ITディビジョン Senior Manager / CTO 木山 功司氏 ・15年間にわたるシステム開発会社での勤務を経て起業する。 ・自身の会社で開発事業を展開する中で、設立間もないOKULABのシステム開発に携わる。 ・「世の中のライフスタイルを変える事業をしたい」との代表の熱意に惹かれて、同社への参画を決めた。 ・2018年にCTOに就任。 ・2022年にはITディビジョンのSenior Managerにも就任し、開発体制の強化に尽力する。

OKULABで開発に携わることで描ける将来像はどんな姿でしょうか。

我々はシステム開発会社ではなく事業会社です。システムをつくることが仕事ではなく、事業のためのソリューションを提供することが仕事です。 ライフスタイルの変化スピードが加速する中で、これまでのように要件定義に時間をかけて設計、開発に数年かかるといったシステム開発では到底間に合いません。スピード感を持って進めるためには一から全て作ろうとするのではなく、既にある便利なSaaSやPaaSを使いこなしていくことが大事になってきています。 チームメンバーにもこのことを何度もよく伝えていて、最先端のツールやサービスの情報をキャッチしてもらいたいと考えています。 プログラミングができる人は沢山いますが、ツールやサービスを使いこなしてソリューションをつくっていける人は案外少ない。GUIでAIの開発が出来る環境や、ローコードやノーコードを駆使して、プログラムコードを１行もかかずにAPIが作ることができる。このことを知っているかいないかでスピードに大きな差がでます。 当社での開発経験を通して、ソリューション開発においては希少なエンジニアになれると思っています。

求める人物像を教えてください。

事業への共感を求めたいです。 プログラミングをやりたい、最先端の技術に触れたい。そうした気持ちは大歓迎ですが、その結果自分達が社会に対してどう貢献できるかが最も大事です。 現状、人口減少に直面している日本では、少ない労力でこれまでと変わらないサービスを提供していかなければなりません。 当社のコインランドリーのような無人店舗のビジネスモデルにおいて利益を最適化しようとすると、顧客満足度を下げずにコストを下げる必要があります。無人の状態で有人と同じだけのホスピタリティを実現しようとすると、AIカメラやBotによる顧客対応など、技術やシステムが必須になってきます。 無人での店舗ビジネスを成立させることで、将来的に働く人がより自分が本当に働きたい職種や環境で働くことができるようになります。 こういった、社会貢献につながるソリューションをつくりたい方が望ましいです。

どのような開発チームを目指していますか。

少数精鋭のチームです。 日本の人口が減少していく中、人がいなくても成立する仕組みが必要でエンジニアも同じ。人手が足りない状況で何人月ベースの作業ではこれからは難しいと思っています。一人でも二人でも、世の中に既にあるものを使ってすぐにシステムを実現できる開発チームでありたいですね。 なので、車輪の再発明はしないようにしようとメンバーには伝えています。既にあるものを理解することを諦め、自分の使いやすいように最初からつくろうとしてしまうエンジニアは案外多いものです。 例えば、世の中にあるSaaSサービスはベンダーが環境の変化に合わせて、アップデートやメンテナンスを提供してくれます。それを自社で独自システムを開発し、運用保守に開発リソースを割くのは、貴重な労働力を無駄にしていると思いませんか？ あるものをつくらず、使うことを覚える。世の中にどんなものがあるのか、何が新しく出てきたのかの情報収集をしよう。知ることが大事だとメンバーには伝えています。

木山さんがOKULABに参画した理由と入社後に改めて魅力に感じた部分を教えてください。

入社前に自分のシステム会社でOKULABの洗濯代行のECサイト『Laundry OUT』の開発と保守を請け負っていました。 その中でOKULABの世界観を肌で理解して共感を抱くようになりました。代表久保田のビジネスを作る手腕と、社会貢献に努めるマインドを私はリスペクトしています。実際、当時業界でここまでの急成長を遂げる会社はありませんでした。 もう一人の代表永松の洗濯に対する情熱にも驚きました。 Tシャツ専門のクリーニングメニューを考案したのも永松で、当初社内ではそこまで利用者はいないだろうと比較的ドライな反応でした。しかし蓋を開けたら、思った以上に利用者がいて好評でした。 世の中を変えるのはGeekな人。それを目の当たりにした瞬間でした。 情熱とこだわりは紛れもなく当社の魅力であり強みです。こだわりこそが今後のライフスタイルを変えていくと信じています。

Greenユーザーへ向けたメッセージをお願いいたします。

まだそこまで社員数が多くない当社には風通しの良さがあります。 代表にも気兼ねなく言いたいことを言える風土で、意思決定がスピーディー。大きな組織のように、稟議を回して役員の承認を取ってといった回りくどさがありません。 そして繰り返しになりますが、今後労働人口が減っていく中で一からプログラミングするよりも、世にある便利なサービスやツールを上手く使ったエンジニアリングが必要になってきます。 その部分を学び磨いていくことで、10年後も活躍できるエンジニアになれます。そうなりたいならば、是非応募してください。 働き方は個人のやりやすい方法を採ってもらえます。リモートでも出社するのもどちらもOK。 最先端技術に触れたいのにレガシーシステムの保守ばかりであったり、現場での仕事をしたいのに管理側の仕事ばかりであったり。そうした現状を打ち砕いて前進したい方にぴったりです。 ご応募を待っています。