代表取締役社長・筒井 瑛輝氏

御社のビジネスに関して、強みとなっているのはどのような部分でしょうか？

セールス・営業の代行という領域に関しては、営業戦略の実行部分だけを切り離して事業化している企業は数多く存在します。しかし多くの場合、結果だけを成果と考えることから、その実行した戦略が正しいものだったか検証されず、結果的に営業活動の「質」が低下するというマイナス要素を生み出しています。 当社の事業は、営業戦略の設計から実行までをコンサルティングするものであり、結果が出るまでのプロセスもしっかりと重視しながら、クライアント企業のビジネスを成功に導くことを目的としています。その取り組みは、戦略立案のスタートから実行までを一気通貫で支援するものであり、結論として成功率が高いもの、失敗しづらいものになっています。それが当社のビジネスの強みだと、私は考えています。

御社に入社することで得られるメリット、感じられる魅力は何だとお考えですか？

当社では、コンサルタント一人が複数のプロジェクトを担当し、常に3～5件の案件に関わるような業務スタイルを採っています。その業務を通して、多業種・多業界での様々なプロダクトに触れながらインプットを得て、戦略や実行策をアウトプットしていくことになります。その経験によって、セールスやマーケティング領域におけるスペシャリストにスピーディーに成長できることは、当社の環境にある魅力の一つだと思います。 また、当社は設立から間もない若い会社であり、組織拡大を目指す中で社内ポジションも数多く生まれています。その意味では、成長中の企業で重要な役割を担い、自身の力を組織づくりに発揮できる面白さを感じていただけるはずです。意欲のある方にとっては最適な環境であり、ご自身と当社の成長の両方を実感できる魅力があると思います。

社員の方々と接する上で、大切にしている考えや思いはありますか？

私が常に心掛けているのは、コミュニケーションを取る際には余計な感情を持ち込まない、感情をあらわにした会話をしない、ということです。社内で頻繁にやり取りをするのは役員が中心ですが、ポジティブな要素は率直に伝えますし、また反対にネガティブな要素に関しても包み隠さず、個人的な感情を交えずに正直に伝えるのが私のコミュニケーション方法です。 もちろん、社員達に対する感謝は必ず伝える、定期的にコミュニケーションを取りながら気持ちを伝えることは実行しています。また、セールス業務においても、同様の心掛けで取り組むようにしていますし、率直な意見や正直な見解を相手に伝え、クライアントの根本を捉えて会話をすることこそが価値提供に繋がると私は考えているのです。

これから入社する方々、社員の方々に期待するのはどのようなことですか？

メンバー達に対しては、定性的な要素でお話しするならば「自ら考えて動く」ことを求めています。プロジェクトのKPIを設定する際にも、請け負った業務範囲の中だけで考えるのではなく、クライアントの事業を成功させるための目標を自ら考えて定めるべきだと思っています。言われたことを実行するだけではなく、能動的に考えてスピーディーにアクションを起こすこと。それが当社の社員に期待することです。 時には、クライアントのニーズと自身の考えにギャップが生じることもあるかもしれませんが、その場合は無理をすることなく、でき得る限りのベスト、ベターを尽くすべき、というのが当社の考えです。お客様、業務を共にする仲間やパートナー、そして私達自身、その全てが幸せを感じられる環境での最善を目指す。それが当社のモットーの一つでもあるので、今後入社する方々にもその思いに共感していただきたいですね。

企業として、御社はどのような存在になることを理想としていますか？

現在の日本国内市場においては、コンサルティングを導入する際のコストが二極化し、高単価と低単価のどちらかに偏っている印象を私は持っています。大手企業だけがDX推進に成功し、中・小規模企業がまだIT導入等で後れを取っているのも、その表れだと思っています。セールスコンサルティングに関しても、コストに限りがある小規模な企業が中堅クラスの企業へ、また中堅企業がエンタープライズクラスの企業へと飛躍しづらい世の中になっていると感じます。 その現状の中で、当社はBtoBの領域にフォーカスし、クライアント企業が飛躍するために必要なセールスマーケティングを担えるコンサルティング企業になりたいと考えています。クライアント企業の規模にかかわらず、成長を支援できるインフラとしての役割を担い、そこで価値提供を行えるような存在になりたい。それが、当社の理想です。