株式会社エルテス

当社は2004年に代表の菅原が東京大学在学中に創業。
当初はインターネット上のブランディング支援を目的として事業を立ち上げましたが、
社会における情報のあり方の変化に直結する「ソーシャルリスク」に一早く着目し、
2007年にソーシャルリスク事業を開始しました。

サービス開始以来、“リスクに特化したビッグデータ解析” を強みに
データマイニング＆機械学習を重ねる事で、ソーシャルリスク予測・検知から
対策提案・実行をワンストップで提供し、企業リスクの最小化まで繋げていくことを
可能にしています。

このサービスが多くの企業において急成長してきた背景には、テクノロジーと
ビッグデータを駆使することによって生み出すことのできる高度な先行・競争優位性
があり、今では後発の追随を許さない強みとなっています。

それぞれの分野のみに特化した事業を行っている競合企業はあるものの、
当社のように、クライアント一社一社に寄り添い、課題の洗い出しから予兆の察知、
炎上した後の鎮静化まで、すべてのプロセスをカバーできている企業はありません。

そのような背景の中、現在では、社会の高まるニーズとも相まって、民間クライアントへの
サービス提供はもちろんのこと、公的セクターとの連携など、国家レベルでのサイバーリスク
領域への進出も進んでおり、株主には、電通、NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社、
マイナビなど、名だたる企業様を迎え、大きなご期待を頂くと
同時に更なる事業拡大を行っております。

当社は、「リスクを解決する社会インフラの創出」をミッションに、
順調に事業を拡大しております。

エルテスが目指しているのは、デジタルテクノロジーを通して、企業の成長を
「リスク管理」「守り」の側面から支援していくことで、安心してクライアント企業が、
自社の成長（売上・利益の促進）に注力できる環境を支援し、あらゆるデジタルリスクを
解決・低減する社会インフラを創出することです。

■SOCIAL RISK：
　独自の「炎上データベースを活用した検知システム」により、ソーシャルリスクを
　素早く検知することができます。また、大学等の複数の研究機関との
　共同研究により、画像検知システムの開発や自然言語解析にも取り組んでいます。
　顕在化したソーシャルリスクに対しては、独自データや豊富な実績から講ずべき
　対策を提示し、解決に導きます。

■INTERNAL RISK：
　内部要因による情報セキュリティ事故予防に着目した「内部脅威検知」を提供
　しています。「ネット炎上」と「情報漏えい」を２大デジタルリスクと定義して
　いますが、実は、いずれも内部要因に起因する割合が高いことが明らかになって
　います。2014年の総炎上件数673件の約72%は内部要因に起因するものであり
　（当社調べ）、情報漏えいについては、さらに高く、約80%に及びます。

代表取締役の菅原氏は、このように言う

「インターネットが広く普及するにつれ、人は多くの情報を瞬時に得ることが
　できるようになりました。その利便性は非常に高いものの、それと同時に、
　さまざまな危険性やリスクも同じように高まっている状況が生まれています。
　最近では、サイバー攻撃により企業や政府機関などの組織が保有する重要情報が
　大量漏えいしたり、ネット炎上、風評被害など数多くのデジタルリスクが
　報じられ、企業からの、ネット炎上によるレピュテーションリスクを正確に
　把握しておきたいというニーズは高まるばかりです。
　エルテスは、こういったソーシャルリスクにいち早く着目し、企業が安心して
　本業に注力して頂けるような環境を「リスクコンサルティング」の側面から
　支援し、サービスを提供をすることで、成長してきました。」

エルテスは、C.D.R.O. (Chief Digital Risk Officer)
デジタルリスクマネジメントの専門家として、日本社会のチーフ“デジタルリスク”オフィサーを目指します。

また、さまざまな企業のリスク管理で培ったノウハウをもとに、
エルテスでは新たな事業の創出にも挑戦しています。IT先進国であるエストニアの
企業と協業し、人工知能とビックデータ解析を活用したサービスをスタート。
このような先進的なビジネス展開により、“テクノロジー×企業のリスク管理”領域におけるプレゼンスをますます強めていきます。