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インタビュー画像経営企画室 HR&Culture統括/採用責任者 眞砂 健太氏

株式会社カナリーに入社するまでのキャリアは?

メディア事業等を手掛ける会社に新卒入社しました。ビジネス職で入ったのですが、新入社員100人中4人が選ばれる採用担当になりました。そんな訳で、入社1年目から新卒採用の業務に就き、採用活動全般を手掛けていました。2年目にはリーダーとなって、チームで結果に繋げる役割を担うことに。採用戦略を考えて戦術に落とし込む仕事もしていました。 新卒採用の仕事は1年サイクル。それを3周した時点で、次のキャリアを考えようと思っていました。元々事業をやりたくてその会社に入ったので、事業に携われるように社内異動するか、あるいは転職するかを考えていました。同様に採用という仕事にやりがいを見出していたため、そのまま採用担当のキャリアを歩むことも選択肢の一つにありました。 次のキャリアを考えていた私は、スタートアップに興味がある人向けのメルマガに登録し、その配信元であるベンチャーキャピタル経由で当社からコンタクトがあり、副業で当社のエンジニア採用を手伝うことになりました。

採用責任者に就任した理由は?

副業で当社のエンジニア採用をする中で、代表の佐々木に「事業の運営に携わりたい」と今後のキャリアの話をしたところ、当社で事業をスケールさせないかとオファーを受け、メディア事業等を手掛けるメガベンチャーを辞めて、正社員になりました。その会社での社内異動の道もありましたが、「どちらが大変か?」と自らに問い、スタートアップの当社で事業を伸ばす道を選びました。よりハードな環境に身を置いた方が、豊かな経験が得られると判断しました。 当社の正社員となり約1年間、『カナリー』のプロダクトマネージャーを務めました。並行してエンジニアの採用も引き続き担当しました。2022年11月に、会社の今後を見据えてミッション・ビジョン・バリューをリニューアル。私がそのメイン担当でした。代表を筆頭に経営陣と当社の在り方を議論し、明文化しました。 会社の今後を考えた時に、カルチャー作りと人材の採用・育成が重要だと感じ、自ら志願して採用責任者に就任。PMの仕事は止めて、採用にフォーカスすることに。バリューにある「圧倒的なオーナーシップ」の考えに基づいて、会社に今、何が必要で、自分は何ができるかを考えた時、前職でのエンジニア採用の経験を生かして、当社のカルチャー作りと採用強化を進めることだと結論付けました。

ミッション・ビジョン・バリューをどうやって作りましたか?

ミッション・ビジョンとバリューは、異なるアプローチで作りました。ミッション・ビジョンは、会社の目指す先を示すものなので、代表が何を思い、どこを見据えているのかを知るため、徹底的なヒアリングから始めました。方向性が見えたところで、それについてボードメンバーが集まって議論を深め、ミッション・ビジョンが出来上がりました。 バリューは、ミッション・ビジョンが明確になった後、各メンバーにディスカッションの場を用意し、ボトムアップのアプローチで出てきた意見を、最終的にボードメンバーが煮詰めて設定しました。バリューはメンバーの日々の行動や判断の基準となるもの。“自分事”にならないと無意味だと思っています。だから、バリューだけは社員の意見を中心に作りました。いい意見が沢山出てきて、社員の仕事に対する思いを知ることができ、みんなが納得するバリューに仕上がったと感じています。

採用をする上で大切にしていることは?

素直でいい人を採用する。これが大前提です。チームでバリューを生み出すには、コミュニケーションに気を遣う人材だと、どれだけ他のスキルが優れていても、ワークしないと考えます。ネガティブな発言が多い、周囲のフィードバックを素直に受け入れない、といった人材がチームにいることで、チームメンバーのパフォーマンスが下がってしまいます。当社のメンバーには、快適な人間関係の下で伸び伸びと業務に当たってもらいたいと思っています。 能力やスキルよりも「一緒に働きたいか」を前提に、三つの要素を大切にしています。一つ目は「チーム意識」。個人の成果を追うタイプではなく、チームで価値を生み出すことにやりがいを感じる人と働きたいです。まだ小さなスタートアップだから、足し算ではなくかけ算で成果を出すことが重要です。二つ目は「成長志向」。何事も他責にせず失敗も吸収して成長できる人材がいいですね。三つ目は「変化への柔軟な対応」です。現状は、ビジネスも組織面でもまだカオスな状態。変化を好んでスピード感のある柔軟な対応ができる人材だと、現在のフェーズにマッチすると考えます。

『カナリー』の強みはどこにあると考えますか?

使いやすさです。イケてるデザインのアプリやWebサービスを使いたいと思うのは、ユーザーの本音だと思います。特に、私のような20代の人間には、良いものを使って快適なユーザー体験をしたい、という思いが強いのではないでしょうか。私も引っ越しの際に『カナリー』で物件を探しましたが、かなり使いやすかったです。 現代のビジネスにおいて、デザインが占める役割はとても大きなものがあります。狭義の意味でのデザインだけでなく、ユーザーの課題や行動を深掘りし、ニーズを浮き彫りにして最終的なアウトプットに落とし込む。そうすることで、ユーザーフレンドリーなプロダクトを生み出すことができます。 加えて、UI/UXデザイナーには、組織デザイン等会社の組織面や経営面でもデザインのスキルを発揮してほしいと願っています。

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株式会社カナリー
採用責任者 眞砂健太
以前はメガベンチャーにて採用リーダーを務めておりましたが、人の面で魅力を感じ株式会社カナリーにジョインしました。皆様もぜひ、気軽に社員とカジュアル面談などでお話しましょう!
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