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インタビュー画像代表取締役 高橋 翼氏

プロフィールをお教えください。

私には二つの大きな気質があると思います。一つは「人と同じことをしたくない」こと。もう一つは「誇ることに打ち込む」ことです。 物心ついた頃、初めて幼稚園という社会に所属した際、背の高かった私は列に並ぶのにいつも一番後ろ、つまり“端”でした。ここから、集団に同ぜず、他人と同じでありたくないと思うようになったと感じています。そんな気質は今でも脈々と自分の中に息づいています。 小学生の頃のこと、テレビを見ていて「頭がいい人はカッコいい」と思うようになりました。テレビに出られるような頭のいい人は凄い、羨ましいと。普通はそこで諦めると思うのですが、私は「ならば目指さないのはおかしい」と思ったのです。そこで大学の存在を知りますが、私の両親や親族に大卒者はいませんでした。ならば私は誇れるためにいい大学に行こうと決めたのです。けれども、中学から大学の附属を受験して失敗。高校受験で頑張り、リベンジを果たします。大学はエスカレーターで行けたので、目標を果たすと空っぽになりました。 目を付けたのは、事務機の代理店での営業。それがとても面白くて、夢中になって打ち込みました。歩合制にシフトして稼ぐようになったのですが、代理店営業は新規顧客にモノを売って終わりで、そのうち何のためにやっているのかと虚しさを覚えるようになったのです。ちょうど当時、付き合っていた彼女はもっと凄い仕事をしていたこともあって負い目を感じ、別れました。大学にも行かず、ギャンブルに手を出してやさぐれていきます。あれだけ“誇り”を大事にしていた自分でも、落ちるのは紙一重だと感じる原体験でした。 大学を2年留年してやっと卒業となった時、そんな私には就職先もない中で起業するしかなくなりました。24歳の2013年1月、当社の創業です。 それまで新規開拓ばかりやっていた反動で、月額料金を取る積み上げ型のビジネスをやろうと携帯電話レンタル業をスタート。そうする中で、料金滞納等で大手キャリアのブラックリストに載り、携帯電話が使えなくなって就職もできず社会復帰できない“通信困窮者”の存在を知ります。何のために会社を経営しているのかを考えた時、誠実に生きようとしている善良な人達に対して救いの手を差し伸べ、社会に貢献できる存在になろうと思ったのです。そこから誰もやっていなかった“誰でも使える”サービスに取り組み始めました。 ところが、レンタル携帯は「胡散臭い連中が使っている」「振込詐欺等の犯罪に使われるのではないか」といった疑念を招いて、当社への風当たりが強まったのです。自分の“誇り”が傷付けられ、葛藤するようになりました。社員も傷付いているかもしれない。そこで、身分証の提示や悪用を防ぐ規定を設ける等の対策を進めました。 2020年になると、そんな風当たりもSDGsやダイバーシティ&インクルージョンといったムーブメントが薄め、逆にフォローウィンドを吹かせてくれるようになったのです。これで、当社の事業への“誇り”を取り戻すことができました。 創業後、2020年頃までの葛藤期の忸怩たる思いが原動力となって、今、『誰でもスマホ』事業運営に誇りを持って打ち込むことができています。

御社を起業して実現できたこととは?

「50歳までに1,000億円企業にする」という個人的な目標を掲げています。毎年140%ずつ成長を続ければ到達できますが、現状の“成し遂げている”実感値は2%ぐらいの感覚で、売上高の17億円程度と符合しています。 また、会社をつくった時のミッションは、まずは最低限の「死なないこと」でした。そこから10年続けることができ、ひとかどの事業に成長しつつあると思えるまでになりました。 10年前に描いた「死なないこと」というミッションは、いわば自分だけが良ければいいという独善的なもの。経営者として未熟な期間を過ごし、「50歳までに1,000億円」というビジョンを持てるまでに成長できました。

高橋さんの仕事観をお聞かせください。

自己実現の手段だと思います。当社のパーパスを「日本を良くする。日本を強くする。」にしたのも、翻れば自分自身がそうしたいから。仕事を通じて自分の思いを実現させようということで、当社の事業は私自身の“Will”“Can”“Must”が完全に一致したものです。 また、社員にとっても各自の目的が実現できる環境をつくっていくことが私の仕事でもありますね。“Will”“Can”“Must”が一致しているほど、いい仕事環境はないと思うからです。

社員に対して、御社でどんな人生を過ごしてほしいかの思いをお聞かせください。

“会社は器”だと思います。自分一人だけでは、大したことはできません。だからこそ、「日本を良くする。日本を強くする。」というパーパスを掲げ、共感する人を集めているのです。人にはそれぞれ得意不得意があり、限界があります。そんな人達を集め、志を一つにすれば大きなことができるでしょう。 みんなが力を合わせて、船員としてアーラリンクという船を「日本を良くする。日本を強くする。」という目的地に向けて進めていく。船員は、“顧客創造”という動力を最大限確保し、目的地に到着することに貢献してほしいと思っています。船が向かう方向とスピードを決め、船員の心身のコンディションを整えるのは、船長である私の仕事です。

オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?

妻と愛犬のゴールデン・レトリバーの三人で暮らしています。犬は朝、散歩に行きたがらないので、毎晩三人でコミュニケーションしながら家の近所を散歩しています。 仕事の接待等はできるだけやらないようにし、会食は週1回あるかどうかというペース。夕食は家で取ることが多いです。家庭が生活や仕事の基盤であり、家族関係を良くしていたいとの思いがあるからです。 一時期、社内でもよく飲み会を行ってウエットな関係性をつくっていましたが、「社員は社員、家族は家族」と割り切るようになりました。会社は顧客創造に打ち込むビジネスの場であり、家族ではないからです。一方、社員のワークライフバランスは尊重し、待遇向上に努めていることはアピールしたいと思います。

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