株式会社LINK 代表取締役 水野友喜氏 1987年生まれ、岐阜出身。 専門学校で介護福祉士の資格を取得後、介護士として現場で働く。働いている中で知識の必要性や資格の重みを実感し日本福祉大学に入学、仕事と勉学を両立させ卒業と同時に社会福祉士の資格を取得。 その後現場から管理職へシフトし、マネジメント業務など幅広く介護領域での実務を経験。 2018年4月、株式会社LINKを設立。

起業の経緯をお聞かせください

私は専門学校で介護福祉士の資格を取得後、介護士として現場で5年、管理職として5年の計10年間介護領域での実務を経験しました。 介護の現場で働いていて浮かび上がったのが、「人生最後の生活が、こんな生活でいいのか。」という疑問です。 介護施設は、例え外見が立派であっても、中では人の尊厳が踏みにじられているんじゃ、と疑わざるを得ない介護をしていると言えます。 例えばトイレは決まった時間にしか行けない、お風呂は介護用イスを使うので真冬であっても膝下しか湯船に浸かれないなど。また働く環境も低賃金・人材不足であり、介護業界の抱える課題に悶々とする日々が続きました。 これは社会保険サービスに様々な制約があることに問題があるのですが、国の制度が変わるのをただ待つのではなく、自分で動こう！と、起業を決意しました。

御社が目指すミッション・ビジョンを教えてください

私たちは“超高齢社会を支える礎を作る”というミッションと、“誰もが幸せな最期を迎えられる世界”というビジョンを掲げています。 日本は超高齢化社会へ突入し、これから様々な問題が表面化してきます。 依然として、要介護者を支える仕組みは介護保険制度に頼っていて、今の延長線上に「誰もが幸せな最期を迎えることができる世界」はありません。 私たちは日本の介護をあるべき姿へアップデートします。IT・技術を中心とした新しい介護の仕組み、日本の超高齢社会を支える礎となる大きなプラットフォームをつくります。 また私たちが考える「幸せな最期」、それはすなわち、人が産まれた時と同じ空間です。住み慣れた家で大切な人たちに囲まれて過ごす空間で、最期を迎えられる世の中にしたい。 人の終わりが始まりと同じように、愛にあふれ、安心と幸福を感じられる世界を実現します。

社員に期待することは何ですか？

1+1=3以上になるような、生き生きとした活躍を期待しています。 起業当時の話になりますが、当時私は1人ぼっちで、イチロウのニーズを検証しながら事業を回し、事務作業も一人でやり、目の回るような日々でした。 そんなある日、ある方から「優秀な人材を採用した時の事業の伸び方はすごい！」という話を聞き、人材の採用を決意しました。 1ヶ月後にパートのスタッフさんを1人採用したところ、そこからあれよあれよと人が増え、スタッフの数に比例して売上も上がって行きました。 そして少しずつ自分の仕事を任せるようになり、日々を回すのではなく、未来のことを考えられるようになりました。 仲間が増えた時の目に見えない力を、私は信じています。 不思議と新たな契約が取れたり、今までの課題がスッと解決したりするんです。 現在の、またこれから仲間になっていただく社員にも、自身の業務だけでなく会社全体の空気を変える力があると信じて生き生きと仕事に取り組んでいただければと思います。

最後に御社を志望される方へのメッセージをお願いいたします

今、私たちの会社には事業プランもある、需要もあります。 足りていないのがサービスを提供するための体制作り、つまり「人」です。 今後さらにLINKが大きくなるためのプランには人が不可欠です。やるべきことは明確なので、それを一緒に走ってくれる仲間を募っています。 東京オフィス・名古屋オフィス共に募集をしてますので、興味を持ってくれた方はぜひ連絡ください！