にこれまで苦労して蓄積してきたものは引き継いでいく方が効率的であると考えています。
御社は未経験の方にもどんどん仕事を任せておられると伺いました。人材の育成方針をお話しください。
Origiaには「勇気を持って挑戦する」「真面目にこだわる」「想像力のある仕事をする」といった三つの社訓があります。こういった社訓に則って、個人の成長を大事にしています。 特に制作部では、人間力を含め、独り立ちできるぐらいのスキルを身に付けていただきたいと考えています。もちろん評価を待遇や給料に反映させることも重要です。しかし、一緒に仕事をしている時間の中では、お金の価値で測れないことも共有しています。仕事を通じて一人ひとりの人間としての幅を広げていくことが、我々経営陣の役目です。未経験といっても様々なレベルがありますので、一人ひとりと向き合い、それぞれの癖や価値観等、活かすべきものと、壊すべきものを見極めて、成長の道筋を描いています。 また、物を作るということは人に喜ばれることですので、そこを目指せるだけの力が必要です。自己満足に陥らないよう、気配りや配慮を含めた能力を身に付けてもらえるよう指導しています。
最後にメッセージをお願いします。
やるべきことは沢山ありますので、人員は多いに越したことはありません。しかし、闇雲に人を増やしていくのではなく、最適な人数で効率を追求した方が、社員への還元率も高まります。個人的には、少数精鋭体制を採用していることで、社員同士の繋がりが強いこともOrigiaの魅力だと思っています。テレワークに移行していく中でも、機械的にケアしていくのではなく、繋がりの強さは大事にしていきたいと考えています。 制作部はポータルサイト事業のコアを担う部署です。責任ある仕事をお任せいたしますので、これまでに蓄積した経験を存分に発揮していただきたいと思います。