前職の経験、MSOLへの転職理由について教えてください。
私は2社での就業経験を経て、MSOLに転職しています。1社目は、入社2週間でPMを任されるような少数精鋭のITベンチャーでした。多くの案件を担当しながら地道に実績を積んできたものの、当時の自分には開発経験がほとんどありませんでした。モノづくりをする人の気持ちが理解できれば、より高いレベルでマネジメントができるではないか――。そう考え、開発会社への転職を決めました。 いずれの会社も3年ほど在籍しましたが、そこで感じたのが大きな会社で歯車として働くよりも、組織や制度が成熟しきっていない環境の方が自分に合っているということ。1社目のようにマネジメントを行いながら一気通貫でプロジェクトに関わりたいという想いから、設立間もないMSOLへ転職したのです。
働き続ける魅力、やりがいはどこにあるのでしょうか。
当時、MSOLは10名程度の小さな組織でしたが、その分裁量を持ってチャレンジできる環境がありました。それは今も変わっておらず、私が長年働き続ける理由のひとつになっています。PMOの仕事においても、クライアントのビジネスパートナーとして自身の介在価値をダイレクトに感じるとともに、改善提案に留まらず、クライアントに伴走しながら実行支援を行う強い使命感が、やりがいにつながっています。 執行役員となった今でも挑戦意欲は途絶えることはなく、事業部門から人財部門担当となりました。相変わらずアグレッシブに動いている自分を見ると、あのときMSOLへの転職を決めたことは間違いではなかったと改めて思います。 MSOLには私以外にも4名の執行役員がおり、日々話し合いを重ねながら様々な指針を定めて実行に移しています。11月からは会社が新年度を迎え、私自身も新しい領域に携わっていますが、管掌範囲外も目を配りながらMSOLのさらなる成長に向けて、全社的な取り組みに責任を持ちながら遂行しています。
社員の成長のために投資は惜しまないMSOL。入社後はどのようにスキルアップできるのでしょうか。
当社が20年もの年月を重ねながらブラッシュアップしてきたスキルアップ制度は、新卒社員やPMO未経験の場合でも着実に成長できる仕組みになっています。PMOコンサルタントとしてキャリアをスタートさせても、汎用性の高いスキルを身につけることで、将来的に経営コンサルタントとして活躍する道も拓けています。 社員の向上心に応えるべく教育体制も充実しており、レギュラーメニューだけでも年間200~250ものコンテンツがあります。いずれも有意義な学びの場となり、自律的なキャリア形成につながっています。また、若手中心に1〜2年のスパンでジョブローテーションも行っています。配置転換によって上司やクライアントが変われば、新たな知見を得ることが可能。同時に、これまで思いつかなかったアイデアや課題に気づくというメリットもあります。ジョブローテーションについては、異動後もプロジェクトが円滑に進むよう、時間をかけて入念な引継ぎを行っています。
未来の仲間に向けたメッセージをお願いいたします。
MSOLには、ITエンジニアなどの回り道をすることなくダイレクトにPMOを目指せる環境があります。ただ、具体的なキャリアの指標は定めていません。入社後のキャリアにおいては本人の意思を尊重しており、面接時に「起業するためにMSOLで必要なスキルを身につけたい」という声があれば、MSOLを通過点として捉えてもらって構わないと正直にお伝えしています。 独立志向、歓迎。入社後に存分に力をつけて、夢や目標を実現してほしい。私自身も、そんな想いで未来の仲間に対しても向き合っていきたいと考えています。