取締役副社長　菊池 貴史氏

ご略歴をお教えください。

音楽系の専門学校を卒業し、ライブイベントの運営の仕事がファーストキャリアでした。その後コールセンターの企業に入社し、オペレーターを経験した後にリーダーとしてメンバーマネジメントまで行うようになりましたが、30歳でSEへの道に転身しました。実の兄がSEとして働いていて、仕事の話を聞いて魅力を感じていたからです。 150人ほどのSESの会社に入社し、3年ほどインフラ運用の現場を経験した後、2つ目の現場で当社代表の瀧田と出会います。瀧田がリーダーを務める大手アミューズメント企業の基幹システムの現場で5年ほど瀧田と一緒に仕事をしました。その後瀧田が独立して当社を創業し、創業から1年後に声をかけてもらい、ジョインを決めたという経緯です。 当時、私も転職や独立を考えていました。人材育成や経営に関心がありましたが、なかなか当時の会社では機会が得られずにいたからです。そんな時に瀧田から声をかけてもらい、起業直後のスタートアップで会社経営にも関われるという点と、5年一緒に働いた瀧田の人間性や仕事ぶり、技術力に信頼を寄せていたことが大きかったですね。当社ならば安心して働けると思いました。

御社をどのような会社にしていこうと考えていますか？

今は人材育成に最も関心があります。 当社は規模拡大を目指してはいますが、その前に少数でもいいからスペシャリスト集団としてお客様に貢献できるチームづくりをしたいと考えています。10人ぐらいまでは、瀧田と私の二人でそのマネジメントができると思っていますが、そこから先はリーダーがそれぞれのチームをマネジメントする体制にしていく必要があります。そこで、当面はリーダー層の育成に力を入れていきたいと考えています。 私自身が関わったメンバーが成長し、自分の手が届かなくなったところでも活躍してお客様に貢献している姿を見ると、なんだか感慨深いものを感じますね。 一人ひとりにキャリアビジョンや適性があり、人としての感情や思いがあります。当社では、こうした社員一人ひとりを尊重し、成長していける環境づくりに全力を投じていきます。

菊池さんの仕事観をお聞かせください。

生涯を懸けて行うライフワークとして、仕事は人生を充実させるものであると思っています。自分としてのライフワークは、前述のとおり"人材育成"です。 当社では、最近になって2名の未経験者を採用しました。今はSESエンジニアとしての業務のほかに、その新人の教育やイベントで忙しい日々を過ごしていますが、とても充実感がありますね。人の成長に関われるというのは私自身のやりがいにも繋がっていると思います。

社員に対して、御社でどんな人生を過ごしてほしいかの思いをお聞かせください。

技術力はもちろん、業務遂行力を持つ、他社には負けないエンジニアになってほしいと思っていますし、そのようなエンジニアを育成したいと考えています。その上で、仕事だけではなくプライベートも充実させてほしいですね。 当社では、誰でも経営陣に対して意見を出してもらえる体制にしています。瀧田や私には聴く姿勢があると自負していますが、いい意見は実際に取り入れた事例もたくさんあります。当然ながらやる気や信頼関係がベースにはありますが、経営に興味がある方にはぜひ会社づくりの部分から活躍していただきたいと考えています。

オフタイムは、どのような過ごし方をしているのでしょうか？

30歳を超えた時から日本全国を回ることが目標となり、まとまった休みが取れた時は旅行に出かけています。5日かけて車で四国を一周するといったこともやりました。47都道府県のうち、これまで行ったことがあるのは半数ほど。全都道府県を制覇したいですね。 また、瀧田がゴルフ好きということもあって、最近になってゴルフを始めました。まだ100を切っていませんが、非常に面白くハマっているところです。会社として希望者を募り、ゴルフコンペもやりたいと考えています。仕事以外の繋がりも含めて、一緒に働く仲間とはコミュニケーションを密に取りながら、より良い会社を一緒に創っていければと思っています。