DVCを起業しようと思った理由を教えてください。
理由は大きく二つあります。一つは、人材育成に力を入れたITコンサルティング会社をつくりたかったからです。ITコンサルティング会社は得てして、プロフェッショナルとして自分で成長するが基本となっておりますが、新卒で入社した日系大手システムインテグレーターは社員教育にしっかり投資していて、そこでの土台があったことで今の自分があるという思いがあります。 人に依存するセンスだけでない、コンサルティングをお客様に提供していくにあたり、やはり人材育成が必要であると感じていました。 もう一つの理由は、日本を元気にしたいという思いです。 いま日本は、人口減少により過疎化が進んでおり、元気がなくなってきていると感じています。 私の地元も人口が減っていて母校も児童数がかなり少なくなっています。その様を目にするたび、日本の未来になにか貢献できないかと考えることが多くなりました。 労働人口が減って国力が低下すれば、貧富の差はますます広がり、平等で平和な社会という日本の良さが失われかねません。そこにブレーキをかけるべく、少しでも貢献したいと考え、ITコンサルティングを通じて企業を地方を活性化したいと思っています。
なぜ、社員教育に積極的に投資する等、力を入れているのでしょうか。
コンサルタントは、お客様の経営に深く踏み込んで支援していく仕事です。その発言や行動によって、プロジェクトに大きく影響を与えることもあります。それは、スキルの低いコンサルタントが担当した場合、お客様に多大な迷惑をかけることになるということです。逆に、スキルレベルを高めていくことで、お客様への価値提供ができます。 そのため、お客様にとって有用な価値提供するには、教育が必要不可欠と考えてとりくんでいます。 さらに、 私としては社員の皆さんの人生の中で、「DVCに在籍している間が一番成長できた」と感じてもらえる会社にしたいという気持ちもあります。
社員にはどのような人材に育ってほしいでしょうか。
お客様から指名される人材になってほしいです。お客様先で新しいプロジェクトが立ち上がる時、真っ先に名前を思い出してもらえる存在になることは、それだけお客様が期待してくれていて、満足のいく成果を提供できているということです。 そのためには、お客様の顕在的・潜在的課題を会話の中から紐解く力やお客様の微妙な変化を察知できる力、様々なお客様の課題解決に繋がる施策を見出せる知識や知恵を引き出し、施策を実践して成果へ結び付ける力等、いろいろな能力が欠かせません。これら全てを最初から備えている人等はほぼいないでしょうから、成長意欲の高さや、学んだことを吸収できる素直さが必要になると思っています。 また、スキル面だけでなく、魅力的な人間であることも重要になってくるため、総合的に自分を鍛えていこうと思えることも大切になってくると思います。
三森さんの仕事観を教えてください。
「仕事も全力、家庭も全力」です。仕事に全力というのは分かりやすいと思いますが、家庭に全力というのは、例えば仕事を言い訳にしないことですね。仕事が忙しいからと子育て等を疎かにしたりはせず、できることを精一杯するよう心掛けています。 私自身も2度、会社設立を経験しておりますが、家族に大いに支えられ、応援してもらったからいま楽しく仕事ができていると感じてます。 毎年、社員の家族も招待した慰労会を開いているのも、社員にも家庭に支えられて仕事ができているというのを実感してもらいたいですし、社員の皆さんの頑張りを家族の皆さんにも知ってほしいという思いから企画しています。
最後に、応募者へのメッセージをお願いします。
何よりも成長したいなら当社で一緒に働きましょう、と伝えたいです。また、起業の動機でもある、日本企業を元気にする、地方活性化をしていくに本気で取り組んでいきます。 もちろん、ITコンサルティングという仕事をしてみたいというだけでも構いません。少しでも当社に興味を持っていただけたなら、会ってお話ししましょう。直接会話することで伝わることもあると思うので、お待ちしています。