株式会社DalcomSoft Japan | インタビュー | 転職サイトGreen(グリーン)

崔大憲 (Kevin) 代表取締役社長名古屋大学理学研究科修士課程卒。世界最大の総合化学メーカーBASF日本法人に入社。2014年、ポノス株式会社に転職し、大ヒットゲーム『にゃんこ大戦争』の海外展開を成功に導く。2017年、ゲームパブリッシング事業を立ち上げ、『SUPERSTAR』シリーズやハイパーカジュアルゲームの運営・開発を主導。在職中に京都大学経営管理大学院へ通い、2018年、MBAを取得。2020年10月、株式会社DalcomSoft Japanを設立し代表取締役社長就任。

以前から起業の意志はお持ちだったのですか。

はい。新卒で入社した総合化学メーカーを退職した時から、MBAを取得して、いつかは起業したいと考えていました。前職の会社では、国内で人気が高まっていたゲームの海外展開に携わった後、海外ゲームの国内パブリッシング業務を進めておりました。その中で、DalcomSoft社とご縁があり当社の設立に至りました。私はもともとエンターテインメントが大好きでした。ゲームも大好きで、今は『ゼルダの伝説』にはまっています。音楽は、言語や文化と関係なく共感できる人類共通のエンターテインメントでグローバル展開にも壁がありません。人を喜ばせるようなビジネスが出来れば良いなと考えていたので、ゲームと音楽で新たなエンターテインメントを届けている『SUPERSTARシリーズ』に携わることには大変やりがいを感じています。当社、DalcomSoft Japanのビジョンとしては、国内株式市場へ上場することを目指したいと考えています。ただそれは一つの目標であって、長くても100年ぐらいの人生の中で、世の中に貢献できることがあるなら、そこで出来ることを、前向きに、しっかり頑張っていきたいと思っています。時間というものは、過去から未来に繋がっている一方通行の矢印だと思っていますが、その中で我々に任された役割をちゃんと果たしたいと考えています。そのために一歩ずつ前に進むような感じで頑張っていきます。

Kevin社長も含めて、完全にリモートで事業を行っているのですか？

私自身は基本的にオフィスに出社して仕事をしています。他にも、管理チームなど、毎日出社しているメンバーもいますし、週に一日ぐらい出社するメンバーもいます。ただ開発チームや運営チームはフルリモートです。開発チームは、エンジニアチームとQAチームで構成されています。運営チームには、プランナーとデザイナーが所属しています。職種ごとにチームリーダーを中心にコミュニケーションを取りながら仕事をしています。京都に住んでいる方は、オフィスで仕事をしてもOKですが基本的にはリモートでお仕事を行っています。社員は京都や兵庫などの関西だけではなく、福岡、千葉、東京、埼玉、新潟など、全国に点在していますので、未だに顔を合わせたことないのメンバーがほとんどです。普段はオンラインでチーム間のやりとりが多いですが、全社会議やオンライン飲み会を開催してコミュニケーションを取ったりもします。また、チャットに雑談チャンネルなどを開設して、自由に会話しています。設立時からフルリモートで仕事をしているので、全員ルールはしっかり認識していますし、問題は起きたことがありません。上手く回っている状況ですので、今後もフルリモートでの事業運営は継続したいと考えています。

社員全員でワークショップを開催したと伺いました。

設立以来、コロナ禍が続き、全従業員が集まる機会がありませんでした。ようやく行動制限が解けましたので、新たな取り組みとして、設立以来初となる全社イベントとして、オフラインのワークショップを開催しました。今回のテーマは「みんなで仲良くなる会」です。バーベキューがメインですが、その前後にチームビルディングやビンゴ大会を行い、優勝チームにはSwitchやApple watchなどの景品も用意しています。旅費や宿泊費など負担もかかりますが、社員が一体となる大変良い機会だと考えています。エンターテインメントやゲームの事業は人が全てです。人が企画し、プログラミングやデザインをして、サービスを作り出しますので、メンバー間のコミュニケーションは重要です。メンバー同士、仲良くなって、より話しやすい環境を作りたいという思いで企画しました。なかなか全員が集まることは難しいですが、今後も年に1度など、定期的に開催したいと思っています。

社員の方々には、どのような成長を遂げてほしいとお考えですか。

当社は20~30代の社員が多いですが、若いときに、自身がやりたいことで、何かしらの成功経験を得てほしいと思っています。そのような機会を会社がどれぐらい提供できるかは明言できませんが、可能な限りチャレンジできる機会は用意したいですね。自ら進んでそういった経験をしたいというメンバーには、会社としてサポートしたいと考えています。今後は『SUPERSTAR』シリーズだけではなく、「IT×音楽×ファンダム」をテーマにした新規事業にもチャレンジしますので、その中でこういうことをやりたいという思いを持った方がいれば、会社も一緒に検討していきたいです。既存事業が忙しくなってきて、個人の思いを吸い上げる機会は設けられていませんが、会社規模が拡大して、余裕が出てくれば、そういうアイデアを持った人も出てくるでしょう。今は、私が旗振り役ですが、一緒に、旗を振ってくれるメンバーがいれば、大変嬉しいです。

今後の採用方針をお話しください。

仕事でも何でも一生懸命取り組める方を採用したいです。エンターテインメントの仕事は、想像力を持ち、他の人とコミュニケーションをとりながら、前向きに頑張る姿勢が重要です。個人が成長しなければ会社の成長もありません。常に上を目指して、前向きに取り組める方と出会えれば嬉しいです。自分のことを上手に表現できない人もいると思いますが、論理的ではなくても、「この人、頑張ったんだな」と伝わる人はいます。自己表現がうまくなくても、それが垣間見られるような方なら採用したいです。当社はまだ立ち上げて間もない会社ですが、急成長している会社です。優しいメンバーが多く、リモートでも話しやすい環境なので、入社したばかりの方も戸惑うことはないようにしています。“アットホームな雰囲気で、エンターテインメントとゲームが繋がった事業を行っている。” そこに魅力を感じる方、成長したい方とはぜひご一緒できたら嬉しいです。これから本格的に企業文化も形成されていくことになると思いますが、会社のビジョンに共感して、共に成長していきたい方はぜひご応募ください。