中央電力社にご入社された経緯をお話しください。
私はフリーランス時代に、当社の現代表である丹治と一緒に仕事をしたことがありました。2018年頃ですので、丹治もまだ別の会社に所属していました。それがきっかけで定期的に連絡を取り合い、情報交換をする関係が続いていましたが、ある時「中央電力に来ないか」と声を掛けていただきました。この人が代表を務める会社で、一緒に仕事ができたら面白いだろうなと思っていましたので、その願望が叶いました。 入社して半年ほど経ちますが、当社は、知れば知るほど「普通の会社じゃない」と思います。私はこれまで、多くの会社で様々な案件に携わってきましたが、当社のような現場は他では見たことがありません。「新しい景色を見たい」という理由でフリーランスを続けてきた私にとっては、ピッタリの会社です。ジョインできたことを大変嬉しく感じています。
情報システム本部の業務内容を教えてください。
情報システム本部の業務は、外部に委託しているシステム開発の案件管理や、社内の情報システムやPCの管理、インフラの管理等、多岐にわたります。 部署には、業務委託も含めて9名のメンバーが所属しています(2023年5月現在)。今は少数体制で仕事をしていますが、会社の成長には我々の部署が不可欠です。事業拡大に伴い、様々な経験を持っている方を迎え入れ、組織の成長を加速させていきたいと考えています。 本部長として組織を運営する上で、私は会社がこれまで紡いできた歴史をしっかりと理解し、良いところは残していきたいと考えています。私も技術者ですので、どんどんシステムを入れて自動化していきたいという気持ちはあります。ただ、当社の事業領域は非常に広いので、ある部分にシステムを導入することで、その他のところで弊害が起きるリスクも考えなければいけません。長期的かつ広い視野で、会社の「継続的にやり抜く力」というコアな部分を壊さないよう大切にしながら、技術者として、システムをどう生かせるかを考えるようにしています。
中央電力社でエンジニアとして働く魅力をお話しください。
私達は今後、外部委託しているシステム開発の内製化を進めたいと考えています。内製化することで、外部サービスでは実現し切れない機能を実現し、事業部の要望に柔軟に対応できるようになれば、社員のモチベーションアップに繋がります。 またゼロベースで作っていくものが多く、真っ白に近い状態だからこそ、エンジニアが自発的にやりたいことを何でもやれる環境があります。エンジニアが自由に考えて開発できる。そんな環境を楽しめる人にはもってこいの現場だと思います。
採用における考え方、求める人物像を教えてください。
私は面接を担当する際、“現在の当社のフェーズにマッチするか”ということや、本人の今後のキャリアを考えてオファーを出しています。私は基本的に、エンジニア等の技術職は会社に仕えているわけではなく、技術に仕えているのだと考えています。だからこそ、本人の意向と会社の事業フェーズとのマッチ度や今後のキャリアを考えた時に、その人にとって当社での仕事がプラスになるかどうかという軸を大切にして、求職者の皆様とお話しさせていただいています。 一方、求める人物像に関しては、個人的には、いつか自分の上司になってくれたり、自分を追い抜いていってくれたりするような人と一緒に働きたいです。過去の経験ですが、フリーランス時代に採用したエンジニアが、ペアプログラミングで、私のUnityとC#の知識を叩き直してくれた経験があります。元々は私がボスだったのに、それ以降入れ替わって、そのエンジニアが私にとっての3Dゲームの師匠になりました。そんな経験が他にも沢山あります。私は、それが当たり前で、そうあるべきだと思っています。 エンジニアとして伸びる人は、全体を俯瞰して見ることができ、かつ何を作ればいい状態なのかが分かる人だと感じます。大切なのは“目の良さ”です。私の3Dゲームの師匠になったエンジニアの事例では、彼は私にコードを教えることによって、自分の業務に集中できるようになったわけです。彼には、私がコードを書けないことによって現場が上手く回っていないことや、それによって私がリーダーから退くことで、自分や他の人がリーダーに立たなければいけないという状況まで全てが見えていたのです。
求職者の方へメッセージをお願いします。
弊社で活躍できる方は、常にアップデートしていける人だと思います。私は安定という言葉を信じていません。世界の情勢やエネルギー需要、技術の革新は常に変化しています。去年と全く同じ仕事をしても、去年と同じ結果が出ることはないでしょう。毎年同じことを繰り返せば同じ結果が出ると考えている方もいると思いますが、視野をもう一段上げて広く深く考えられる方は、当社で活躍できると思います。 当社の魅力は、29年間事業を継続させて築き上げた基盤があることと、その後も長期にわたり新たな事業を生み、推進する力を持ち合わせているところです。「電力」と名前が付いているので、どうしても設備産業を想像しますが、難しい事業に時間をかけて取り組む投資会社的な側面を持ち合わせた会社です。また、できることは自社で取り組む垂直統合モデルを実現しています。他社にはない、独自性が高く、楽しめる環境です。少しでも興味が湧いたらご応募いただけると嬉しいです。