ご略歴をお教えください。
大学卒業後、SIerに入社し、SEやPMとして大手商社向けの基幹システムや営業支援システムの開発および保守運用に11年ほど携わりました。その最後の頃に、ちょっとしたきっかけで現・キャリアマートホールディングスの取締役社長である安田泰司さんと知り合い、非常に意気投合したのです。そして、お酒を酌み交わしながらキャリアマートの事業についてあれこれ意見を交わしていくうちに、会社の可能性と安田さんの人柄に魅かれ転職を決意したという経緯です。 2019年にジョインして情報戦略部門を新設し、2020年に以前からのBPO事業部も兼務する担当役員に就任します。その直後にコロナ禍となってしまい、売上が伸び悩む時期となりましたが、経営企画部も兼務して助成金の対応等を行い、持ち堪えました。その後、コロナが落ち着くとともに業績は回復し、ポストコロナの今では大きく成長をしています。 そんな中、安田さんとキャリアマートの代表である小林弘樹さんの三人で以前より議論を進めてきたキャリアマートの分社化に舵を切ることを決めました。採用アウトソーシング事業と求人広告代理店事業を手掛けてきたキャリアマートとして、今後それぞれの旗色を鮮明にすべくそれぞれの事業部が会社となりました。BPO事業部は、これまでの採用のアウトソーシング事業の更なる成長と、採用の枠を超えてアウトソーシング会社として大きくなるために株式会社BPO Japanを設立し、その代表に就任しました。
御社をどういう会社にしていこうと考えていますか?
社名を「BPO Japan」としたのは、まずはBPOを手掛ける会社であることを明確にしたかったからです。さらに「Japan」を付けたのは、ゆくゆく海外事業展開を見越してジャパンクオリティーをイメージしてもらうことを狙いました。また、「キャリアマート」の名称を付けていないのは、キャリアマートの手掛ける採用領域に固執せず、幅広い領域にも展開していくビジョンを示しています。 今後も、RPAやAI等の先端的なテクノロジーを積極的に取り入れ、生産性の極めて高いBPOサービスを追究しながら、ゆくゆくはグローバルかつあらゆる業界にビジネスを展開していきたいと考えています。
安さんの仕事観をお聞かせください。
生きる手段、でしょうか。生きるというのは、仕事以外にやりたいことを楽しむことを指しています。そのために必要なお金を稼ぐ手段が仕事、という位置付けです。お金があれば自由な時間を手に入れることができ、ハッピーになれるからです。キャリアマートグループのVISIONである「人と企業の“Happy”に貢献します」にも合致します。 また、仕事そのものにおいては、辛さや喜びを経験する手段でもあります。つらい局面を苦労しながらもみんなで力を合わせて乗り越えた時の喜びは、大きいですよね。苦労すればするほど、落差が大きい分、喜びは大きくなるもの。成長の幅も大きいです。ですから私は、あえて苦労が大きい方を選ぶことが少なくありません。
社員に対して、御社でどんな人生を過ごしてほしいかの思いをお聞かせください。
仕事だけでなく自分の好きなことをして人生を充実させてほしいと思っています。私は採用面接でどんな趣味を楽しんでいるかを聞いています。その時間を充実させるために仕事をしてほしいという思いがあるからです。もちろん「趣味は仕事」と言うぐらい、仕事そのものを楽しむ人もいていいと思いますが。 私はこれまで仕事に邁進してきました。あまり趣味と言えるものがないのですが、キャリアマートグループに来てからは、グループがスポンサードしている女子サッカーWEリーグの「マイナビ仙台レディース」の試合観戦に、仙台支店のメンバーと一緒によく行くようになりました。スポーツ観戦が好きで、今度は仙台のメンバーと野球観戦にも行く予定です。
最後に求職者へのメッセージをお願い致します!
アウトソース事業を手掛ける当社には、現場作業の知見が大量に蓄積されています。これを学べるとともに、その生産性をIT活用で高めるノウハウも学ぶことができます。そのノウハウは決して簡単なものではありません。サービスレベルを高めなければお客様に使ってもらうことができず、そのためにはお客様の業務についてお客様以上に理解する必要があるからです。 当社では、前述の通りRPAやAI、クラウドといった先端的なテクノロジーを貪欲に吸収してサービスレベルを高めていきます。当然ながら社員として働いているメンバーのスキルも自然に高まっていく環境だと思います。自分自身のキャリアアップのためにも、当社をうまく活用してもらえたら嬉しいです!