株式会社キャリアデザインセンター

株式会社キャリアデザインセンター（以下、CDC）は、東証プライム市場上場の総合人材サービス企業。
企業と人材を結び、双方に対して、企業の課題解決と個人のキャリア形成という価値を提供する会社です。
国内最大規模の転職サイト『type』などで知られるキャリア情報事業のほか人材紹介事業、IT派遣事業などを手がける。
クライアントはグローバル企業や日本を代表する企業から、成長著しいベンチャー企業、個性が光る中小規模の会社まで、業種も規模も様々。

キャリアデザインセンターという社名と、「質の高い人材の流動化を通して、企業の活性化と日本経済の発展に寄与する」という企業理念の通り、長らくキャリアを持つ優秀層の転職を支援する中途採用領域で事業を展開してきたが、時代の要請を受け、2012年からは新卒紹介事業も手がけている。

「いい仕事、いい人生」とは同社のコーポレートスローガンだが、その価値感は、中にいる社員にも浸透していることが特長だ。働く場としてのCDCは、ハイスピードでの成長を実現する場でもある。新卒採用に加え、成長の場を求める若きビジネスパーソンが同社に転職してくることから、社内は20代の社員が多く、平均年齢も30歳と若い。

評価は男女、年齢、社歴を問わず実績に応じて透明に、公平になされるため、入社1～2年で課長職、20代で部長職になることも決して珍しくはない。
パフォーマンスをタイムリーに評価するために、昇進・昇格の機会も年4回も設けている。

企業活動を人材戦略の面で支援する会社だけに、得られる視点や経験も多い。「ありとあらゆる会社に人材のニーズはあります。課題を解決するためには多岐にわたる業界の知識を得て、ビジネスや経済のトレンドを学ぶ必要がある。その視座の高さ、視点の広さが磨かれるのは当社ならでは」。こう同社の魅力を語るのは、取締役キャリア営業本部本部長の加山祐介氏だ。自身もCDCへの転職理由を「色々な知識を得たかった。そのような環境のほうが、今後の人生にも発展性が期待できると思ったから」と話す。

会社の仕組みや社風、および日々の仕事から得られる経験が、社員の成長を猛烈に後押しする。それがCDCという会社だ。

CDCの創業は1993年。創業社長の多田弘實氏はリクルート出身だ。同社で『とらばーゆ』を手がけ、今よりもはるかに人材の流動性が低かった時代から「仕事」や「キャリア」について考え、発信してきた人物だ。

創業後、CDCはキャリア志向のビジネスパーソン向けの転職＆キャリア情報雑誌の『type』、『エンジニアtype』、女性に特化した『ウーマンtype』を相次いで創刊。海外では普通だった「キャリア」という考え方を日本に根付かせるのに貢献してきた。女性の活躍に対しても、アベノミクス以降、にわかに社会の期待が高まっているが、そのはるか前からCDCは女性のキャリア形成に取り組んできた。そんな同社の先進性は、紙媒体からWebメディアに移行した今も健在だ。

今も同社の主力事業であるキャリア情報事業（転職サイト事業）。競合他社との差別化ポイントは、「営業」「エンジニア」「女性」に特化し、各々の課題により専門的な見地から支援することだ。「他社が百貨店なら当社は専門店。営業、エンジニア、女性はいずれの職種も悩みや迷いが多い。そんなユーザーの悩みや課題に寄り添ったコンテンツを提供しています」と加山氏。

かつて紙媒体で求人情報だけではなく、数々の優良なコンテンツを提供していたCDC。その機能は今、Webマガジンに移った。Webマガを通じて、すぐに転職をしたい顕在層だけではなく、「いずれ転職したい」、あるいは「キャリアを考えたい」という潜在層にもアプローチしていることも、同社の特長だ。このような優良なユーザー層を形成し、求人サイト、人材紹介、そしてリアルのイベントである転職フェアのメディアミックスで、様々な企業との架け橋となっているのだ。

20年以上前から同社が唱え続けた人材の流動化は今、本格的に進行し、そのトレンドは今後さらに強まるだろう。「今、日本が直面する課題は、労働人口の減少と膨らむ一方の国の借金。当社は創業以来一貫して、労働人口を活性化する取り組みをしてきました。ビジネスをやっていることそのものが社会貢献になるのです」と、加山氏は言う。ますます存在意義を高めているCDCの事業は拡大の一途をたどっている。現在）の売上を、2020年の東京オリンピックの年までには倍の水準にしたい考えだ。そのためには、成長を担う人材が必要だ。新たな仲間を得て、成長を加速させていく。

CDCは2004年にヘラクレス市場に株式を公開後、東証二部を経て、2013年に東証一部（現 東証プライム市場）への指定替えを実現。人材サービス業界を代表する企業の一角を占める。

だが加山氏は「成長したとはいえ、安定や商品力に頼るというフェーズではありません。当社はまだまだベンチャー。その自覚を持って上を追いかけていくというマインドのある人に来てほしい。みんなで力を合わせ、一緒に組織を作り、挑戦していきたいですね」と言う。

これから中途で入ってくる人に期待するのは、平均年齢30.3歳の若い組織で、チームをまとめていく役割だ。
世の中全体にポスト不足や閉塞感が蔓延する中で、CDCは違う。空いているポストはいくらでもある。

社内の新卒と中途入社者の割合は概ね5対5。
加山氏は大手旅行会社出身であり、社内はほかにも銀行、不動産、飲食など様々な経歴を持つ人材が集う。共通しているのは、実力で評価される環境で勝負したいという気持ちを持ち、チャンスを求めて入ってくることだ。「その気持ちが強く、メンタルの強さと人間力があれば活躍できる」と加山氏は言う。

社内は、働きやすさを追及する数々の制度も充実している。キャリア形成と成長を支援する各種研修や、モチベーションアップを促す表彰制度などだ。なかにはスコレー研修というユニークなものも。これは勤続5年ごとに35万円と10日間の特別休暇がもらえる制度だが、あくまでも「研修」として、一人で海外に行って見聞を広めて来ることが求められる。事前に何をするかをプレゼンテーションし、帰ってきたらレポートも提出する。一人で海外に行くという経験、メンバーや周囲の人に仕事を任せ、職場を留守にする経験などが、その後に役立つという。また、女性の多い社内では、働くお母さんを応援する制度も充実している。

様々な角度から働きやすさと成長を支援するCDCだが、それを活かすのは自分次第。予算を達成すればチームみんなで喜び、たたえあう社風だ。その中心に自分がいたら楽しいだろう。仕事の社会的意義、ハイスピードで成長できる環境、生き生きと働く良き仲間、そして働きやすい環境と制度の数々。CDCはこれらを兼ね備えた会社だ。ベンチャーマインドを持って常に上を目指し、この会社でチャンスを得て、成長したいという意欲ある人に仲間に加わってほしい。