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株式会社QVC ジャパン

  • 商社(卸売)・流通・小売り系
  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系
  • IT/Web・通信・インターネット系

「見つかるうれしさ、好きになるよろこび」ショッピング体験の楽しさを届けるために

外資系
上場
自社サービス製品あり
グローバルに活動
残業少なめ

企業について

テレビ・インターネットを中心とした通販事業を展開するQVC。
1986年、アメリカのペンシルベニア州で誕生し、日本支社であるQVCジャパンは2001年開局。QVCの番組は、ケーブル局、BSデジタルといったテレビのほか、Web・アプリ・Youtubeでも視聴可能となり、取り扱い商品は、ファッション、ジュエリー、美容、家電、グルメ、フィットネス、ホーム・ガーデングッズなど幅広い。

国内だけではなく、海外のブランド品も販売しているが、それはアメリカ本社をはじめ、イギリス、ドイツ、イタリア、中国に拠点を持ち、世界中にネットワークが広がっているQVCだからこそ。QVCの番組は、世界約3億64万以上の世帯に向けて放送されており、15のテレビチャンネルと7つのウェブサイト、195のソーシャルウェブページをもち、世界中のお客様に「ワクワクするようなショッピング体験」を提供している。

テレビショッピングを中心とした販売を行うQVCジャパンだが、テレビ以外にもWeb、スマートフォンアプリなど、マルチメディア展開を行っている。注文受付にしても、3つのルートを用意。電話をかけてオペレーターとやり取りをする以外に、音声自動応答サービス「クイックアクセス」での注文、そしてQVCジャパンのWebサイトで注文する方法もある。

「QVCの番組は、スマートフォンアプリでもリアルタイムで視聴できるようになっています。いつでもどこからでも番組を見て商品に興味を持っていただけるのは、テレビやネット単体の通販にはない、マルチメディア展開している当社ならではの強みです」

3年ほど前にQVCアメリカ本社は、シアトルを拠点とするインターネット通販の『Zulily(ズーリリー)」を買収。Zulily(ズーリリー)とは、主に小さい子どもを持つ母親をターゲットとし、衣類、雑貨、子ども向けのおもちゃ、キッチン用品などを販売している通販会社だ。また2017年には、米国第2位のテレビショッピング事業者であるHNSを買収した。これにより現在北米では、通販売上高ランキングでAmazon、ウォルマートに続いてQVCが第三位に名を連ねている。

最近海外では、テレビショッピングの番組を観ながら、スマートフォンやタブレットで買い物をする「セカンドスクリーン」が若い世代を中心に広がりつつある。日本でもその傾向は増えつつあるが、まだテレビショッピングとインターネットショッピングは切り離された存在であることが多く、QVC自体もテレビショッピングのイメージが強い。そこでQVCジャパンでもアメリカをモデルケースとし、テレビショッピングを軸としたビジネスを多角化していく計画で、それを実行するための新しいメンバーを必要としている。

「QVCとのカルチャーマッチを一番に考えています。中途採用の方は、経験やポテンシャルといった部分も見させていただきますが、当社のポリシーを掲げた『The QVC Difference』にもあるように、まずは『お互いに相手を尊重し、明るく楽しく前向きに』仕事ができる方を求めています。その上で、新しくメンバーになってくださる方には既存の枠組みや実務の流れなどを客観的に見て、QVCをよりよくしていくための変革を推進していただくことを期待しています同社の魅力を尋ねると、複数の社員が「インハウス型のサービス提供」だと答えた。商品の仕入れ、番組制作とその細部、注文受付、配送、そして会社の安全を守る警備まで、すべてを社内で内製している。ただモノを売るだけでなく、QVCのブランドを尊重し、同じ目的と方向性をもつメンバーが、お客様にショッピングを楽しんでもらうために日々取り組んでいる、そんな職場環境なのだ。そこでは、メンバー同士のコミュニケーションも円滑で、アイデアや意見が伝えやすい。

「会社としても、社員がQVCで楽しく、またQVCで働いていてよかったと思ってもらえるように様々な施策をとっています。たとえば社内で「文化祭」を開催したり、部署ごとの結束を高めるための予算を割り当てたりしているんです。その予算は自由に使うことができ、これまで社内でマグロの解体ショーや、屋台舟での食事会などが開かれました。サークル活動も活発で、活動費の補助もあります」

2001年の開局以来、順調に業務を拡大し、2009年からはテレビショッピング専門チャネルでは日本初となる、携帯電話での生放送映像配信サービス「モバイルQ! LIVE」をスタートし、2011年からスマートフォンアプリを導入、2013年には新社屋「QVCスクエア」での放送を開始したQVCジャパン。現在のお客様は主婦層が中心で、お買い物をして下さるお客様はリピーターが8~9割にのぼる。。今後は、これまで信頼を築いてきたお客様も大切にしつつ、新たに30~40代の働く女性 もターゲットとする事業を展開していく予定。

