「誰も取り残さない医療を」この世から未診断、革新的な新薬が届かない患者を0にする
私自身、学生時代に難病を患った経験があり、また臨床医としての勤務経験があったことから、希少疾患や特殊な症例に関する対応に地域格差があるという社会課題を実感していました。その課題を解決することで社会的なインパクトを起こしながら、未来に繋がるような取り組みをしてみたいという個人のモチベーションが、当社の事業を構想したきっかけになっています。
しかし、課題を実感しながらも、その解決をどのように実現するか、ビジネスとしていかに発展させるか、という具体策は固まっていませんでしたので、様々な領域の方々にお会いし、アドバイスを頂くという活動を始めました。そして、... 続きを読む
株式会社Medii
IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP
IT/Web・通信・インターネット系 > モバイル/アプリサービス
サービス系 > 医療・福祉・介護サービス
非公開
2020年02月
代表取締役医師 山田 裕揮
株式会社Medii(メディ)は医療×ITのスタートアップ企業です。
医療の中でも特に課題の大きな希少疾患や難病など専門性の高いスペシャリティ領域における患者の早期発見や治療最適化を目指し、各領域の高度な知見を持つエキスパート専門医にすべての医師が気軽にアクセスできる仕組みを創っています。
医療において最も課題が大きく、国としても解決すべき問題をご存知でしょうか。それは人口の5%以上を占めるとされる難病患者対策だと私たちは考えています。日本では多くの医療が国民皆保険の仕組みの中で提供されている中で、欧米の先進国と比較しても難病への対策が遅れており、日々進化して専門細分化する難病医療への提供体制が限界を迎えています。
これら希少疾患・難病をはじめとする症例が少ない疾患の診断や適切治療を促進するため、Mediiでは、専門医が開発した現場の医師をサポートするサービス「Medii Eコンサル」を提供しています。Medii Eコンサルは、患者の診断や治療方針に悩む医師が、近くにいない専門領域の専門医に症例を相談できる完全無料のオンラインマッチング相談サービスです。
希少疾患や難病は約7,000疾患存在しており、普通の医師は一生に一人患者を診るか診ないかの状況で知見が溜まりにくくなっています。希少疾患・難病は生命に関わる重篤な疾患も多く、早期診断と適切な治療が重要です。
しかし、なかなか診断がつかなかったり、診断がついたとしても毎年のように革新的な新薬が多く出ている中で適切な薬剤処方が行われなかったり、辛く苦しい思いをされている方がたくさんいます。
限界を迎える限られた専門医のリソースを最大化する仕組みを作り、臨床現場の医師をサポートすることで、難病患者がより早期に診断され、最新最適な治療を受けられる難病診療の画期的なインフラと未来を創っています。
非上場
28人
35歳
東京都新宿区新宿1-24-12 THE GATE 新宿御苑 2F