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株式会社ワンパク

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系

本質的な課題解決にこだわるクリエイティブ・エージェンシーが第二創業期をけん引する人材を募集

グローバルに活動
残業少なめ

企業について

株式会社ワンパクは、独自のスタイルで存在感を発揮しているクリエイティブ・エージェンシーである。何が独特なのか。それは、「本質的なコミュニケーション」を突き詰めるため、クライアント企業と徹底的に向き合い、一緒に考え、モノづくりに取り組んでいる点だ。

「世の中に溢れている広告やキャンペーンサイトの多くは、クォーター毎に次々と入れ替わっていきます。その制作過程は、発注者であるクライアント企業から提示されたオリエンシートをもとに、複数の広告代理店や制作会社が案を作成、コンペが行われ、つくり手が決まります。しかし、オリエンシートの提示からコンペまでは数週間程しかありません。このような短期間で提案できるアウトプットは、どうしても表面的なものになりがちです。このやり方が悪いといっているわけではありませんが、少なくとも私がワンパクでやりたいかたちとは違いました。もっとクライアントとじっくり向き合い、ディスカッションを重ねながらクライアントと共に、数ある問題の中から課題を見つけ、本質的な解決策を見出していく――ワンパクを立ち上げたのも、そんな仕事がしたかったからです」

代表取締役 CEO・阿部淳也氏がこう語るように、ワンパクは課題の発見から解決策を考え、戦略と施策を定義するまでの過程に短くても3~4カ月、長い時は8カ月から1年程を費やすという。その方法も独特で、週に1回等、定期的にクライアントも参加するワークショップを開き、ディスカッションを重ねながら、企業やサービスのブランド戦略やコミュニケーション戦略をじっくりと練り上げていくのだ。

「お客様の本質的な部分に迫るためには、直接会話をする必要があるので、間に広告代理店等を挟まず、直接取り引きできるプロジェクトを事業の柱にしています。設立から10年以上、私達が続けてきたことは『Move Forward with you.』、つまり、ビジネスのプロであるクライアントの知恵や知識とクリエイティブやテクノロジー、ユーザー視点のプロであるワンパクの知恵や知識を掛け合わせることによって、クライアントと併走するパートナーとして本当の意味での課題解決を目指すことなのです」

このようなワンパク流のスタイルは着実に結果を出し、多くのクライアントから高い評価を受けている。例えば、フォントの開発・販売等を手掛ける事業会社のコーポレートサイト、ECサイトのリニューアル案件では、マーケティングのプラットフォームとして、Webサイト上でリアルタイムでフォントを検索・確認し、その場で購入できるようにしたことで、同社のサブスク・ビジネスを大きく伸ばすことに貢献した。このほかワンパクのクライアント実績には、誰もがその名を知っているような大企業のプロジェクトを数多く並んでいるのだ。

株式会社ワンパクは、クライアント企業のブランド戦略やコミュニケーション戦略を定義するところから、それを実現するための手段としてのWebサイトやアプリ、映像、イベント等、多様なコミュニケーションツールの制作、運営・運用までを手掛けている。

「クリエイティブ・エージェンシーでありながら、クリエイティブ部分のみの企画・制作だけではなく、戦略レベルから携わる。しかも、何度も何度もディスカッションを重ねながらお客様も巻き込んで課題解決を目指す会社は、創業当時はほとんどありませんでした。」(阿部氏)。

従来のやり方と違うということは、クライアント側に受け入れてもらうまでに高い壁を越えなければならないということでもある。それでも、コツコツと自社のケイパビリティやスタンス・想いを伝えることで着実にクライアントを開拓。設立以来、業界ではユニークなポジションを築いてきた。

「最近はクリエイティブファーストでUXやCXをうたいつつ、ブランディングやコミュニケーション戦略からコンサルティングする会社も増えてきています。しかし、当社が10年以上にわたって培ったノウハウや実績は、そう簡単に築けるものではなく、メソッドやアウトプットの質という点でいまだアドバンテージを保てていると考えています。」(阿部氏)。

とはいえ、現状に甘んじているわけではない。これまでのワンパク流を貫きつつも、今後を見据えて自社サービスの開発や強化等も視野に入れているという。

「2019年の10月には昆虫食をテーマにした自社メディア「BUGS GROOVE」を立ち上げました。日本では昆虫食というとゲテモノ扱いされますが、食糧難の国ではタンパク質を補う食料として脚光を浴びているし、欧米ではスタートアップも増えている等、SDGsの流れを背景に注目されているのです。こういった正しい知識を発信するメディアをつくりたいと取り組むことを決めました」(阿部氏)。

「創業から10年以上が経過して、会社が置かれている状況は大分変化してきました。社内に目を向ければ、若い力が増えてきており、ここからがワンパクにとって第二の創業期だと考えています。ここで更にもう一段加速していくためにも『自分が会社を引っ張ってやろう』というワンパク・オテンバな方が加わってくれることを期待しています」(阿部氏)。