そのためにはQVCジャパンのイメージを変えていく活動も必要。すでに有名ファッション雑誌とのタイアップや、同社ITチーム、バイヤーチームのトップにいる女性バイスプレジデントが登壇するセミナーでのプレゼンテーション、また約2,000人が来場した「渋谷ヒカリエ」でのイベントなどを行っている。そして、近い将来には恐らく日本初となる、24時間365日ピュア4K放送が開始される。4K放送が始まればQVCジャパンはどのように変わるのだろうか。

「4K放送を視聴できる環境を整えていれば、これまでよりも多くのご家庭で番組を観て頂く機会が増えます。『何かおもしろい番組やっていないかな』とチャンネルを変えているときに、4Kによって、よりリアルで鮮明な商品を画面に映し出しているQVCの番組が目に止まることもあるでしょう。ピュア4Kの最先端技術を積極的に取り入れていくQVCを知ってもらう機会が増えることは、ビジネスチャンスもそれだけ広がります。4K放送を軸に、商品を提供するプラットフォームを拡大し、海外ブランドもさらに取り入れるなどラインナップも変化させていきます。『こんないい商品がQVCで買える!』と感じてもらうためには、コンテンツの配信先を、お客様が使うシチュエーションや生活スタイルに合わせて融合するのが必須課題です。目的を持って商品を探しに行くのではなく、何気なく観ていて思わず買いたくなってしまうのが、QVCで買い物をする楽しみのひとつですから」

実店舗やeコマースだけでなくテレビ放送という媒体を強みに持ち、これから新たなターゲットに向けて新事業を展開していくQVCジャパン。お客様に楽しんでもらうためには提供する側が楽しくなければならないというポリシーを持っている。「人に投資してくれる会社」だという同社は、働く側にとっても魅力的な環境だろう。

「会社が成長し続けているので、社員が新しいことにチャレンジしやすい環境です。社内にあらゆる職種の人が揃っているので、力を貸してほしいと思えば、いろいろな角度から力を貸してくれる人がいて心強いですね。それに、働いてみると、会社が社員を大切にしようとしているのが手に取るようにわかります。最後に当社の自慢のひとつをご紹介しましょう。それは、カラフルでスタイリッシュなオフィス。日経ニューオフィス賞の『ニューオフィス推進賞(経済産業大臣賞)』受賞するほど、きれいでカッコイイんですよ!一度、当社のオフィスを見に来てもらえれば、メンバーがどれだけ楽しそうに働いているかをわかってもらえるはずです」

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インタビュー

株式会社QVC ジャパンのインタビュー写真
Y.T氏 Head of TV Sales and Broadcasting JP Head of Broadcast Engineering JP ソフトウェア開発、放送機器の輸入販売業を経て、2012年株式会社QVCジャパンに入社。新規プロジェクトのシステム構築と運営に携わる中、QVCフランスの開局プロジェクトメンバーに自らを売り込んで抜擢される。2015年にはフランスに駐在、海外プロジェクトメンバーとともに新規開局に貢献。帰国後2017年から、ジャパンのテレビ放送部門全般のマネジメントを行う。趣味はバスケットボールとジョギング。

── QVC入社までの経緯を教えてください。

新卒で入社した会社では、プログラマーとして、パソコンに使用されているチップセットなどのソフトウェア開発に携わっていました。その後、放送機器の輸入販売代理店へと転職。当時、QVCはお客様にあたる会社で、私が取り扱っていた製品を、QVCアメリカとイギリスで販売していたため、その流れでジャパンにも納めるようになりました。特にジャパンでは、販売だけでなく放送機器をソリューションとして提供していました。

そんな時、QVCで新しい社屋を作るプロジェクトが動き出したことを知り、自ら手がけてみたいと思い入社を決めました。

入社後は、新社屋の放送システム構築、... 続きを読む

企業情報

会社名

株式会社QVC ジャパン

業界

商社(卸売)・流通・小売り系 > その他商社・流通・小売系

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > 放送(テレビ/ラジオ)・音楽・芸能

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

企業の特徴
外資系、上場、自社サービス製品あり、グローバルに活動、残業少なめ
資本金

115億円

設立年月

2000年06月

代表者氏名

代表取締役最高経営責任者(CEO) グレゴリー・ベルトー二

事業内容

テレビ・インターネットを主体とした通信販売業

株式公開(証券取引所)

主要株主

QVC UK Holdings Ltd.(60%)、三井物産株式会社(40%)

従業員数

1500人

本社住所

千葉県千葉市美浜区ひび野2丁目1番地1

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