コミューン株式会社

コミューンは「あらゆる組織と人が融け合う未来を作る」というVisionを掲げ、企業とユーザーのコミュニケーションを集約統合し、双方向化することでカスタマーサクセスをスケールし、LTV向上を実現するプロダクトを提供している。

わたしたちが作りたい未来は、過去の延長線上にはない。現状の制約や過去の歴史に囚われず、「こうあるべき」未来の姿を描き、クライアント、ユーザー、周りの人々に共有し実現するために、共に真に「こうあるべき」を追求してくれる仲間を求めている。

◼︎コミューンで働くメンバー
大企業出身者からスタートアップからの転職者まで、多様なバックグラウンドを持つメンバーが活躍している。また、インターンシップ生から活躍し、正社員として入社したメンバーも複数名いる！
創業者の三人は東京大学時代の同期で、ボストンコンサルティンググループ、Google、Cygames出身だ。

◼︎組織作りに対する考え方
自律駆動型組織となるため、事業KPIの状況、口座残高、外部株主から経営陣へのフィードバック、社内マネージャーミーティングの議事録など（ほぼ）すべての情報が全社に即時共有されている。
　※個人評価、待遇及びプライバシーに関わるもののみ非公開
これにより、メンバーはそれぞれが超本質主義的な意思決定を行うことが可能となり、働きやすくなっている。
また、他部門の状況も透明性高く知ることが可能となり、部門を超えた協力プレイが自発的に発生している。

◼︎働き方
コミューンでは、毎週金曜日を“出社推奨日”としている。これはあくまでも“推奨”であり、強制ではない。
コミューンが最も大切にしていることは「成果を出す人が最も気持ちよく働くことができ、成果を出し続けられる環境を作ること」だ。そのために“社員を大人扱いする”というスタンスを取っている。
また、コミューンの働き方は、プロサッカーチームに似ている。部門ごとに成果指標や役割は異なるが、全員が「勝利」を目指している。
役割が異なるからこそ「勝利」には相互リスペクトや助け合いが必要であり、成果指標が異なるから必ずコンフリクトが発生する。
コミューンでは、健全なコンフリクトはむしろあるべきだと考えている。
リスペクトを前提に、利益が相反する部門間で建設的な議論を行い、両者の立場を尊重しながら事業成長のためにより良い意思決定や働き方を見出す（アウフヘーベン）ことが推奨される。

◼︎発達思考型組織
コミューンは、発達思考型組織でありたいと考えている。OS（仕事に影響する人間性）の成長にコミットする組織だ。
そのためには、自身の弱みを含めて自己開示しあうことが必要だ。自分のことを身の丈以上によく見せたい、あるいは弱みは隠したい、という人には向かない組織である。
全社員が自分の人間性やそれを形作ったエピソード、MBTIの結果などを記述し、それをもとに同チームのメンバー、上長などと1on1を行う「心理的安全性プログラム」を運用している。

代表取締役CEOを務める高田優哉氏は、フランスの大学留学を経て東京の大学を卒業。コンサルティング会社に新卒入社し、東京、ロサンゼルス、上海オフィスでリードコンサルタントとして戦略コンサルティング業務に従事した。その後、橋本翔太氏（現 代表取締役CPO）とコミューンを共同創業し、ビジネスサイド全般を担当している。

橋本氏はスウェーデンの大学留学を経て、東京の大学を卒業。インターネットサービス会社の日本法人に新卒入社し、プロダクトマーケティング業務に従事した後、アメリカ本社に転籍して、広告製品の新規顧客ダイレクトマーケティングをリードした経歴を持つ。コミューンではプロダクトマネジメント全般を管掌する。

取締役CTOを務める山本晃大氏は、高田氏、橋本氏に“口説き落とされて”参画を決めた大学時代の友人だ。学業の傍らフリーランスエンジニアとして活躍し、東京の大学を卒業後、大手ゲーム会社にエンジニアとして新卒入社。フルスタックエンジニアとして活躍した。ハッカソン等で数々の受賞歴もある。コミューンではサービスの開発全般をリードする。

我々が目指しているのは「あらゆる組織とひとが融け合う未来を作る」こと。本来的には、企業とユーザーはよりよい体験 / サービスのために共創する関係である事が望ましいと考えている。しかし、企業とユーザーの間には、断絶 / 距離があり、それがゆえにコミュニケーションのハードルは高く、コストは大きく、円滑にコミュニケーションができる環境にはなっていない。我々は、それが企業にとっても、ユーザーにとっても損失であり、共創関係の構築を損ねていると考えている。

Communeの機能を拡張することはもちろんだが、場合によっては新サービスを立ち上げることも含め、如何にして企業とユーザーが融け合うことに近づけられるか？が当社にとっての最重要論点となる。

■経営理念／行動指針：
・Corporate Vision：あらゆる組織とひとが融け合う未来をつくる
・Team Values
　-超本質主義 / あるべきにベットして、コトに向かう
　-チームコミューン / 背中を合わせ、チームで前進する
　-インテグリティ / 顧客、社会、自分に誠実な仕事をする

コミューンが掲げるValue「超本質主義」「チームコミューン」「インテグリティ」。
多様なバックグラウンドを持つメンバーが、多様な役割で関わるなかで、社員全員がOSや経験、習慣の壁を乗り越えて共通の理解を持てるように、Valueをブレークダウンした具体的な指針を示している。

Communeの魅力は、解くべき課題の大きさ、意義、そして難しさにある。カスタマーサクセスとコミュニティという巨大な市場は、ユーザーが存在するすべての企業を潜在的な顧客としており、日本国内だけでも膨大な市場規模を誇る。これらの市場では、兆円を超える規模のビジネスチャンスがある。これは単なるビジネスの問題ではなく、社会的意義のある課題解決にもつながる。企業と顧客の関係を再定義することで、「本質的に顧客にとって価値ある企業が成長する世界」を実現することが可能である。

課題解決の難しさもまた、Communeの面白さの一つだ。これまで科学されてこなかった領域であり、Commune自身が「教科書」を作成しながら進む必要がある。つまり、未踏の領域を切り開くことが求められているのである。これは簡単な道のりではないが、その分、成功した際の報酬は計り知れない。

さらに、Communeは単に海外サービスの“タイムマシン”ではない。海外の著名サービスの「日本版」を提供するのではなく、海外でもまだ発展途上の市場を自ら開拓している点が特筆すべきである。カスタマーサクセスやコミュニティ市場はグローバルでも群雄割拠の成長市場であり、その難易度は高い。しかし、その分アップサイドポテンシャルは非常に大きい。Communeは「この企業の模倣をすればよい」という方法ではなく、すべてを自社で切り拓く必要がある。これは大きな挑戦だが、同時に大きな可能性を秘めている。特に、潜在市場はグローバルに広がっており、その可能性は無限大と言っても過言ではない。

このように、Communeの面白さは、その解決すべき課題の巨大さ、社会的意義の深さ、そしてその難易度の高さにある。未知の領域を開拓することの困難さと、それを乗り越えたときの大きな成果が、Communeを特別な存在にしている。無限の可能性を秘めた市場を自らの手で切り開き、新しいビジネスの地平を創出すること。それがCommuneの真の魅力であり、彼らのビジョンを形成する根本的な要素である。