独立・起業するまでのキャリアは?
大学を卒業して、大手証券会社に入社しました。証券業界で花形のポジションである「ディーリング」をしたかったのですが、配属になったのは「営業」。商品開発やディーリングをやりたいと思いつつも、セールスの仕事をしていましたが、2年で辞めてしまいました。その後、病院向けのコンサルティング会社に移り、そこで1年半働きましたが、証券会社も病院向けのコンサルティング会社も顧客がお年寄りで、まだ若かった私は若者と働きたいと思い、インターネットの世界に飛び込みました。 時代は、インターネット広告が拡大していく時期で、運良くマーケティング事業等を手掛ける会社に入社することができました。その会社では、Webサイトの企画から制作、営業までこなしました。他にも投資を担当していましたし、モニタリングと新規の投資案件探し、そして子会社の管理もしていました。その時にビジネスの基本を学び、会社経営や事業創造の経験を積みました。
SUZUVERSEのプロジェクトにジョインした経緯は?
マーケティング事業等を手掛ける会社で学んだことを生かして働くため、友人と一緒に独立・起業しました。最初に取り組んだのは、ソーシャルゲームの開発。企画を考えてモックを作りましたが、上手くいかずに断念。そこから2~3年は、フリーランスで声がかかった企業のビジネスを手伝っていました。その時に知り合った人達と、2013年に動画広告の配信エンジンを開発しました。このビジネスが上手くいって、2015年に事業を売却。その資金を元手に、次のプロダクトを開発しました。 次に開発した動画広告のアドネットワークが、結構な金額で売却できました。まとまったお金が手に入ったので、仕事を離れて1年間ゆっくりしようと思っていたところ、SUZUVERSEというプロジェクトを立ち上げる話を耳にしました。以前、クリプトの取引所を開発しようと計画した時に取引があった宮内さんが創業するプロジェクトなので、何か手伝えないかと声をかけたところ、日本マーケットのマーケティングを任されることになりました。当初は、アルバイト感覚でビジネスを手伝おうと思っていたのですが、気が付けば社員になってフルコミットしていました。
宮内グループCEOはどんな人物ですか?
SUZUVERSEの創業者の一人で、グループのCEOを務める宮内亮治は、元インターネット事業等を手掛ける会社のCFO。20年前の事件を記憶している人もいるかもしれません。賛否両論のある人物ですが、私が出会った中では、飛び抜けて有能なビジネスパーソンです。シンガポールに本社がありますが、宮内さんも東京のオフィスで一緒に働いています。合理的な考え方を尊ぶ人で、非常にロジカルです。ビジネス経験値が圧倒的に高い人ですから、若い人が宮内さんと一緒に働くとビジネス戦闘力を爆上げできます。鋭い指摘をしてくれる人ですから、思考力がある人なら理にかなった指摘から学ぶことも多く、とても頼りになる人物だと思います。 当社の組織の中で、父親役が宮内さんとすれば、私は組織を円滑にする母親役だと思います。宮内さんが見ている未来、考えていることを察知して、社内に広めていく。そうやって、当社の組織を強固なものにしていきたいです。宮内さんは当時の事件のことをまだ負い目に感じている部分もあるのかなと私は感じているので、あの事件を挽回できるまでSUZUVERSEを大成功させたいです。私は宮内さんのために働きますし、同じようにSUZUVERSEの大成功を喜び合えるメンバーと働きたいです。
仕事をする上で、大切にしていることは?
成果を出すことです。正しいプロセスを踏んで結果が出ないなら、どこかに抜けがあるということだと思います。成果を出すためには、チャレンジも大切。どんどん失敗して、耐性を付けて大きく育った方がいいと思います。若い人の中には、失敗を恐れるばかりでチャレンジできない人もいます。どれだけ頑張っても、チャレンジして結果に繋げないと意味がありません。 私の経験則で話すなら、何回もチャレンジして失敗しているうちに感覚が麻痺してきます。バンジージャンプも最初は怖いかもしれないけど、何度も飛ぶうちにスリルが楽しくなってきます。ビジネスも同じで、何回もチャレンジしているうちに失敗を恐れなくなります。そうやってみんなで支え合ってチャレンジを繰り返し、ビジネス戦闘力の高い集団にしていきたいです。
転職を考えている人に、メッセージをお願いします!
人生は自己実現の過程だと思います。生まれてから死ぬまで、いろいろな出来事が起こります。そして、その全ての段階において「お金」が必要です。世の中の悩み事の99%は「お金」で解決できると信じています。だから、不安のない生活を送りたいなら「お金」を稼ぐのが一番だと思います。幸い私は自分で創り上げた事業を売却したことで、まとまった「お金」を手にすることができました。当社で働く社員には、同じように経済的な成功を目指してほしいです。 ビジネスにおいて、あからさまに「お金」の話をするのを厭う人もいるようですが、人は価値を感じないものには「お金」を払いません。「お金」を払ってもらえるのは、評価してもらっているという証しなので、誇りに思っていいことです。同じように、経済的な成功をモチベーションに仕事を頑張るのは悪いことではありません。企業に勤めていても、生涯で10億円の「お金」を手にすることは難しいでしょう。けれども、新しいビジネスであるWeb3の世界なら不可能な話ではありません。SUZUVERSEで経済的な成功を勝ち取りたい人を歓迎します!