スクラム開発を採用されているということですが、具体的な開発の流れを教えてください。
1週間1スプリントで進めています。まず月曜日に企画内容を確認し、今週のゴール設定・開発タスクの分解・メンバ割り当てをします。あとは毎朝メンバー全員でデイリースクラムを実施し、進捗や課題の確認を行います。そして金曜日、プロダクトオーナーやステークホルダと一緒にシステム動作を確認し、OKならリリースするという流れです。 プロダクト開発においてはとにかくやりたいことがたくさんありますし、将来的に実現したい壮大な世界観もあるわけですが、やはりその中で優先順位をつけながら進めなければいけません。より効率的に、なおかつお客様に感謝していただけるような選択肢を選べるように、各スプリントではどういう優先順位で物事を進めるのかという判断を大事にしています。
ネクサスエージェントは基本的にリモートワークで働かれているということですが、世の中の流れとしても働き方が変わってきていると実感しています。その点、いかがですか?
リモートワークで何もルールがないと、各メンバーの方向性がどんどんズレていってしまいますので、デイリースクラムを通して方向性の修正や優先順位付けをしたり、課題があればすぐに相談できる場づくりを行っています。 もちろん1on1ミーティングも行っています。リモートだと仕事だけの関係になりがちなので、1on1ではプライベートな話を積極的に行い、組織の一員として楽しく仕事ができるような状態を作っていますね。
最後に、エンジニア組織の働き方として大事にしている考え方はありますか?
大きな組織ではしっかり役割分担をして各々の専門性を磨き上げることが大事だと思いますが、小さな組織の場合「自分の役割しかしない」ではうまく機能しないと考えています。 メンバーそれぞれが専門性を持ちながらも、仲間が困っていたら積極的に手伝いに行ける、境界線を越えることを賞賛できるエンジニア組織でありたいと思っています。そんな小さな組織を数多く組成して、皆で大きな仕事を成し遂げたいですね。