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インタビュー画像代表取締役社長CEO 濵 暢宏氏 1998年、大学を卒業後、大手電機メーカーに入社。携帯電話開発等、幅広く商品開発や事業開発を経験。その後、ハイヤー・タクシーの事業を手掛ける会社で経営企画部長と、子会社の取締役COO等としてタクシー業界のDXを実現。食品小売業界を経て、2020年6月にワイヤレスゲートに執行役員 新規事業本部長として参画。2021年より現職。

大学の工学部を卒業後、エンジニアとして活躍されていたと聞きましたが、その後、経営者に転身した理由を教えてください。

私が電機メーカーに入社した1998年、父がプロパーで入社した会社の取締役に就任しました。翌年、父は取締役を退任して子会社の社長になり経営を立て直しています。その後、さらに大きな子会社を任され、そこも立て直して引退したのです。私はその頃20代後半でした。東京に異動になり、毎日のように父から経営の話を聞き、「経営が持つパワーは凄い」と感じ、憧れの時期を経て、いつしか自分も経営者になりたいという気持ちが固まりました。しかし、その時は力不足で、目の前の仕事に注力することにしたのです。 35歳になって自分の成長が前年比で鈍化していることに危機感を覚え、もっと非連続に成長しないといつまで経っても経営者になれないと考えました。そこで、ビジネススクールに入学したのです。学びを通じて多くの講師や仲間と出会うことができ、社会は広い、今の会社にこだわることはないと感じ、巡り合ったタクシー業界のDXに取り組むことしました。

タクシー業界に目を付けて、デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現しようと考えたきっかけは何だったのでしょうか?

実は、目を付けたというよりも出会いがきっかけです。ビジネススクールのマーケティング科目で、お客様のハートを掴んでいるサービスを選び、研究する課題がありました。この時、仲間が事例として持ってきたサービスが子供専用タクシーのキッズタクシーだったのです。キッズタクシーは、まず子供、次に母親、最終的に父親の心を掴むことで、結果的にそのタクシー会社が家族から選ばれることを狙ったサービスでした。「拾われるタクシー」ではなく「選ばれるタクシー」になりたいとの想いがベースにあります。 これはSTPの考え方、市場を細かくセグメントして狙うべきターゲットを定めて、そのターゲットにおけるポジションの取り方が練りつくされており、マーケティング的な考え方から見ると理にかなっていると感じられたので研究対象にしました。そして、プレゼンテーションを通じてタクシー会社の社長と知り合ったことで、自分の気持ちがタクシー業界のDXに傾いていき、どうしてもやりたいと思うようになりました。

企業や社会を変革していこうとする熱意、エネルギーの源はどこにありますか?

私は元々パッションだけは強いと感じています笑。20代後半から経営者になりたいと考えていましたし、自分の情熱を注ぎ込める場所をずっと探していた面はあったと思います。 キッズタクシーの研究を通じて知り合ったタクシー会社社長の「タクシー業界を変えたい」との熱い想いに触れ、タクシー業界が成長することで雇用のセーフティネットとして日本の産業を支えていけると考えました。さらにタクシー業界をテクノロジーで変革することで、乗務員をはじめとする業界の方々、そしてお客様の人生の幸せに貢献できると思ったのです。 最近の表現でいうとパーパス(purpose:目的、存在意義)に繋がることに惹かれました。これは社員のモチベーションアップにも関係します。皆とのコミュニケーションの中で「なぜ、この仕事をしているのか」「今、全体の中で、この仕事はどういう状況か」「なぜ、あなたにやってもらうのか」といった動機付けをしっかりやっていきたいと考えています。

大切にしている言葉、座右の銘がありましたら、教えてください。また、趣味は何ですか?

勝海舟の「行蔵(こうぞう)は我に存す。毀誉(きよ)は他人の主張、我に関せず」です。行動は自分のもの、評価は人のものという意味です。明治維新後に、福沢諭吉が、勝海舟と榎本武揚に幕末から明治維新にかけての行動について質問をしました。幕末と維新後の行動の変化を問われて、榎本武揚はその理由を事細かく答えたそうですが、勝海舟は上の言葉を発して、人に分かるはずがない、言い訳じみたことは言わないと話したそうです。 何か行動をすると他人様からの批判はつきものです。それを恐れて何も行動しないのではなく、自分なりに考え抜いて行動することに注力する。自分がコントロールできることにしっかり集中することが大事だと考えています。当然、自分の行動への説明責任や結果への責任は果たす必要がありますが、人がどう思うかというコントロールできないことに一喜一憂せず、自分がコントロールできることに集中したいといつも考えています。 趣味は読書です。毎年、大作を読みます。一昨年はシェイクスピアを読み、去年は角田光代氏の「源氏物語」を紐解きました。今年は司馬遷の「史記」を読んでいます。

社員がどのように仕事に取り組み、成長していってほしいと考えていますか?

社員の皆さんには、人生の中での大切な時期、一日においても長い時間を仕事のために費やしてもらっています。自分自身の価値観や「こうなりたい」と考えているキャリアイメージと会社の向かっていく方向が整合しているのが理想的だと考えています。仕事を通じて自身の人生のありたい姿に近づけられるような成長機会になったらと思っています。そして、社員の成長の総和として、会社も成長できたらと考えています。 そのため、当社ではこれまで以上に人事制度の改革に力を入れ始めているところです。私も社員の皆さんとしっかりコミュニケーションを取るよう努めています。それぞれのメンバーがどういったキャリアを積み、成長をしていきたいのかといったことと、会社の成長方針の方向感覚を擦り合わせ、適切に仕事の意味を共有して主体的に仕事を取り組んでもらえるようにしていきたいですね。 通信業界や地方自治体のDXを推進して社会課題を解決していくという当社方針を理解して共感して、成長していってもらえるような環境を用意していきたいと思っています。

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