GHインテグレーションに入社した理由は?
新卒で証券会社に入社し、その後、大手SIerに転職。そこで20年間営業をしてきました。定年退職が視野に入ってきた年齢で、その後の生活を考えました。まだ仕事を続けたい気持ちもありましたし、役に立つ自信もありました。ただ、20年間働いた会社に再雇用されて働くよりも、せっかくの機会なので外に出て、新しい環境に身を置いてみたいと考え、転職活動をスタートしました。 役職定年後の再雇用では、事務仕事がメインとなるため、今までのキャリアを生かして活躍できるフィールドを求めていました。システム開発会社をメインに面接を受けましたが、前職が大手SIerだったこともあり、どこの会社も「人脈の利用」を求められました。その点、当社は、私の経験を評価してくれました。この会社なら私の経験やスキルを生かせると感じ、入社を決めました。
入社後はどんな仕事をしていますか?
当社には「営業」で採用されました。SES会社ですから、クライアントとエンジニアの間に入って、案件を管理する仕事です。当社は小さな会社だったので、エンジニア以外の社員は私を含めて3名でした。そこで、エンジニアの採用や新人教育、マナー研修等も担当しています。 2022年から韓国人エンジニアの新卒採用を始めました。インフラエンジニアが日本で不足している現状を打開するために、韓国とコネクションがある当社ならではの取り組みです。国が違えば生活スタイルや商習慣は異なります。新卒の人材は20代前半の若者。地理的にすぐ近くだとはいえ、本国を離れるのは心寂しいものです。会社として日本の暮らしに慣れるようにバックアップしています。
今回の採用では、どんなエンジニアを求めていますか?
上流工程等も担当してもらうため、コミュニケーションが得意なエンジニアを求めています。韓国人エンジニアの新卒採用を含め、若手インフラエンジニアの育成を強化しているので、彼らを引っ張ってくれるリーダークラスの日本人エンジニアの採用を進めています。クライアントとの折衝やチームマネジメントをお任せするには、コミュニケーションの得意なエンジニアが適任だと思っています。上流工程やマネジメントの経験がなくとも、そこにチャレンジしてみたいと願っているエンジニアも大歓迎です。 若い韓国人エンジニアはガッツがあって、成長意欲も高く、学ぶ姿勢を持っています。非常にポジティブなエネルギーに満ち溢れており、昨今の日本の若者に足りない“覇気”のようなものを持っています。一緒に働いているとパワーをもらえる気がします。昨今の日本の若者は消極的だと言われていますが、その点でいえば、若い韓国人エンジニアは“育てがい”があります。みんな日本語がペラペラなので、コミュニケーションに困ることはありません。
GHインテグレーションで働くメリットは?
当社は、エンジニアの希望を聞く会社です。エンジニアが現場で一番困るのは「人間関係」。常駐先の現場と水が合わないこともあります。そんな場合でも、当社はエンジニアに任せるのではなく、会社がエンジニアの話を聞いて、現場を異動する等のしかるべき処置を講じます。心理的安全性を確保して働くのが、最もエンジニアファーストを感じてもらえる点だと思います。 現場のエンジニアと会社とのコミュニケーションも大切にしています。年1回の社員旅行があり、忘年会はホテルの宴会場を貸し切って盛大に開かれます。SESで働くエンジニアの多くが、会社への「帰属意識」を感じられずに転職すると聞きますが、当社は3カ月に1回は現場のエンジニアと話すように心掛ける等、SESならではの問題を乗り越える努力を続けています。
鈴木さんが考える「仕事」とは?
私の世代にとって、仕事とは「生きるため」のものです。給料を稼いで家族を養い、時には自己成長に投資する。30年間、生きるため懸命に働いてきました。ただ、定年が近い年齢になって、心境の変化があります。あと数年でサラリーマン生活が終わると考えると、今までに培ってきた経験を後進に伝えたいと思うようになりました。大手SIerでの再雇用という安定を捨ててまで当社に来たのは、若い人達に様々な経験を伝えたいと思ったから。今回の採用では、一緒に若いエンジニアを育ててくれる経験豊富な人材と出会いたいですね。 短絡的な話ですが「人生何とかなる」ものです。いろんな壁にぶつかりますし、会社をクビになるんじゃないかなと思うことは、2~3回は必ずありますよ。でも、「もうダメだ!」と思った時でも、踏ん張れば何とかなります。エンジニアでキャリアを諦めそうになっている人がいれば、ぜひ一緒に働きたいです。当社は、エンジニアファーストでキャリアを伸ばせる会社です。