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インタビュー画像代表取締役社長 佐野 智史氏 遠鉄システムサービスで初のプロパー社員出身の社長。大学卒業後、新卒で遠鉄システムサービスに入社。エンジニアとして数々の遠鉄グループ各社のシステム開発に参加。SE、PMを経て、管理職、取締役を歴任。2022年、代表取締役に就任。これまでの仕事や組織の枠にとらわれない自由な発想でチャレンジを推奨し、自社の社員が幸せになれる経営を志している。

代表取締役に就任するまでのキャリアは?

1989年、私は当社に新卒入社しました。私は袋井市の出身で、大学卒業後は静岡県内の企業で働きたいと考えていました。遠州地域で暮らす人なら「遠鉄」の名前は誰もが知っています。地域を代表する会社で働きたいと考え、遠州鉄道株式会社を受けました。けれども、理系学部の出身だったこともあり、遠州鉄道の100%子会社で遠鉄グループのシステム開発を担う当社を勧められ、こちらで内定を頂いたことから、エンジニアとして入社しました。 プログラマからスタートし、その後はSE、そしてPMとして約20年間、遠鉄グループ各社のシステム開発を担当しました。キャリアの途中で遠州鉄道へ出向して、システムの企画も手掛けました。システムを発注する側の立ち位置で、当社に開発を依頼する側も経験しました。当社に戻ってからはマネージャーになり、その後は取締役として経営にも参画。2022年、プロパー社員として初の代表取締役に就任しました。

社長の任期中、どんな仕事に取り組みたいとお考えですか?

基本的には歴代社長が築いてきた路線を継続します。遠鉄グループ各社のシステム開発と、遠州地域の教育現場、ならびに自治体や民間企業向けのソリューション提供を進めていきます。ただ、社長に就任した際に、遠鉄グループ全体への貢献もさることながら、一緒に働いてきた当社の社員のために、代表取締役として何ができるだろうかと考えました。歴代の社長はグループ会社で活躍された方々でしたが、私はプロパー社員から初めて就任した社長。みんな言葉にはしませんが、社員は「変化」を期待しているのではないかなと感じています。 就任中に実現したいのは、遠州地域の壁を取り払うことです。遠鉄グループの一員として、遠州地域のインフラを支えてきたと自負しています。それは当社の強みであり、今後も主力事業として大切にしますが、他方で遠州地域にこだわらず、他の地域にも40年間培った技術力で貢献できる企業に成長させたいと考えています。

仕事をする上で大切にしていることは?

ビジネスの世界でもよく耳にする「守破離」という言葉を、私は昔から大切にしています。「守」はこれまでの道筋をたどること、「破」はその道から逸れること、「離」は全く違う新しい道を開拓すること。私はとりわけ「離」の部分が大切だと思っています。当社のこれまでの事業を守りながら、その道から逸れることを恐れず、新しい道を開拓する。社員達にはそんなチャレンジングな仕事を期待しています。 「地元密着」を強みにしながらも、全国を視野に入れて事業拡大を目指そうと、社内にはアナウンスしています。そのために、失敗を恐れずにチャレンジをしようというメッセージも発しています。企画開発の部署を新たに組織して、数多くのお客様へ新しい価値提供ができるように既存ビジネスの枠にとらわれず新しいことに積極的に取り組んでいきます。

遠鉄システムサービスは、どんな社風の会社ですか?

遠鉄グループの中では柔らかい社風の会社だと思っています。遠鉄グループは社会インフラの会社ですから、安心・安全がモットー。そのため、会社組織も堅くなりがち。そんな中で、システムインテグレーターである当社はIT企業という側面もあるため、カルチャーとして柔軟性が高いと感じています。遠鉄グループ水準の充実した福利厚生等の基盤の上に、フリーアドレスやフレックスタイム制等、IT業界のカルチャーもミックスマッチしています。 2024年5月からは「ドレスコードフリー」をスタートさせ、TPOに合わせて服装を自由に選択できるようにしました。最初は戸惑う社員も多かったのですが、今はみんなそれぞれの業務に合わせてリラックスできる服装で働いています。チャレンジが活発な会社にするため、ドレスコードフリーを導入しましたが、IT企業ならではのカジュアルな雰囲気を醸成することで、自由な発想が生まれると考えました。

佐野社長にとって「仕事」とは?

私にとって仕事は、楽しみです。世代的にIT業界が「ブラック」と言われていた頃を知っていますが、当時は「苦しい」とは思っていませんでした。今からすれば、家族に迷惑をかけたと思いますが、大変な仕事を楽しみながらやっていました。物事を深刻に考えないタイプなので、つらい状況でも自分を追い込むようなことはしません。仕事には真剣に向き合いますが、度を越えて深刻に考え悩むのではなく、目の前にあることを確実にこなす。それが大切だと思っています。 沖縄県民がよく口にする「ナンクルナイサー」。私はあの言葉が大好きで、自分のデスクに貼っています。正しくは「マクトゥソーケー、ナンクルナイサー」といって「誠実にやるべきことをきちんとしていれば、なんとかなるよ」という意味です。「なるようになる」という無責任な言葉ではなく、「人事を尽くして天命を待つ」ということわざに近いニュアンス。物事を深刻に考え過ぎないのも、やるべきことは全てやり切るのを前提にしています。

遠鉄システムサービス株式会社
採用担当 吉川
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