株式会社スタンダードファクトリー

人材紹介、人材派遣、再就職支援を手掛ける人材業界企業に向けた、RPA/AIサービス、ITコンサルティング、クラウドアプリ開発、システム開発等のサービスを提供している株式会社スタンダードファクトリー。業界に特化したサービス展開による人材領域業務への深い理解を有し、他社にはない価値提供によって高い評価と信頼が寄せられているという。その自社の事業展開における特徴について、代表取締役・渡辺泰介氏は次のような見解を示している。

「当社は、人材業界に向けたアウトソーシングモデルのサービスを提供しています。人材業界の企業は、その7～8割が10名以下の規模というデータもあるように、社内に情報システムの専門部署を置くことができないケースが多く、社長やアシスタントの方々がシステム周りの作業を行うケースが少なくありません。その業務を当社が担うことで、お客様が自社のビジネスに集中できる。そんな価値をご提供できていると思っています。また、業界に特化しながらビジネスに対する深い知識を備えることで、お客様の事業が生む成果に向き合うことができるのも、当社の特徴の一つです。システムありきではなく、業務に寄り添った開発・サービスの提供ができるのが、当社の特徴と言えるでしょう」（渡辺氏）。

人材業界を対象としたシステム開発、サービス提供を手掛ける競合企業は存在するものの、その業務を全方位的に、知見を生かしながらサービス提供ができる点が同社の最大の強み。その提案レベルも、業界知識を最大限に発揮しながら顧客の想定を超えたものになっていると、渡辺氏は自信を見せている。その同社が現在の注力事業としているのが、人材領域の業務を自動化・効率化するRPAソリューションの提供という取り組みだ。

「ITコンサルティングやシステム開発事業では、当社は大手企業様からのご依頼に応えてきた実績があり、その業務ノウハウを他の事業に拡大させながらプロダクトをつくり込むことができています。2018年にスタートしたRPA事業もその実績を生かすことでコストを抑えられることができるので、お客様の新たな選択肢となるサービスとして高い評価を頂けている状況です」（渡辺氏）。

今後は、人材業界における業務を効率化するためのソリューション提供事業を進め、より高い価値を提供していきたいと考える同社。今回、RPA・AI事業やシステム開発事業におけるリーダー人材を募集する中で、その環境にはどのような魅力があるのか。人材関連ビジネスの市場の活況や、最新技術への取り組みといった要素に加え、自社ならではの魅力について渡辺氏は次のように語っている。

「人材業界に特化していることから、私達の事業ではターゲットが明確になっていますし、そのターゲットが求めているニーズの共通性という特徴もあります。その共通性を認識し、顧客のビジネスを理解、そして自社RPA・AIサービスの特性を理解した上で、適切なものを汎用的につくることができる。それが当社の業務にある面白味であり、顧客の利便性を重視した新たなプロダクトを手掛けることができる、というやりがいにもなるのではないでしょうか」（渡辺氏）。

同社で活躍するために必要なこととして、「何事も自分で考え、主体的に行動すること」だと語る渡辺氏。業界に特化し、深い業務理解から共通するニーズを的確に捉えながら、顧客のイメージを超えるプロダクトを提供することを重視しているのが、同社の最大の特徴である。その特徴を踏まえ、そこからどんな価値を生み出すかを自ら考え、失敗を恐れずに模索していくことこそ、新たなスタンダードを追求する同社の社員に求められることだと言えるだろう。

また、企業の人材採用領域において、現在主流となっているのがダイレクトリクルーティングという手法。企業の採用活動において求職者に直接アプローチするこの手法は、その関連サービスの市場も拡大を続けていることから、同社ではRPA・AIソリューションを活用したダイレクトリクルーティングに関する取り組みを積極化させていくということだ。

現在、同社には16名の社員が在籍し、その大半が新卒で同社に入社したメンバーだということだ。今後、キャリアアップを目指して同社に入社する人材には、即戦力としての活躍に加え、社会人経験を生かしながら業務をスムーズに遂行するリーダーとしての役割も求めたいと、渡辺氏は語っている。

「新卒入社の社員が多い当社ですが、メンバー全員が自ら考えて行動するというマインド、そして常に正しい答えを目指して取り組むという姿勢を持っているという特徴があります。失敗しながらでも、答え合わせを繰り返しながら次は違う成果を生み出す。そのために、自分なりの解釈をしながら改善し、様々なことを吸収していく。そうした人材が活躍しているのが当社の社風であり、これから入社する方々にはその環境でリーダーとしての役割を担っていただきたいというのが、私の考えなんです」（渡辺氏）。

2016年の設立から7期目を迎える同社では、未完成の体制の中で様々な社内制度、ルールを構築していく段階にあると言える。小規模な組織ながら、可能性の大きい市場でのビジネス展開を進めながら、自社の理想の姿をつくり上げていくという面白味も、同社では感じられるということだ。

「会社としてもこれから規模拡大を目指す中、自分達で環境をつくり上げていくという面白味があると思います。仕事の面においても、自分なりに考えたことを行動に移しながら、施策や戦略がどのように成果に繋がったかを数字で確認することができるという醍醐味も感じられるはず。大きな組織では味わえないやりがいや可能性を、当社の環境で感じていただきたいと、私は思っています」（渡辺氏）。

成長する市場での業務にある熱量、業界に特化した自社の専門的知見、そしてRPAをはじめとする最先端技術――。それらに触れながらキャリアアップを目指す転職者に、渡辺氏は次のようなメッセージを送ってくれた。

「少子高齢化する日本では、今後20年で労働人口が約20%減少するという社会的な課題に直面しています。その課題に、RPAをはじめとするIT技術を駆使しながらアプローチし、顧客業務のオートメーション化によって解決を目指すのが当社の役割。その取り組みによって業務を効率化し、そして人間が人間にしかできない業務に集中できる状況をつくり、人々のスキルアップや成長を実現させながら社会を豊かにしたいと、当社では考えています。その思いに共感し、当社のチャレンジに参画したいと思う方に、是非仲間に加わっていただきたいですね」（渡辺氏）。