株式会社デジタイズ

株式会社デジタイズは、広告・IT・デジタル業界専門のハイクラス転職エージェント『デジマージョブ™』を運営している。
「近年、クラウドやビッグデータ、AI、IoT、ブロックチェーン等の新しい技術が登場、急速に発展してきたことによって、ビジネス環境は劇的に変化しています。マーケティングや営業、サービス構築等の異なる業務がデジタルテクノロジーを軸に融合し、それぞれの境目が曖昧になってきています。また、マーケティングを得意としてきた広告代理店がより上流の戦略フェーズまで手掛けるようになる一方、事業戦略の立案や構築を手掛けるコンサルティングファームがデジタルマーケティング領域に進出するようになり、両者がぶつかる場面も増えてきました」（代表取締役/代表HRコンサルタント・菊地光明氏）。

このようにビジネス環境が変われば、当然、その領域で活躍できる人材、企業から求められる人材も変化していく。現場で、デジタルテクノロジーを駆使しながら業務を遂行したり、業務効率を高める人材も必要だが、同時に「デジタル化が加速する市場環境を理解し新たに事業を創造できる戦略構築人材や事業の成長を加速させるDX人材のニーズが急速に高まっている」のだという。このような企業側の切実なニーズと、新たなことに挑戦したい、成長したいと願う求職者をマッチングし、双方にとって満足度の高い転職を支援するサービスが『デジマージョブ™』である。
「このサービスは、広告・IT・Web業界の人材紹介に特化し、独自のネットワークとノウハウによって国内大手企業と20カ国以上の外資系クライアントを含め、専門職／管理職等、年収1,000万円以上の希少なハイクラス求人を取り扱っています。企業と求職者のマッチングを担うHRコンサルタントには、表面的な業界知識ではなく、実際に広告・デジタルマーケティング・DX業務を経験し、業界やビジネスモデル、職務内容に精通しているメンバーを配置。さらに、独自の人材データベースやCRMを組み合わせることによって、ニーズに即した高精度なマッチングを可能にしています」
菊地氏が話す同社の強みについては、もう少し補足しておきたい。

株式会社デジタイズ・代表取締役を務める菊地氏は、インターネットの黎明期からデジタルマーケティングビジネスに携わり、大手総合広告代理店やマイクロソフトのデジタルマーケティング部門、外資系アドテクノロジー企業における営業統括の経験を有している。また、COOも国内大手デジタル広告企業において多数の大手企業のデジタルマーケティング戦略策定・実行を手掛け、数十万人規模の会員獲得プロモーション経験が豊富だ。同社が経営者層からの特別求人や未公開求人等を豊富に取り扱えるのも、彼ら経営層のネットワークによるところが大きい。
「今は、ネットで調べれば様々な職種について知ることはできます。しかし、企業が本当に欲している人材を理解するには、業界のこと、業務のこと、事業構造のこと等、現場を経験して深いところまで把握していることが非常に重要です。そこを押さえたメンバーが揃っているからこそ、企業も『こんな人はいないか？』と相談してくれるのです。深い専門知識を有しているということは、求職者に対して求人の魅力を十分に伝えきることができるということでもありますから」（菊地氏）。

同社の場合、経営陣の経験や人的ネットワークに胡坐をかくことなく、常に企業と求職者に関する情報を更新している点も見逃せない。メールや電話、対面、時にはビデオ会議ツールを介して企業側、求職者側と緊密にコミュニケーションを図り、双方の細かいニーズを把握・分析、CRMをはじめとした独自のデジタルツールに蓄積・活用することで、精度の高いマッチングを実現しているのだ。だからこそ、外資系企業のカントリーマネジャーやエグゼクティブ、デジタルマーケティングスペシャリスト、時には日本に進出してくる外資系企業の日本支社長等、採用難易度が高いポジションの依頼が寄せられるのだろう。

「近年は、広告が広告だけで完結しない時代になっています。例えば、マーケティングプラットフォームによってリード（見込み客）を獲得したら終わりではなく、リードの購入意欲を高めて受注を獲得（リードナーチャリング）し、さらに、良好な関係性を構築・維持することでLTVを高めていける人材が求められるようになっているのです。このような新たな人材ニーズにも対応すべく、DXやデータマーケティングといったキーワードで人材紹介を展開していく予定です」（菊地氏）。

株式会社デジタイズは、チャレンジする人の後押しを大切にしている。スキルや収入等、そのビジネスパーソンとしてのバリューを高めるため、成長することに前向きな人を応援するには、応援する人も成長することに対して前向きであってほしいと菊地氏は語る。
「言われたことだけやって満足するのではなく、そこに自分なりの付加価値を添えてほしいのです。与えられたもの以上の価値を生み出そうと考え、行動することが自身の成長に繋がっていきます。同様に、『自分で解を出す』努力も大切です。分からないことがあると聞けばいいと考える向きもありますが、分からないなりに自分の答えを考えておけば、正解を聞いた時に得るものが大きくなります。受け身ではなく、自発的に取り組む姿勢を持っている人であってほしいと思います」

世の中はものすごい速さで変化していく。それはつまり、“今”持っているスキルや知識がどんどん陳腐化していくということ。ハイクラスの人材紹介というビジネスで顧客に満足してもらうためには、デジタイズのコンサルタントも求職者に見合った見識を備えておく必要があるため、随時、自身の見識を更新しておかなければならない。そんな地道な努力を継続できるかどうかも、成長欲の有無に関わってくる。
「当社はやるべきことをやって実績をつくり、しっかりと休むことを推奨しています。ただ、こういったメリハリある生活を送るためにはある程度のレベルが必要です。そのため、まずはそこに到達することを目指してもらいたいですね」（菊地氏）。

同社のクライアントは変革の激しいデジタル領域に関わる業界上位の大企業や外資系企業であり、相談に来る求職者も上位数%に入るハイクラス人材である。そのため、成長意欲の高い人であれば、材料に困ることはない。仕事のやり取りを通じて、目からうろこが落ちるような体験をすることも少なくないという。
「今いる場所に物足りなさや変わりたくても変われない閉塞感を抱いている人は、是非当社で夢に挑戦してほしいです。そして、夢を叶えてもらいたい。それができる環境がここにはあります」（菊地氏）。