UZUZ設立前の経歴についてお聞かせください。
新卒で入社したのは、ギークス株式会社というIT人材事業を手がけるベンチャー企業です。 学生の頃から将来起業したいと思っていた私は、就活の際馬鹿正直に「入社したら1年で辞めて起業します!」と伝えていたため、あらゆる会社からお見送りを食らっていまして(笑)。今考えれば当たり前なんですが、ギークスはそんな生意気だった私を「面白いね」と拾ってくれたんです。 その後仕事にも慣れ、面接で宣言した1年が経過する頃でしょうか。 大学時代の友人が第二新卒の就活を支援する人材紹介会社で、社長と2人で働いていることを知りました。当時は「第二新卒」の言葉の意味も知りませんでしたが「社員が2人しかいない会社に入社したら、もはや起業したも同然だな!」と考え転職を決意。 ここから、私の若者に対する就活支援人生がスタートしました。 私が面談した方の中には、将来の活躍が見込める方がたくさんいました。でも当時は「既卒・第二新卒だから」という理由だけで、チャンスがもらえないことも多かったんです。 でもそれって、どう考えてもおかしいじゃないですか。少子高齢化が進む日本で「働きたい若者」と「若者を欲する企業」がいるのにマッチングしていない。それは間違いなく大きな社会的ロスです。だからこそこのミスマッチを解消できれば、企業や若者、ひいては社会にとってプラスになると感じたんです。 そしてちょうどこの時、当時の社長が会社を売却しようとしていたので「それなら自分たちがこの想いをもっと形にしていこう」と、事業を引き取ることにしました。そうやって始まったのが「株式会社UZUZ」です。
UZUZの事業について教えてください。
UZUZの社員は、多くが既卒・第二新卒経験者です。新卒至上主義が未だ根強い日本で、UZUZ自ら業績を伸ばせば「経歴に関係なく活躍できる」ことの証明になる。そう考え、今日に至ります。 そんな弊社が創業時から一貫して取り組んでいることは「既卒・第二新卒の人材紹介」。仕事を探す若者と、意欲ある若者を採用したい企業を結びつける事業です。 より多くの若者に寄り添い、ミスマッチの少ない求人のご紹介を続けてきた結果、現在では年間1,000名を超える方の就業支援に成功。離職率も低く、弊社経由で就職した方の短期離職率は、一般的な数値の半分以下。高い精度でのマッチングを実現できています。 もちろんそれだけではありません。ミッションである「自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる」を実現するためにも、様々な事業に取り組んでいます。 例えば、研修型の就職支援サービスを提供する「ウズウズカレッジ」や、各種SNS(YouTube・Twitter・TikTokなど)の運営などもそのひとつです。 創業当時と比べると、既卒・第二新卒の採用に前向きな企業が増えてきた実感はあります。ですが、UZUZが目指すミッションの実現にはまだまだ遠く及びません。 今まで以上に進化を加速させて、世の中に大きなインパクトを与えていきたいです。
「UZUZの強み」はなんですか?
理想や社会的意義を追い求める「ロマン」と、利益を生み出していく「ソロバン」。この2つを両立させるため、妥協せず取り組めるのがUZUZの強みです。 「既卒・第二新卒だけを採用」「若者向けに無料で研修実施」「費用をいただかない人材紹介」「培ってきたノウハウをYouTubeで無料公開」なども、一見すると“ロマン”のように思えるかもしれません。 しかし私たちは、こういった事業も“ソロバン”として成立させることを諦めません。 この「理想を追い求めつつも、利益を出すため試行錯誤できる」こと、そして「利益を出した先で、理想実現のため更なる投資を行う」ことこそが、UZUZが業績を伸ばせる理由だと思っています。
どんな人と一緒に働きたいですか?
誰よりもウズウズ働いて、誰よりも結果を出せる。そんな方に、ぜひ入社していただきたいです。 UZUZでは“バランス感覚”が非常に重要になります。「理想」を追い求める気持ちと「結果」を出す力。双方をバランスよく持てる方は、非常にフィットするのではないかなと思います。 現在弊社は急拡大のフェーズに差し掛かり、社員数、事業共に伸び続けています。若者の就職支援や教育事業は引き続き伸ばしつつ、今後はウズウズ働ける人を更に増やす取り組みを今以上に加速させていくつもりです。 挑戦できることは無限にあるので、入社した暁には失敗を恐れず、どんどん手を挙げてもらえると嬉しいです。