代表取締役　胡 浩氏 早稲田大学理工学部4年生の時に、日本の中小企業向け中国マーケットのコンサルティング会社を学生ベンチャーとして設立する。 その後大学院へ進み、永田勝也教授および小野田弘士教授の研究室へ所属。環境・エネルギーの分野で博士号を取得する。現在も早稲田大学理工学術院に研究員として所属。 学術機関での研究成果を社会に還元したいという思いを持っており、大栄環境グループとの出会いもあって2018年12月に同社を設立する。

どういったスキル、マインドを持った人を求めていますか。また、面談においてどんな部分に注目したいですか？

ベンチャー企業や創業に興味のある人を求めたいです。 誰かが指示を与え仕事が進んでいく環境ではないので、各人が持つ専門知識や技能をベースに、自ら考え行動できる人がマッチします。安定志向の方には合わないですね。 逆に、急成長したい方にとっては最強の環境です。 大手企業ではあり得ない権限を与えてどんどん仕事を任せますし、積極的な発言やアイディアも大歓迎です。年齢やキャリアによって発言がしづらいという閉塞感は、一切ありません。 国籍を問わないグローバルなチームで、ロボティクスをはじめとした高い技能を持つエンジニアとプロジェクトを進める経験は大きな糧になるでしょう。 一方で、技能や能力だけを評価するカルチャーでもありません。われわれはファミリーのような空気感を大事にしたいので、人間性も重視します。メンバーと協調しチームワークを発揮して楽しく働ける人物か、コミュニケーションがスムーズに進められるかどうかは重要なポイントです。

御社の展望や計画、未来像を教えてください。

直近5年で、環境関連業界の働き方に変革を起こしたい。 廃棄物処理工場においてはいまだにゴミの分別を人間が手作業で行っています。そんな時代に合わないことをやる必要はありません。 ロボティクスやAIを駆使したスマートファクトリーを実現することで、イノベーションを起こしたいのです。 私たちが現在取り組んでいる廃棄物処理はもちろんのこと、エネルギーマネジメントやメンテナンス、汚水処理など、取り組むべき分野はたくさんあります。まずはそれらの「静脈産業」の工場においてスマートファクトリー化を実現します。 その先10年では、製錬工場などを含めた「動脈産業」にも当社の技術を広げていきたいと思っています。 根底には、人間は人間にしかできないことをやればいいという思いがあります。世の中には有意義なことがたくさんある。われわれはビジョンの実現を通して、世の中を豊かにしたいのです。人間とAIが共存する世界を築いていきたいと考えています。

社員に望む働き方、社員への思いをお聞かせください。

働きやすい環境づくりを心がけ、仕事にも生活にも支障が出ないようワークライフバランスに配慮をしています。具体的には、勤務時間をフレキシブルに調整できるようにしたり残業をしないようにしたりです。 私を含めて、社員は定時の18時になったら即帰ります。残業が少ないというより、ほぼないですね。 残業がない理由は、人材の配置やスケジューリングの工夫によって。今後は組織が大きくなっていきますが、残業しない文化は変えたくありません。 社員に望むのは、責任感を持ってほしいということ。責任感は人間として最低限必要なことだと思っています。 年齢や経験関係なく全員に責任ある仕事を任せていますし、歯車のひとつではないという思いがモチベーションにつながっています。当社の社員は、全員が仕事に大きなやりがいを持って取り組んでいるのが特徴ですね。 成長スピードが早くチャンスに満ちている環境であることは、自信を持って言えます。

ご自身の仕事観や日常の心がけについて教えてください。

「人生は大いなる暇つぶしだ」という言葉が座右の銘です。 暇つぶしならば自分のやりたいことをやりきろう、限りある人生の中で何をするかの選択を大事にしようということです。 私にとって何よりも楽しいのは起業です。 起業するのは、社会に新たな価値を生み出したい。自分の価値を最大限に広げたい。そのために会社をいかに大きくしていくかなど、24時間考えています。これが私の仕事というより、人生そのものなのです。 日常的にビジネスにつながることばかりを考えていて、常にアンテナを張っています。情報を自分に取り込み、学ぼうと無意識に行っていることで、身体の中に自然にあるものだとしか言えません。 目に見えるものは人によって違います。それは宇宙観とも言えます。 会社を作っていくことが、自分に見えている宇宙です。私はこの生き方しかできませんし、それぞれにその人だけの宇宙があることでしょう。

応募者の方へのメッセージもお願いいたします。

われわれが取り組んでいるのは、新しい価値を生み出すビジネスです。環境問題の解決に関わる、とてもやりがいのある仕事です。 さらに、時代の先端テーマであるAIやロボティクスを使います。 環境問題×先端テクノロジーでイノベーションを起こそうという会社は、少なくとも日本では他にありません。時代に合ったビジネスコンテンツなのです。 イノベーションは、時代のキーワードが揃っていないと起こせません。 そのイノベーションをスマートファクトリーという明確なコンセプトを打ち出して進めていくのは、当社だけです。 またわれわれの優位性として、現場を持っているという点も挙げられます。現場感覚を持ちながら、新技術の研究に取り組める環境は個人の急成長を促します。そして、協調力という人間性も鍛えられます。イーアイアイというファミリーの中で、自分の成長だけでなくファミリーの成長も望める方にぜひ来ていただきたい。お待ちしています！