ご略歴をお教えください。
大学卒業後、新卒としてみずほ銀行に入行し、支店勤務の後、本店にて外為新規商品開発担当として、外貨預金のインターネットバンキングや新規外貨運用商品の企画開発を担当したのがファーストキャリアです。 その後、財務・戦略系コンサルティングファームに転職し、大手総合商社などのコンサルティングやM&Aに従事した後、avexを担当することになりました。 コンサルティングファームごとavexに転籍することになり、意図せずに、avexに入社することとなります。 avexでは、管理部門ではなく事業部門での勤務を希望し、映像事業の立ち上げを行う為、映像事業本部の本部長付として、事業戦略や経営管理等を担当させて頂きました。 その後、事業戦略等だけでなく、映像作品の現場責任者として、アジア映画で過去NO1ヒットである『レッドクリフ』や、ドラマと映画と配信のメディアミックスを実現した『闇金ウシジマくん』のヒットを実現しました。 最後は、avexとNTTdocomoの協業によって生まれた映像サブスクリプションサービス『dtv(現Lemino)』の国内コンテンツの調達責任者として、TV局、映画会社、アニメ会社、出版社との窓口を統括しました。当時、まだマイナーであったサブスクリプションサービスへコンテンツを提供してもらえるように権利元への交渉やビジネススキームの構築などを行いました。 avexを退社した後は、転職活動はせずに、独立し、テレビ局やアニメ会社、芸能プロダクションなどに対して、サブスクリプションビジネスのアドバイザーをいましたが、2018年5月、avex時代の同僚であり、YouTubeでキッズやテレビ局などのパートナシップ担当であった萩原(現COO)と共に、アナライズログを起業することになりました。
御社をどういう会社にしていこうと考えていますか?
弊社の社名は『アナライズログ』ですが、『アナログ』と『アナライズログ』の2つの意味が込められています。 まずは、『アナログ』ですが、YouTubeというデジタル領域のビジネスですが、クライアントやクリエイターや社員など、人と人とのコミュニケーションを大事にしたいという気持ちが込められています。 また、『アナライズログ』ですが、『ログを分析する』という意味で、クリエイティビティだけでなく、数値分析もきちんと行うことで、事業の成功確率を高めたいという気持ちが込められています。 弊社は、社員数が少ないですが、社員一人一人が、人気クリエイターと、人気コンテンツ企業&人気ブランド企業と一緒に、YouTubeにおいて新しい価値体験を提供し続けられる企業を目指しています。 また、働いていただける社員の方も、他社では経験できないような仕事を推進することで、希少性の高いスペシャリストとして自らの市場価値を高めて、いつでも、自らのキャリアを主体的にコントロールできる能力を獲得できる場として、有益な会社になりたいと考えております。
三浦さんの仕事観をお聞かせください。
大学時代の就職活動の時から、仕事を通して日本を豊かにし、自分たちの世代よりも日本を良い状態にして次の世代に引き継ぎたいという想いを持っていました。その想いは今でも変わりません。 弊社においては、日本のアニメや漫画などのコンテンツをYouTubeにおいて手軽に視聴できる環境を作ることで、世界中の子供たちを日本ファンになってもらうことを実現できればと考えております。 『ドラゴンボール』や『ワンピース』を制作する『東映アニメーション』や、『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』を制作する『シンエイ動画』、『キングダム』や『NARUTO』を制作する『ぴえろ』、『名探偵コナン』などの原作元である『小学館』などの出資を受けている強みを活かして、日本ファン拡大を実現したいと考えております。 また、日本の観光資源を生かすインバウンドも同様に考えていて、アニメをきっかけに、日本ファンになった海外の方が、実際に日本を旅行してもらえるように、YouTubeを通して、日本の魅力を発信していきたいと考えております。
御社に合う人は、どのようなタイプの人だとお考えですか?
まずは、YouTubeだけでなく、映画やアニメや音楽やゲームなどのエンタメに対する興味・関心がある方に来ていただきたいと思っております。 学生時代などに、自らインフルエンサーとして、試行錯誤した経験などもあると嬉しいです。 また、社員自体は少ないですが、人気クリエイターのエージェントとして、人気ブランド企業と直接取引を行っている為、責任感を持って、仕事を推進するマインドを持っている方には、非常に成長できる環境があると考えております。 現在、キッズジャンルでは圧倒的NO1のYouTuber事務所(エージェント)としての強みを活かして、新たなプロジェクトやクライアントを開拓することも可能ですし、自ら好きなジャンルのクリエイターとエージェント契約を結んで、新規ジャンルを開拓することも可能です。 また、YouTubeにおけるグローバルでのバズやトレンドを分析できる『デジタルクリエイターズ』は、クライアントにとっても、クリエイターにとっても、手放せないツールとして活用してもらえるようになるために、積極的に事業開発を行っております。 新規事業の全てにコミットすることで、事業の成長と、ご自身の成長の双方を実現したいような熱いマインドを持っている方にも最適な環境なのではないかと思います。 最後に、社内やクライアントやクリエイターなど様々な方と一緒に仕事をする上で、コミュニケーションの重要さを認識していて、自分だけでなく、みんなと一緒に仕事を進めていくマインドを持っている方だと、非常に嬉しく思います。
オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?
平日夜は、なるべくオフラインでのコミュニケーションに時間を使っており、仕事が忙しくない時には、学生時代の友人や、会社の同僚や、取引先と会食に行くことが多いです。 土日は、YouTube撮影の立ち合いなどがある日もありますが、撮影等がない時には、家にいるのではなく、なるべく、外に出かけるように心がけています。 現在、中学2年生の息子がいるのですが、スケジュールが合えば、ドライブやアウトドアや温泉など、なるべく一緒に出かけるようにしています。 予定が合わない場合には、スポーツジムに行ったり、温泉やサウナを楽しんだ後に、日帰り温泉施設に置いてあるマンガを読んでいることが多いですね。 また、年末年始や夏休みなど長期の休みが取れる時には、海外旅行をしたり、北海道でスキーや、沖縄でスキューバーダイビングをするなど、リフレッシュするようにしています。