ご入社の経緯をお話しください。
転職のきっかけは、前職の会社が、私が入社して3年後に、ある会社に吸収合併されたことでした。そのタイミングで、新たなチャレンジをしようと考えました。 当社を選んだ理由は、事業そのものに魅力を感じたからです。当時、インターネットショッピングは一般的に利用されていませんでしたが、今後、大きく成長する可能性を感じました。また、住宅設備機器やリフォーム等、衣食住の根源である住環境に携わることにも大きな魅力を感じました。この業界なら面白いビジネスが展開できると確信し、当社への転職を決意しました。 入社後は前職時代、開発経験があったことから社内システムの開発に従事していました。入社当時は、受注データの処理や発注を「Excel」で行っていました。市場にも、役務サービスまで対応可能な受発注機能や販売管理がある基幹システムのようなものは存在しませんでしたので、必要なら自分達で作るしかなかったのです。 事業拡大に伴い、「FileMaker」では追い付かなくなってきましたので、基幹システムにおいてはゼロから構築し直しました。 その後、組織自体も大きくなって、管理部門が確立されてきたことや、当時販促や集客を担当していた責任者が退職したこともあり、私の業務内容もマーケティングや販路開拓、新規事業企画・運営等にシフトしていって、営業推進部の業務を任されるようになりました。
ライフワン社で働く魅力、やりがいをお話しください。
当社の魅力は、大企業にはない、チャレンジ精神やスピード感です。 例えば当社は圧倒的な仕入れ力を背景に、薄利多売のビジネスで成長してきた会社ですが、コロナ禍で住宅設備機器不足に陥った際は、その方針を変え、倉庫にあった在庫の価格を引き上げて販売することで、損害を免れました。 大手企業の場合、臨機応変に方針転換をすることは難しいでしょう。大手家電量販店で、いきなり販売価格を上げることは難しいと思います。価格を引き上げてしまえば売れなくなってしまうのではないかという懸念もあります。ものが入ってこなければ企業としては存続できなくなる状況の中、それまでの余力を崩しながらどうにか凌いできたというのが、多くの企業にとってのコロナ禍だったと思います。 しかし当社では、このタイミングで従来通りの安値で販売し続けること自体が、企業として存続していく上では適切な行為ではないと判断しました。お客様には通常よりも高額での提供となってしまいますが、この時期には安定した商品の供給で、安定したサービスを提供することに舵を切ったのです。 当初はものが売れず、社内にも不安が広がりましたが、数カ月経つと、他社は在庫が一切ない状況となっていました。それ以降、コロナ禍は1年以上続き、商品も安定供給されない状況が続きましたが、当社は1年間、安定して住宅設備機器を販売できました。 当社は時代の変化に伴い、柔軟な対応方法を見つけ、迅速に対応することで成長してきた会社です。コロナ禍のピンチもチャンスに転換して乗り越えました。その対応力こそが当社の最大の強みかもしれません。
今後のビジョンをお話しください。
私個人としては、事業の加速化が命題であると認識しています。現在、当社は新規事業をどんどん立ち上げており、会社にとっては大きな分岐点を迎えていると思います。いかに効率的に飛躍していけるかが重要です。 また、営業推進部としては、新規事業を含めた各事業におけるノウハウを蓄積し、どのような事業にでも適応できるチームにしていきたいと考えています。例えば1カ月前には、初めて我々自身が仲介役となるマッチングサービスを立ち上げました。昨年は宿泊事業もスタートしています。今後もさらに、実店舗の立ち上げ等、様々な事業を立ち上げる予定です。 このように多種多様なビジネスの集客・販促に携わることで、ユーザーの方々に感動していただけるサービスを実現することが営業推進部の役割であると考えています。WEBサイトの制作だけではなく、SNSを使ったプロモーションからチラシの活用まで、ありとあらゆる方法を活用して、事業を発展させていきたいです。 以上のようなビジョンを実現するために迎えたいのは、コミュニケーション力のある人材です。話が上手い人、という意味ではなく、伝えるべきことをしっかりと伝えられて、聞くべきことはきちんと聞ける。技術や知識よりも、そういった当たり前の能力を持った方かを見極めて採用したいと考えています。
営業推進部のマネジメント方針をお話しください。
最も気を使っていることは、全員、仕事が嫌にならないような環境づくりです。仕事が楽しくない、人間関係で困っている等、社員一人ひとりが円滑に動けないことが組織として、最大の問題であると考えています。個々の能力が高くなるよう支援していくことも必要ですが、人間関係等、余計なことでやる気を削がれず、仕事に集中できて、福利厚生や給与等も含め、働きやすい環境を実現することが私の役割であると考え、取り組んでいます。 また、会社が様々な事業を展開していますので、その中で、それぞれのメンバーがやりたい仕事は何か、どのようなポジションを目指しているのかを定期的にヒアリングして、できる限りニーズに合わせた仕事にアサインできるようにしています。全ての希望が通るわけではありませんし、やるからには結果を求めますが、できるところから少しでも本人の希望に近付けるよう後押しはしますので、積極的にチャレンジしていただければ嬉しいです。