先端技術に関わる案件が多く、速いサイクルで新しいことにチャレンジできます!
当社には、2015年4月に新卒で入社しました。大学は政治経済学部で、就職先としては海外で仕事ができ、実力主義で自分が成長できる環境を探していたところ、当時海外事業も手掛けていた当社がマッチしたという経緯です。基本的にエンジニアの採用でしたが、技術的なことは入社後に勉強すればいいと受け止めていました。 入社して2日目に、新人達は代表の篠田から「1カ月間、研修としてドバイに行ってビジネスをしてこい。何をやるのも自由」と言い渡されたのです。人脈もなく言葉も通じない環境でチャレンジしてみろということです。驚きました。 実際にドバイに着いてから、イベント会場等に赴いて名刺を配りまくります。2週間で800枚ぐらい配りました。毎日必死に動く中、暑いにもかかわらず自販機が1台もないことに気付いたのです。そこで、自販機を売ることを思い付き、ホテル等に案内すると1軒から10台導入したいとの返事。早速会社の上司に相談し、飲料ベンダーに提案すると、丁重に断られました。そんな結果しか得られませんでしたが、非常に有意義な経験ができたと思っています。 帰国後、インフラエンジニアとなる研修を受けるわけですが、そうしたドラマチックな経験をしただけに、エンジニアになる感覚が掴めず、「顧客の近くで働きたい」と直訴。先輩に教わりながら業務改善コンサルティングの仕事に就きました。 2年目に入った時、インフラチームのエンジニアの退職が相次ぎ、私に穴埋めを要請されたのです。その時は「求められているならチャレンジしよう」と前向きになったのですが、業務内容は全くといっていいほど理解できていませんでした。けれども、過去のバイト経験等から自然に覚えられると高を括っていたのです。 ところが、そんな甘いものではありませんでした。早くできるようにならなければ仕事がなくなる状況になり、こんなことではダメだと必死に勉強を始めます。そして、半年ぐらいで一通りできるようになり、先も見えるようになりました。 その後は、インフラエンジニアとして特にAWSやAzureを活用した基盤構築を手掛けます。クレジットカードの国際セキュリティ規準であるPCI DSSに準拠した高度なインフラ構築等もPMとして手掛けるようになりました。 2021年にSystem Reliability Gr.部長に就き、Azureを活用したAI/IoT領域の開発事業を推進します。そして、2024年1月に現職に就任し、Microsoft社とも協業しながら最先端領域を担う事業の推進に取り組んでいます。
御社をどういう会社にしていこうと考えていますか?
もちろん、社会から認められる会社にしたいと考えていますが、個人的には社員の家族からも応援されるような会社にしたいとの思いがあります。 私は2022年に結婚したのですが、リモートワークが主体の中で、私の仕事ぶりを妻が見て心配したのです。私は何の疑問もなくやりたいようにやっていたつもりでしたが、家庭のことより仕事を優先した部分があったのでしょう。家庭内コミュニケーションの問題かもしれませんが、同様の状況の社員が家族から応援されず、当社に対して良からぬイメージを持たれてしまえば、誰もハッピーではありません。会社としても本望ではなく、改善すべきだと思います。そこで、社員も家族から応援してもらえるよう、問題があれば自ら会社に提言して改善策に繋げてほしいですし、その結果関わる全員が満足できる会社となって人材採用や業績向上に繋げていきたいと考えています。
そのために社員に対して期待することや、社員が御社でどんな人生を過ごしてほしいかの思いをお聞かせください。
そのためにも、誰かに言われたことに従うというよりも、自ら何をすべきかを考えて行動してほしいですね。その点当社は社員の主体性を尊重し、仕事を任せるカルチャーがあります。私は入社9年目で執行役員になりましたが、ほかにも同様の役員や若いのにグループリーダーを任されているメンバーもいます。入社年次や経験年数は関係なく、本人のスタンスやアウトプットの質で、そうしたポジションが任されます。そんな環境をフルに利用して経験を積み、成長に繋げてほしいです。 当社代表の篠田は「全員経営」と言っています。やりたいことがあれば自由に、しかしながら責任持ってやり、会社の成長に貢献してほしいという考えです。
西川さんの仕事観をお聞かせください。
誰もが仕事は普通にするものだと思っているでしょうが、せっかくやるなら本気でやった方がいいと思っています。 父も祖父も起業家で、幼少の頃からその姿を見てきた私も、いずれは会社を経営するものだと思っていました。当社に入社してからも、起業とまではいかなくても、いずれ社外取締役等の形でいろいろな会社に本気で関わるのも自分のキャリアのためになると考えた時期もあります。 しかし、部下を持つようになってからは、自分のキャリアや待遇といったことより、組織をいかに良くしていけばいいか、といったことを考えるようになりました。自分を信じて付いて来てくれるメンバーに、きちんと返したいという思いが芽生えたわけです。今後も、この会社を大きくしていくことに本気で取り組んでいきたいですね。
オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?
仕事から離れて頭をリフレッシュするために、何も考えない時間をつくるようにしています。妻とは、ドライブやショッピング、映画鑑賞に行ったり、半年ごとに旅行に出掛けたりしますし、自分一人の時間は動画サイトの閲覧を楽しんだりしていますね。