株式会社LANY

株式会社LANYは「価値あるモノを、インデックスさせる。」というミッションを掲げ、2020年に設立されたデジタルマーケティングエージェンシーだ。世の中を便利にしたり消費者の生活を豊かにしたりする「価値あるモノ」を広めることに全力で取り組む。スマートに、泥臭く、そしてチャーミングに。同社独自のスタイルと「美意識」に基づいて、顧客のデジタルマーケティングを真摯にサポートする。設立4年目にして、日本を代表する大手企業を含む多くの顧客から高い評価を得ている。顧客のデジタルマーケティング支援をより充実させるため、組織とサービスラインアップの拡充に取り組む。

創業者であり代表取締役を務める竹内渓太氏は大学時代に起業家を志し、ITとビジネスを学べる環境として大手情報サービス企業に新卒入社。ネットマーケティング職として活躍するのと並行して、大学時代の友人達と同社を立ち上げた。竹内氏は起業を志した理由を「同じ目標をチームで共有し、チームを牽引しながら一緒に成長したいから」と話す。竹内氏は長年サッカーに打ち込み、高校では中心メンバーとして県大会準優勝および優秀選手賞の受賞の経験を持つ。価値観が近い仲間と、目標達成に向けて駆け抜ける幸福感が原体験になっている。インタビューページでは竹内氏自身の言葉で、仕事観やビジョン等が詳しく語られているので、ぜひ一読を勧めたい。

こうした設立背景があり、同社には「部活」のような雰囲気がある。それは決して馴れ合いや、内輪で盛り上がるような次元の話ではない。デジタルマーケティングの領域で真に顧客のためになる提案や施策を高いレベルで行い、成果を全員で喜び分かち合う空気感だ。
竹内氏は「高い目標に向かって気の合う仲間と共に全力で努力する楽しさが好きな方には、とても合う環境かと思います。スポーツ系の部活や、もし部活経験がなかったとしても、何かに真剣に向き合って懸命に打ち込んだ経験があるならば、共有しやすい感覚かもしれません」と話す。
そうかといって、いわゆる体育会系と言われるような人間関係の厳しさは全く感じられず、コミュニケーションはラフでフラットだ。集中して取り組むタイプが多く、週一度の出社日にほとんどの社員が揃ってもオフィス内がとても静かなのが印象的である。
「自分と向き合って、やりたいことを追求する“オタク気質”のメンバーが多いです。チャット上のやりとりでは皆“陽キャ”なんですけどね」と竹内氏は笑う。
組織は急速に拡大しているが、「部活」のような空気感は大切にし続けたいという。

現在の主軸事業はSEOコンサルティングだ。競合がひしめくレッドオーシャンにあって、設立以来前年比200%近くの成長を続けている。
得意とするのは「ある程度SEO施策をやり切っていて知識もある」顧客に対する提案である。80点のWenサイトを100点に伸ばすコンサルティングサービスが強みだ。
「SEOのベストプラクティスが世の中に浸透し、情報の非対称性がなくなってきた現代では、やるべきとされていることが広く知られている状態です。その中で大事になるのは、いかにスマートに動かせるかです」（竹内氏）。
「これをやってください」という提案は誰にでもできる。しかし同社ではさらに一歩踏み込んで、顧客の組織において誰に何をどう伝えるかにまで言及する。

「私も含めて事業会社出身者が多いため、事業会社のつらさや稟議のプロセスを理解しており、より効果的なSEOソリューションを創出できる。この点は大きいと思います。とはいえ、これはお客様と信頼し合っているからできること。“LANYさんがそう言うならやるよ”と、可愛がってもらえる関係性を構築しています。社員にはよく『Be charming-魅力的であれ』と伝えています。当社のコンサルタントには可愛げとお客様への愛があり、それが他社との差別化になっていると自負しています。想像力と愛を持ってチャーミングにお客様と向き合うことで、お客様が何を欲しているのか、物事がなぜ動かないのかが分かります」（竹内氏）。

また、同社は時代の変化に敏感に対応し、最新のアプローチを追求することで、顧客への成果を最大化している。そのためにBizOpsチームを立ち上げて、各人の強みや専門性を最大限発揮できるような仕組みづくりと組織づくりを進める。具体的には業務プロセスやコンサルティングプロセスの設計・改善、ツール導入・運用による標準タスクの自動化、ナレッジのマネジメント等だ。
このように同社は理知的で俊敏な仕事の進め方を追求しながらも、ある面では現場の状況に即して地道なアプローチを行う。スマートに泥臭く業務に取り組む行動を「SumaDoro」という造語で表現し、日々の業務の指針としている。

4年前に3名でスタートした同社は、掲げるミッション・ビジョン・バリューに共感する仲間が集まり、2024年5月現在で20名規模の組織となった。
今後は飛躍的な成長を目指し、組織や売上を数十倍に拡大する計画だ。

同社はプロジェクトの構成も特徴的だ。基本の構成はプロジェクトマネージャー、コンサルタント、アソシエイトの3名体制で進行と品質管理を行う。必要に応じて、コンテンツチームやBizOpsのメンバーもアサインされる。プロジェクトの内容にもよるが、期間は平均して半年ほど。保有するプロジェクトは1期間に最大5案件までと限定して、顧客の成果へコミットする。メンバーの心身の健康とワーク・ライフ・バランスへの配慮でもある。
「プロジェクトのアサインでは、ECやメディア型、BtoB等、各メンバーの得意分野や強みを考慮して、LANYとして最適なチーム構成を行います」と竹内氏は話す。

同社にはメンバー同士の特性の違いを理解し、互いにリスペクトする文化が根付く。
「創業当初は自分が一番活躍したいとか、自分のエッセンスを入れたいといった自我がありました。メンバーの取り組み方に疑問を呈することもありましたが、そのたびに取締役を含め周りから諭されました。今は違った考えを否定することがなくなり、メンバーが成果を出してくれる方が嬉しくなりました。この4年間での自分なりの成長ですね」と竹内氏は笑顔を見せる。
代表自身が純粋な気持ちで相手への尊重と思いやりを持って接することで、“LANYの一員としてあるべき姿”を体現している。そう感じさせるエピソードだ。相手の成長を思って率直に意見を言い合う、フラットなコミュニケーションの様子もうかがえる。まさに「部活」のようなカルチャーである。

メンバーの成長をサポートする仕組みとして、メンター制度や課題解決に向けたディスカッション会議、勉強会や輪読会等を取り入れている。人材の質が重要だと考え、人材育成に積極的な投資を行っているのだ。
評価はOKRフレームワークに基づいて半期ごとに行われ、顧客の成果と満足度に重点を置く。一気にベースが6%アップすることがあり、その場合、増加されたベースにさらに加算されることで報酬は著しく増加していく。
フレックスタイム制やリモート可能な勤務体制、リモートに伴う手当の支給等、働き方や待遇面でも満足度が高まるような制度を取り入れる。
顧客のデジタルマーケティングを全力でサポートするために、主軸のSEOコンサルティングサービスをさらに磨くと同時に、他サービスのラインアップ拡充に努める。大きく飛躍を目指す今、ミッションとカルチャーに共感する新たなメンバーを広く募る。少しでも気になるポイントがあったならば、ぜひ気軽に問い合わせてほしい。