ワンパク流の仕事の進め方は、クライアントの本気度を高める効果がある。

「ワンパクがお手伝いする仕事で一定の割合を占めているのはオンラインの事業・サービス開発やメディア構築ですが、これらはローンチがゴールではなく、ローンチからがスタートです。それらの運営は、クライアントが“自分がつくった”という感覚を持てないと上手くいかないものです。“誰かがつくってくれたモノ”では駄目なのです。その点、ああでもない、こうでもないとディスカッションを重ねながら苦労してつくり上げるプロセスを経ることで、クライアント自身がつくり出しているという感覚も生まれますし、出来上がっていくモノには自然と愛着がわいてきます。当然、可愛い我が子のためならば』と本気で運営に取り組んでくれます。これが結果的に良い成果へと結びついていきます。」(阿部氏)。

クライアントと直接顔を合わせながら、本音を聞き出し、本質的な部分へ迫る過程で、いつの間にか担当するサービスやメディアへの愛着が強まっていく。愛着が強くなれば、少しでも良いものにしようと熱量も上がるし、思考量も増していく。この循環がクライアントの満足へと繋がっていくだけでなく、社員にとっても面白さや、やりがいに繋がるのだという。

「そのため、当社が求めているのは、仕事に対する熱量が高く、社会・クライアント・ユーザーのために多角的な視点を持ちながら考え尽くせる人材です。また、チームでプロジェクトにあたるため、お客様やチームのメンバーとコミュニケーションがとれることも重要です」(阿部氏)。

ワンパクは、デザイナーやエンジニアであっても、クライアントと接する機会が多く、ディレクションに携わることも少なくない。そのため、「自分の仕事はここまでと枠を決めない人の方が活躍できる」環境だと続ける。

「エンジニアリングやデザイン等、自分の軸となるものは持っていてほしい。でも、複数人で仕事をしていると、どうしても仕事の分担等のグレーなゾーンが出てきます。そこをお互いに埋め合い、フォローし合わないと良い仕事はできません。そのためには、沢山の“のりしろ”が必要だと社員には話しています。クライアントのビジネスのことや隣の人の仕事に興味を持ったり、今はない力を身に付けるために努力したり。

当社は最終的にはそれぞれが職人的な領域を持ったディレクター集団を目指したいと思っていますが、様々なスキルやマインドを磨くにも"のりしろ"は重要です。だから、自分からクライアントや仲間との間を埋めていく"のりしろ"を増やしていける積極的な人がいいですね。色々お話してしまいましたが、どこか少しでも"ワンパクのスタンス"に興味を惹かれるところがあったなら、一度話をしてみませんか。お待ちしています」

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インタビュー

株式会社ワンパクのインタビュー写真
代表取締役 CEO・阿部 淳也氏 1974年、宮城県生まれ。自動車メーカーで自動車のインターフェースデザイナーとして経験を積んだ後、広告代理店系プロダクションのクリエイティブディレクターとして活躍。2008年に株式会社ワンパクを起業。「ワンパク」という社名には、人・モノ コト・技術・アイデアを"ワンパッケージ"で提供するという意味と「よく遊んで、仕事もバリバリする」という"腕白"という意味が込められている。

── 社風や風土について教えてください。

“とにかく考える”のがワンパクの文化です。クライアント、その先の顧客やユーザーのことを一人ひとりが考え尽くさないといけない会社です。そのため、仕事については、「なぜ?」と頻繁に説明を求められます。それはデザインについても同様です。「感覚的なものだから」ではなく、そのデザインを選んだ背景や理由をきちんと説明するよう求められます。言語化できないデザインは、デザインではないと思いますし、クライアントに説明できるようにするためには言語化することが必須だからです。

こういった文化が根付いているので、一般的な制作会社のエンジニアやデザイナーよりも考える機会・量... 続きを読む

企業情報

会社名

株式会社ワンパク

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > Webマーケティング・ネット広告

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > 広告・デザイン・イベント

企業の特徴
グローバルに活動、残業少なめ
資本金

800万円

売上(3年分)

2019125.6億円

設立年月

2008年01月

代表者氏名

代表取締役 阿部 淳也

事業内容

・2008年1月創業のデジタルを核に据えたクリエイティブ・エージェンシー
・クライアント企業と直接コミュニケーションをとりながらブランディング戦略やコミュニケーション戦略の立案、その先のものづくりまでをワンパッケージ"でおこなっている
・ワークショップでディスカッションしならがクライアントと一緒に考え、行動することで課題解決を目指す。そんな本質的なコミュニケーションを追求することが、"ワンパク流"のものづくり
・案件はサービス企画・開発、各種メディア企画・構築、プロモーション企画・制作など多岐にわたる
・Webサイト・アプリ制作・開発だけではなく映像企画・制作、イベント企画・制作など幅広い案件あり
・受託案件は、これまでより戦略レベルから携われる案件を増やしつつ、自社サービス開発、メディア開発を強化していく

株式公開(証券取引所)

主要取引先

富士フイルム株式会社 ライオン株式会社 三菱電機株式会社 パナソニック株式会社 株式会社ベネッセコーポレーション ホーユー株式会社 株式会社モリサワ

従業員数

15人

平均年齢

34歳

本社住所

東京都渋谷区代々木5-51-14

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