起業の経緯について教えてください。
実を言うと、起業しようという気持ちはありませんでした。大手メディア・インターネット広告会社から大手HR系企業へ転職したのですが、その後はGoogleやMeta等の外資でのんびり暮らそうと思っていたくらいなので。 起業後はお金もできて、それなりに稼いでいたのですが、結局、仲間がいないと一人だな、と。 「同じようなマインドを持った仲間と何かを成し遂げる方が、人生の幸福度が高い」と気持ちに変化が起こってきたため、社員を増やしていくことにしました。 今は、“お金より人”という気持ちが強いので、社員はもちろん、業務委託の人も含めてストックオプションも準備しようかな、と考えています。 現時点で給与としてキャッシュリッチにさせてあげることはできないのもありますが、しっかり上場したタイミングでみんなで嬉しいを共有できる状態になってもらえればと思っています。
メンバーに期待することは何ですか?
まず前提として、素直に成長して、人のことを思える、気遣えるような人になってほしいという気持ちがあります。 その上で、仕事における目標達成にコミットしてほしいですね。 多くの人が20代前半から60代まで仕事をするのですから、仕事をしているおよそ40年をできる限り「楽しい」と思っている方がいいというのが、私の考えです。 だから、毎朝憂鬱な気持ちで電車に乗るのではなく、 「今日も仕事を頑張っていくかな!」と前向きに出社できる会社づくりをしていきたいと思っています。 そんな環境づくりが僕ら経営陣のやるべきことの一つですね
前向きに働ける環境とは?
仕事に集中できる環境ですね。例えば、会社の負担で昼食でちょっとおいしいものが週に一回食べられるというワクワクを出すとか、テンションが下がっている後輩を励まそうと飲みに誘いたいけど持ち合わせがない……と思わせないとか。 仕事をしていく中でついてくる【面倒な思考】を全部取り除いてあげることが僕らのやるべきことだと思います。 そのため、bfjでは、冷蔵庫の飲み物をいろいろと準備していますし、昼食代を週に一回支給しています。先ほど話した、後輩を元気付けるためや採用の一環で話したい人がいる等、必要と思える飲み会については、代金を全て会社で負担するという仕組みもあります。
稲垣さんの仕事観を教えてください。
人間社会における仕事のピークは20歳から40歳くらいだと思っています。 そこからは体力は鍛えないと落ちていくし、脳の成長も衰え始めるというのが持論です。 そのため、40歳までに良い知識、スキル、経験、人をしっかりと集めておかなければ朽ちていく一方です。人間は寿命のある生き物なので、100歳まで緩やかに成長していくなんて非現実的です。だからこそ、40歳までは本気で駆け抜けるというのが、私の仕事観です。と、去年、気付きました。 また、起業後、仲間達と同じベクトルを共有し、目標を達成する喜びの大切さを感じるようにも。会社が大きく成長した時、もし私が病気をしたら心配してくれる人はそれなりに大勢いると思います。 でも、上場や売上達成に対して喜んでくれるのは、社員などの仲間たちしかいないでしょう。 そう思ったら、悲しみよりも喜びを共有できることを大切にしよう 、喜びを共有できる仲間を増やしていこうと思うようになったのです。
最後に、応募者へのメッセージをお願いします。
トップレベルの人材になりたい、質の高い成長を手に入れたい。そう思っているなら、是非一回話しましょう。企業詳細でも話しましたが、bfjには圧倒的に成長できる環境があります。また、自分のキャリアについて何か悩んでいるなら、その相談でも構いません。もう一つ言うなら、コミットメントを持ってなにかにチャレンジしたいと思っている人に会いたいですね。 bfjの目標は人材輩出企業といわれるようになり、どこにいってもbfj出身者は活躍するよね、と言われる環境と会社をつくっていくことです。 そのために上場も一つの手段として目指し、大きな時価総額を出せる会社となり、人が全力でビジネスできる環境を作り、成長産業に身を置きながら会社を大きくしていきたいと思っております。 応募、というより話してみたい、相談してみたいでもいいです。ウェルカムなので、ぜひご連絡ください。