グループ内のDXを推進する部署・GDSCの目指す姿を教えてください。
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス全体のDXを推進するGDSCの目指す姿は、自らがデジタルサービスを創造・提供するための「実現力」を有する組織です。「ヒューマンドリブン×デジタル」によってマーケットから顧客を創出し、顧客体験価値を生み出すことが我々のDX戦略であり、それを成し遂げる「実現力」がある組織を目指しています。 ホールディングスのミッションは、各ブランドの個性を生かしながら新たな価値を提供することであり、その達成のためにデジタルの力を活用しながら超高速に取り組みを推進していくことが、GDSCの役割だと私たちは定義しています。 一方で、これまでのIT部門は「要望のあったものをつくる」というスタンスであり、言わば“受け身”の意識があったことも否めません。その意識を転換し、プロダクトに対するオーナーシップを発揮しながら、ベンダーに依存することなくサービスを世の中に生み出すことを実現していきたいと、私たちは考えているんです。
その目標を達成するために、現在とくに注力していることはありますか?
デジタルサービスを創造・提供するための実現力を高めるために、GDSCでは「アジャイル型」の内製開発組織の構築を進めています。この取り組みは2019年にスタートし、トライアルを終えた2022年はいよいよ実践のタイミング。今回の人材募集も、その組織変革と拡大に参画していただく方々を広く募ることが目的です。 またアーキテクチャをクラウドに移行していっているため、人材育成には非常に注力しています。オンラインの研修プログラムや社内教育制度導入など、成長支援のコンテンツを充実させることももちろんですが、実務で実践・経験していく場を作り出していくことで経験学習サイクルを回し、「実現力」のある組織づくりに取り組んでいます。
その他に社員の成長を支援するための取り組みはありますか?
私は、仕事を進める上では言われたことをやるだけではなく、自分なりの考えを持ってその実現を目指すほうが、より仕事の楽しさを感じられると思っています。「こうなりたい」「こうしたい」という一歩先の未来を思い描き、その過程にある困難も乗り越えた先にいる自分をイメージすることで、ワクワクしながら仕事に取り組めるはず。その楽しさこそが人材の成長を促進すると考えているので、仕事を楽しむための仕組みをつくり、現状の環境に変化を起こしながら成長を支援することが自分の役割だと意識しています。 また、1 on 1でのコミュニケーションも積極的に取るようにしています。その会話を通じてメンバーをフォローアップし、一人ひとりが生み出す成果の質を向上させることも、私の責務だと思っていますので、これからも試行錯誤しながら成長をサポートする仕掛けをつくっていきたいと思います。
貴社で働く上でのやりがいはどんなことだとお考えですか?
GDSCは2022年4月に発足した“立ち上げ期”にある新しい横断部署です。その意味では、組織としてのルールやしばりにストレスを感じることのない環境で、グループ全体のIT組織を統合するという重要な業務を担えるという大きなやりがいを感じられるのではないでしょうか。 また、SIer企業でシステム開発に携わるのとは違い、事業会社のプロダクトを、オーナーシップを持って企画段階から推進することができるという部分にも魅力を感じていただけると思います。デジタルの力でトップラインを伸ばし、顧客創出のための仕掛けを実現していく。そしてその成果によってブランドの新たな価値を生み出す。大きな裁量を持ち、恐れることなくチャレンジできるこの環境で、ぜひやりがいある仕事を体感していただきたいと思っています。
これから、どんな方を新たなメンバーとして迎えたいとお考えですか?
会社の成長と自分の成長という両面を、この環境で成し遂げたいと考える方をお迎えしたいと思います。ビューティー業界でエンドユーザーへのダイレクトセリングを手掛ける当社では、人の力をいかにデジタルで最大化するか、というダイナミックなチャレンジができます。新たな価値を創造する上では、正解のない取り組みを進めるというストレスやプレッシャーを感じることもあると思いますが、それを乗り越えた先の自分をイメージしてワクワクできる方に、ぜひジョインしていただきたいですね。 当社には中途入社のメンバーも多く、幅広い経験領域やバックボーンを有する仲間とともに仕事に取り組めます。これから入社する方にも、多彩なキャラクター、さまざまな専門性を持つ仲間から刺激を受けながら、成長を果たしていただきたいと思っています。